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麻雀ルール全集

第77版 2018.5.23
日本の4人麻雀に関するルールです。


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8 その他

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目次


 8その他

   8-01割れ目

   8-02赤牌

   8-03花牌

   8-04北ドラ

   8-05その他の常設ドラ

   8-06白ポッチ

   8-07チップ

   8-08包

   8-09九種九牌流し

   8-10二家和・三家和

   8-11四風子連打

   8-12食い換え

   8-13食い直し

   8-14鳴き

   8-15親流れ

   8-16最終局の和了やめ

   8-17役満の和了による1精算単位の終了

   8-18同巡の定義

   8-19見せ牌

   8-20河底牌のポン・チー

   8-21自摸番がない人の鳴き

   8-22最終局の和了制限

   8-23役満の御祝儀

   8-24場決め

   8-25起家決め

   8-26場替え

   8-27自摸開始位置決め

   8-28牌の捨て方

   8-29捨て牌の成立時期

   8-30手積みで、賽子の出目の位置の牌が足りなくてその山から牌を1枚も取れなかった場合

   8-31利き手でない手の使用

   8-32本書に記載のない問題が生じた場合の処理

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 8その他

   8-01割れ目

【別名】芸者ルール、かんざしルール、博多おろし 【意味】配牌を最初に取り始める場所の人が、払うのも貰うのも倍

aなし bあり

    (以下は割れ目がある場合)

     8-01-01割れ目によって錯和料も倍とするかどうか

a倍にはしない b倍とする

     8-01-02割れ目によって積み棒も倍とするかどうか

a倍にはしない b倍とする

     8-01-03自摸開始位置決めで賽子2度振りの場合、17(ちょうど山の切れ目)の場合はどうするか

a上家を割れ目とする b下家を割れ目とする c上家・下家の両者を割れ目とする dその回は割れ目なしとする

     8-01-04賽子がゾロ目のとき4倍にするかどうか(大割れ目)

a4倍にはしない b4倍にする

   8-02赤牌

【意味】柄が赤い常設ドラ

aなし bあり

    (以下は赤牌がある場合)

     8-02-01赤牌の枚数

       8-02-01-015萬

aなし b1枚 c2枚 d4枚(5萬全部)

       8-02-01-025筒

aなし b1枚 c2枚 d4枚(5筒全部)

       8-02-01-035索

aなし b1枚 c2枚 d4枚(5索全部)

       8-02-01-043萬

aなし b1枚 c2枚

       8-02-01-053筒

aなし b1枚 c2枚

       8-02-01-063索

aなし b1枚 c2枚

       8-02-01-077筒

aなし b1枚

       8-02-01-087索

aなし b1枚

     8-02-02赤牌の役割

       8-02-02-01門前の場合

a和り役にもドラにもならない bドラとなる c和り役となる

       8-02-02-02門前でない場合

a和り役にもドラにもならない bドラとなる c和り役となる

        (以下は門前でない場合に和り役またはドラとなる場合)

         8-02-02-02-01明刻・明槓・明順子の中の赤牌

a有効 b無効

     8-02-03赤牌3枚の特典

a特になし bドラ6扱い c跳満

   8-03花牌

【意味】通常使用する136枚の牌に追加して使用する春夏秋冬(季節牌)または梅蘭菊竹(草木牌)の4枚または8枚のドラ牌

aなし bあり

    (以下は花牌がある場合)

     8-03-01花牌の種類

a春夏秋冬の4枚 b梅蘭菊竹の4枚 c春夏秋冬梅蘭菊竹の8枚

     8-03-02花牌を抜いた時にどの牌を自摸るか

a下家が次に自摸る予定の牌 b嶺上牌(ドラ表示牌の位置は必要分ずらしておく)

     8-03-03花牌を抜いた時にドラを増やすかどうか

a増やさない b増やす

     8-03-04複数の牌を同時に補充して和った時の和り牌

a点数が高くなる方 b点数が安くなる方 c同時に補充しない(同時に補充した時は和れない)

     8-03-05花牌1枚の役割

a1飜で役となる b1飜で役とならない c2飜で役となる d2飜で役とならない eなし

     8-03-06花牌を抜いた場合の天和・地和・人和・ダブル立直・一発

aあり bなし

     8-03-07花牌がドラ表示牌となった場合

aドラなし b春夏秋冬/梅蘭菊竹の順で次の牌がダブルドラ c残りの季節牌/草木牌3枚がダブルドラ d残りの7枚がダブルドラ e花牌以外が出るまでめくり続ける

     8-03-08自風と季節牌の関係によるダブルドラ

aなし b東家、南家、西家、北家は順に春、夏、秋、冬がダブルドラ

     8-03-09自風と草木牌の関係によるダブルドラ

aなし b東家、南家、西家、北家は順に梅、蘭、菊、竹がダブルドラ

     8-03-10季節牌4枚抜きの特典

aなし bドラ6扱い cドラ8扱い d役満(四季)

     8-03-11草木牌4枚抜きの特典

aなし bドラ6扱い cドラ8扱い

     8-03-12花牌を故意に抜かなくても良いか

a良い b良くない

     8-03-13花牌を捨てて良いか

a良い b良くない

     8-03-14花牌を手牌として使えるかどうか

a使えない b雀頭のみに使用可能 c雀頭・刻子・槓子として使用可能

     8-03-15海底牌が花牌だった場合の処理

a抜いて流局とする b次の自摸の位置にある王牌を補充する c嶺上牌があれば嶺上牌を、なければ王牌を補充する

   8-04北ドラ

【別名】北抜き 【意味】北を右端に公開するとドラとなり、嶺上牌から1枚自摸る ドラ表示牌の位置は2つずらしておく

aなし bあり

    (以下は北ドラがある場合)

     8-04-01右端に公開した北を鳴いたり栄和したりすることが出来るかどうか

a出来る b出来ない

     8-04-02北を捨てることが出来るかどうか

a出来ない b出来る

   8-05その他の常設ドラ

aなし b8筒が常にドラ(電車の車輪) c8筒と發が常にドラ(電車の車輪と緑の窓口) d7索が常にドラ(国会議事堂) e2筒が常にドラ(自転車の車輪)
f2筒と7筒が常にドラ(手錠と拳銃) g8索が常にドラ(シンボリルール;←パーソロンから)

   8-06白ポッチ

【意味】特別の印が付けてあり通常の白と区別出来る白

aなし b1枚 c2枚 d3枚 e4枚(白全部)

    (以下は白ポッチがある場合)

     8-06-01白ポッチの飜数

a0飜 b1飜

     8-06-02白ポッチがオールマイティー牌となる場合があるかどうか

aあり bなし

      (以下は白ポッチがオールマイティー牌となることがある場合)

       8-06-02-01白ポッチがオールマイティー牌として使用出来る条件

a無条件(常時オールマイティー牌として使用可能) b立直後に白ポッチ牌を自摸った時 c立直一発で白ポッチ牌を自摸った時または捨てられた時
d立直一発で白ポッチ牌を自摸った時

        (以下は立直一発自摸の時のみ有効な場合)

         8-06-02-01-01立直後一発で白ポッチを自摸ったが誤って捨ててしまった後の扱い

a振り聴としない b振り聴とする

       8-06-02-02白ポッチでの和了時、白ポッチを何の牌とみなすかを決める時期

a裏ドラを見る前に決めなければならない b裏ドラを見た後で決めることが出来る

       8-06-02-03白ポッチ以外の和り牌がない場合の立直

aあり b白ポッチが残っていればあり cなし

       8-06-02-04白ポッチを手牌の中で同一牌の5枚目として使用出来るかどうか

a使用出来る b使用出来ない

   8-07チップ

aなし bあり

    (以下はチップがある場合)

     8-07-01和了時のチップの支払い

a栄和の時放銃者1人が支払い、自摸和の時他の3人が支払う(栄和の時の3倍の枚数となる) b自摸和、栄和にかかわらず、常に他の3人が支払う

     8-07-02一発のチップ

aなし b1枚

     8-07-03ダブル立直のチップ

aなし b1枚

     8-07-04嶺上開花のチップ

aなし b1枚

     8-07-05海底撈月・河底撈魚のチップ

aなし b1枚

     8-07-06搶槓のチップ

aなし b1枚

     8-07-07槓振りのチップ

aなし b1枚

     8-07-08三槓子のチップ

aなし b3枚(栄和の時は5枚)

     8-07-09三色同刻のチップ

aなし b3枚(栄和の時は5枚)

     8-07-10流し満貫のチップ

aなし b1枚 c3枚

     8-07-11跳満のチップ

aなし b1枚

     8-07-12倍満のチップ

aなし b2枚

     8-07-13三倍満のチップ

aなし b3枚

     8-07-14役満のチップ

aなし b点数を支払う人が点数を貰う人に対して5枚支払う(栄和なら5枚のみ、自摸和なら5枚ずつ=計15枚)
c点数を支払う人が点数を貰う人に対して10枚支払う(栄和なら10枚のみ、自摸和なら10枚ずつ=計30枚) d全24枚を点数支払者が均等に支払う
このようにする場合は、自摸和と栄和の他に包があることを考慮し、6の倍数とするべきである。 e自摸和の場合他の3人が4枚ずつ、栄和の場合放銃者が8枚支払う
f自摸和の場合他の3人が5枚ずつ、栄和の場合放銃者が10枚支払う g点数支払者と関係なく、役満を和った人に他の3人が2枚ずつ支払う
h点数支払者と関係なく、役満を和った人に他の3人が6枚ずつ支払う

      (以下は役満のチップがある場合)

       8-07-14-01ダブル役満の場合

a枚数は倍とする b枚数は変わらない(倍にはしない)

       8-07-14-02数え役満のチップ

aなし b役満のチップと同じ

       8-07-14-03人和のチップ

aなし b役満のチップと同じ c5枚

       8-07-14-04国士無双13面待ち、九連宝燈9面待ち(以上振り聴を除く)、四暗刻単騎、大四喜、字一色・七対子のチップ

aなし b役満のチップと同じ c10枚(栄和の時は15枚)

       8-07-14-05四槓子のチップ

aなし b役満のチップと同じ c20枚(栄和の時は30枚)

       8-07-14-06チップが奇数で包で栄和の場合の折半方法

a放銃者が1枚多く支払う

     8-07-1512飜和り(場ゾロを含む)のチップ

aなし b3枚(栄和の時は5枚)

     8-07-1616飜以上の和り(場ゾロを含む)のチップ

aなし b5枚

     8-07-17表ドラのチップ

aなし bドラ1枚につきチップ1枚

     8-07-18裏ドラのチップ

aなし bドラ1枚につきチップ1枚

     8-07-19槓ドラのチップ

aなし bドラ1枚につきチップ1枚

     8-07-20槓裏ドラのチップ

aなし bドラ1枚につきチップ1枚

     8-07-21赤牌のチップ

aなし b赤牌1枚につきチップ1枚 c門前の場合のみ赤牌1枚につきチップ1枚

     8-07-22焼き鳥のチップ

aなし b焼き鳥の人全員がチップ3枚ずつを場に出し、それ以外の人で等分する

     8-07-23飛びのチップ(支払い先は飛びの項目に記載)

aなし bあり

      (以下は飛びのチップがある場合)

       8-07-23-01誰かの和了で飛んだ場合のチップ

a1枚 b2枚 c3枚

       8-07-23-02ノー聴罰符で飛んだ場合のチップ

aなし b1枚 c2枚

       8-07-23-03錯和で飛んだ場合のチップ

aなし b1枚 c2枚

       8-07-23-04流局時に飛んだ場合のチップ

aなし b1枚 c2枚

     8-07-24一局親勝ち終了のチップ

【意味】最初の局で親が誰かを飛ばすなどにより、1局で1精算単位が終了してしまった場合のチップ

aなし b親に3人の子が2枚ずつ支払う

     8-07-25槓のチップ

aなし b暗槓の場合は他家から1枚ずつ貰い、明槓の場合は槓させた人から1枚貰い、加槓の時はポンさせた人から1枚貰う

   8-08包

【意味】責任払い

aなし bあり

    (以下は包がある場合)

     8-08-01包の種類

       8-08-01-01大三元の3つ目の三元牌を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-02大四喜の4つ目の風牌を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-03小四喜の3つ目の風牌を鳴かせた場合

a包とする b準包とする c包としない

       8-08-01-04字一色の4つ目の字牌を鳴かせた場合

a包とする b準包とする c包としない

       8-08-01-05清老頭の4つ目の老頭牌を鳴かせた場合

a包とする b準包とする c包としない

       8-08-01-06緑一色の4つ目の面子を鳴かせた場合

a包とする b準包とする c包としない

       8-08-01-07四槓子の4つ目の槓をさせた場合

a包とする b準包とする c包としない

       8-08-01-08上記以外で、鳴かせて役満が確定した場合

a包とする b包としない

       8-08-01-09清一色の4つ目の面子を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-10混一色の4つ目の面子を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-11対々和の4つ目の刻子を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-12三色同順の3つ目の順子を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-13一気通貫の3つ目の順子を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-14上記以外で、4つ目の面子を鳴かせた場合

a包とする b包としない

       8-08-01-15鳴かせて鳴いた人が満貫以上で和った場合

a包とする b包としない

     8-08-02ポンで包となるものを大明槓でも包とするかどうか

a包とする b包としない

     8-08-03自摸和の時の責任払いの方法

a包者(または準包者)が全額支払う b包を適用せず通常通りの支払いとする

     8-08-04栄和の時の責任払いの方法

a放銃者と包者で折半(準包者は支払わない) b包者が全額支払う(準包者は支払わない) c包を適用せず通常通りの支払いとする

      (以下は折半の場合)

       8-08-04-01積み棒の支払い方法

a放銃者が支払う b包者が支払う(包者が複数の場合は包者同士で折半とする) c放銃者と包者で折半とする d上家が支払う e下家が支払う f積み棒がない

        (以下は積み棒の折半で割り切れない場合)

         8-08-04-01-01包者が1人の場合の折半の端数の扱い

a端数は放銃者が支払う b端数は包者が支払う c端数は上家が支払う d端数は下家が支払う e端数は切り上げる f端数は切り捨てる

         8-08-04-01-02包者が2人の場合で放銃者と包者の3人で折半する時の端数の扱い

a端数は放銃者が支払う b端数は包者のうちの上家が支払う c端数は包者のうちの下家が支払う d端数は上家が支払う e端数は下家が支払う f端数は切り上げる
g端数は切り捨てる

         8-08-04-01-03包者が2人の場合で包者同士で折半する時の端数の扱い

a端数は上家が支払う b端数は下家が支払う c端数は切り上げる d端数は切り捨てる

     8-08-05同巡内に同じ捨て牌が複数個あり、2個目以降を鳴いたことにより包となった場合の包者

a鳴かれた牌を捨てた人 b同巡内で最初にその牌を捨てた人

     8-08-061回の和了に包者が2人以上の場合の支払い方法 例えば、誰かが大三元を確定させた後、別の人が四槓子を確定させた場合

aダブル役満となるならば確定させた役満毎に計算し、そうでなければ包者の支払分を包者同士で均等に分割する(放銃者と包者が折半するルールで包者が2人の場合、放銃者が1/2、包者が1/4ずつを支払うことになる)。100点未満の端数は積み棒と同様の扱いとする。
b最初に発生した包だけを有効とする c最後に発生した包だけを有効とする

     8-08-071回の和了で複数の役満が含まれているが包者が全ての役満を確定させていない場合の支払い方法
例えば、誰かが大三元を確定させた後、大三元・字一色で和った場合

a(ダブル役満があり)役満毎に計算する b(ダブル役満があり)確定させていない役満も包に含める c(ダブル役満がなく)包となった役満で和ったものとして処理する

     8-08-08包者の錯和時の支払い

a通常の錯和と同じ扱い b包の分を支払う

   8-09九種九牌流し

【別名】九種倒牌、九種幺九倒牌流し

aなし bあり

    (以下は九種九牌流しがある場合)

     8-09-01親が流せる条件

a配牌で9種類以上の幺九牌があること b配牌で8種9牌以上の幺九牌があること

     8-09-02子が流せる時期

a配牌時 b第1自摸時 c配牌時または第1自摸時

      (以下は配牌時に流せる場合)

       8-09-02-01配牌時に流せる条件

a9種類以上の幺九牌があること b8種9牌以上の幺九牌があること

      (以下は第1自摸時に流せる場合)

       8-09-02-02第1自摸時に流せる条件

a9種類以上の幺九牌があること b8種9牌以上の幺九牌があること

     8-09-03ダブル立直が掛かった後も流せるかどうか

a流せる b流せない

      (以下はダブル立直が掛かっていても流せる場合)

       8-09-03-01流した時、ダブル立直の立直棒をダブル立直者に返すかどうか

a返さない b返す

     8-09-04天和との同時成立時の処理

a天和が優先 b九種九牌流しが優先 c先に発声した方が優先 d同時に成立することはない

   8-10二家和・三家和

【意味】2人または3人の同時栄和

     8-10-01二家和

a上家の和了とする b2人の和了を認める c先に発声を行った1人だけの和了を認める d得点が高い人の和了とする(同点の場合は上家の和了とする)

      (以下は2人の和了を認めない場合)

       8-10-01-01国士無双優先

aなし bあり(どちらか1人が国士無双の場合、その人の和了とする)

      (以下は2人の和了を認める場合)

       8-10-01-02二家和時の親の連荘

a親が和了していれば上家・下家にかかわらず連荘 b親が和了者2人のうちの上家である場合のみ連荘 c常に(子が和っているからという理由で)親流れ

       8-10-01-03供託点の扱い

a上家取りとする b折半とする

        (以下は供託点を折半する場合)

         8-10-01-03-01供託点が割り切れない場合の処理

a端数は親を起点とした上家が貰う

       8-10-01-04積み棒の扱い

a両者がそれぞれ貰える b上家取りとする c折半とする d積み棒がない

        (以下は積み棒を折半する場合)

         8-10-01-04-01積み棒が割り切れない場合の処理

a両者切上げとする b両者切下げとする c上家は切上げ、下家は切下げとする

       8-10-01-05焼き鳥の扱い

a和了者全員の焼き鳥が解除 b上家だけ焼き鳥が解除 c焼き鳥がない

     8-10-02三家和

a流局とする b上家の和了とする c3人の和了を認める d上家側2人の和了を認める(放銃者の上家の和了だけ認めない) e最初に発声を行った1人だけの和了を認める
f最も得点が高い人(同点は上家優先)の和了とする g3人とも1牌待ち(辺張和、嵌張和、または単騎和)である場合のみ流局とし、そうでなければ3人の和了を認める

      (以下は3人の和了を認めないが1人または2人の和了を認める場合)

       8-10-02-01国士無双優先

aなし bあり(国士無双の人がいれば、その人は優先的に和了)

      (以下は3人の和了を認める場合)

       8-10-02-02三家和時の親の連荘

a放銃者が親であっても無条件に連荘 b親が和了していれば上家・下家にかかわらず連荘 c親が和了者3人のうち最も上家(放銃者の下家)である場合のみ連荘
d常に(子が和っているからという理由で)親流れ

       8-10-02-03供託点の扱い

a上家取りとする b3人で等分する

        (以下は供託点を等分する場合)

         8-10-02-03-01供託点が割り切れない場合の処理

a端数は親を起点とした上家から順に100点ずつ貰う

       8-10-02-04積み棒の扱い

a3人がそれぞれ貰える b上家取りとする c3人で等分する d積み棒がない

       8-10-02-05焼き鳥の扱い

a和了者全員の焼き鳥が解除 b上家だけ焼き鳥が解除 c焼き鳥がない

   8-11四風子連打

【別名】四風連打

aあり bなし c北家が流すかどうかを決めることが出来る

    (以下は四風子連打ありの場合)

     8-11-01ダブル立直が掛かっていても流れるかどうか

a流れる b流れない

      (以下はダブル立直が掛かっていても流れる場合)

       8-11-01-01流れた場合、ダブル立直の立直棒をダブル立直者に返すかどうか

a返さない b返す

     8-11-02捨て牌の風牌がドラ表示牌の場合、3枚連続しただけで流れるどうか

a流れない b流れる

   8-12食い換え

a現物かどうかにかかわらず不可 b現物でなければ可 c現物でも可

    (以下は食い換え出来ないことがある場合)

     8-12-01禁止となっている食い換えをしてしまった場合の処理

a錯和とする bその後和り放棄とする c鳴きがなかったことにしてそのまま続行する

   8-13食い直し

【意味】一度捨てた牌と同じ牌を鳴く

aあり bなし

   8-14鳴き
※印を付加した、鳴きで無効となる各項目(人和、一発、十三不搭、流し満貫、真似満、九種九牌流し)及び鳴きで無効となる地和、ダブル立直、四風子連打について、鳴きに暗槓(真似満・九種九牌流し・四風子連打は誰かの暗槓、流し満貫は当事者の暗槓、その他は当事者以外の暗槓)を含むかどうか

a全て暗槓を含む(暗槓によっても上記各項目は無効となる) b全て暗槓を含まない(上記各項目については暗槓は鳴きのうちに入れない)

   8-15親流れ

     8-15-01荒牌(通常の流局)時に親が流れるかどうか

a親が聴牌の時は連荘、ノー聴の時は基本的に親流れ b聴牌状況によらず常に連荘(子が和るまで連荘)
c聴牌状況によらず、最終局でも常に親流れ(親が和った時だけ連荘)

      (以下はノー聴親流れの場合)

       8-15-01-01ノー聴親流れの詳細

a最終場以外(東南戦では東場)では親流れ、最終場(東南戦では南場)及び延長戦(東南戦では西場以降)では連荘
b最終局以外(東南戦では南3局まで)では親流れ、最終局(東南戦では南4局)のみ連荘 c最終局も含めて常に親流れ

       8-15-01-02全員ノー聴時の親流れ

aノー聴親流れと同じ扱い b流れない(連荘)

       8-15-01-03全員聴牌時の親流れ

a流れない(連荘) bノー聴親流れと同じ扱い

     8-15-02捨て牌による特殊役を和り役としない場合の流局、4人全員の立直による流局、2人以上での四槓による流局、四風子連打による流局の4つの場合において、親が流れるかどうか

a流れない b親のノー聴時と同じ扱いとする c最終局でなければ流れる d最終局も含めて常に流れる e上記のどれも流局とならない

    (以下は九種九牌ありの場合)

     8-15-03子の九種九牌流しによる流局によって親が流れるかどうか

a流れない b親のノー聴時と同じ扱いとする c最終局でなければ流れる d最終局も含めて常に流れる

     8-15-04親の九種九牌流しによる流局によって親が流れるかどうか

a流れない b親のノー聴時と同じ扱いとする c最終局でなければ流れる d最終局も含めて常に流れる

    (以下は三家和で流局となる場合)

     8-15-05三家和による流局によって親が流れるかどうか

a流れない b親の放銃による三家和なら親のノー聴時と同じ扱いとし、子の放銃による三家和なら連荘とする c親のノー聴時と同じ扱いとする d最終局でなければ流れる
e最終局も含めて常に流れる

     8-15-06連荘選択権

【意味】親が連荘を放棄出来る権利

aなし(連荘かどうかはルール通り) bあり(連荘となる状況の時、親は連荘を放棄することが出来る。ただし、最終局で親がトップでない場合は選択出来ない)

   8-16最終局の和了やめ

aなし b和了によってやめることが可能 c和了または聴牌によってやめることが可能
d親が最終局で和った結果、親がトップかつ延長戦とならない条件になっていれば、親の意志にかかわらず終了

    (以下は和了やめがある場合)

     8-16-01和了やめが出来る人

a親のみ b誰でも

     8-16-02和了やめが出来る条件

aなし bトップである場合のみ、和了やめが可能 c持ち点が30000点以上である場合のみ、和了やめが可能 d積み棒が1本以上あれば、和了やめが可能

   8-17役満の和了による1精算単位の終了

aなし b役満の和了により無条件に終了 c役満を和った人が終了するかどうかを決めることが出来る

   8-18同巡の定義

【意味】立直を掛けていない人が和了牌を見逃した後、振り聴の状態である期間の定義

a次に自分が自摸るか鳴くまでは他家の鳴きにかかわらず同巡(他家の鳴きで延々と自分の番が来なければずっと同巡)
b次に自分が自摸るか鳴くか、もしくは上家の捨て牌を他家がポンまたは大明槓するまで c次に自分が自摸るか鳴くか、もしくは他家がポンまたは大明槓するまで
d次に自分が自摸るか鳴くか、もしくは他家がポン・チー・槓(暗槓・加槓を含む)するまで

     8-18-01和了牌を見逃した直後の自摸牌で和れるかどうか

a和れる b和れない

   8-19見せ牌

【意味】自分の手牌の一部を公開するかまたは暗に公開すること(に対する罰則等の規定)

aなし bあり

    (以下は見せ牌の規定がある場合)

     8-19-01見せ牌とみなすもの

       8-19-01-01手牌を倒して見せてしまったもの

a故意・過失によらず見せ牌とする b故意の場合のみ見せ牌とする

       8-19-01-02空ポン、空チー、空槓の時に捨てられた牌

a見せ牌としない b見せ牌とする

       8-19-01-03「ちょっと待って」という宣言または意思表示をした時に捨てられた牌

a見せ牌としない b見せ牌とする

     8-19-02見せ牌の付近の牌を見せ牌とみなすかどうか

aみなさない(上記の現物だけを見せ牌とみなす) bみなす(関連する面子も見せ牌とみなす)

     8-19-03見せ牌発生時の罰則

aなし b罰符1000点を供託

     8-19-04見せ牌による和了制限

aなし b見せ牌では栄和出来ない

   8-20河底牌のポン・チー

a出来ない b出来る(鳴いた場合鳴いた人の捨て牌が河底牌となる)

   8-21自摸番がない人の鳴き(ポン・チー・大明槓)

a出来る b出来ない

   8-22最終局の和了制限

aなし bトップでない子は、鳴いていて順位の変わらない和了は不可(錯和)

   8-23役満の御祝儀

aなし bチップで支払う(詳細はチップの項目に記載) c自摸和、栄和にかかわらず他の3人が10000点ずつ支払う。ただしこの支払いは精算終了後に加算する。
d自摸和の時他の3人が20000点ずつ、栄和の時放銃者が60000点を支払う。ただしこの支払いは精算終了後に加算する。
e自摸和の時他の3人が500Gずつ、栄和の時放銃者が1000Gを支払う f自摸和の時他の3人が2000Gずつ、栄和の時放銃者が6000Gを支払う
g自摸和の時他の3人が2500Gずつ、栄和の時放銃者が5000G、包の時包者が5000Gを支払う

   8-24場決め

a東南西北及び白、偶数牌、奇数牌の計7枚を使用し、2個の賽子の2度振りによって決める

・4人全員がとりあえず適当な席に座る。 場替えの場合は、その時に座っている位置から場決めを開始する。
・最初に誰かが上記7枚の牌を伏せてよく混ぜ、伏せたまま揃えておく。 場替えの場合は、次の項で賽子を振る人が決まっているので、牌は他の人が混ぜる。
・牌を混ぜた人以外の誰かが2個の賽子を振る。 場替えの場合は、最後に和った人(複数いれば上家)が振る。 ・出目の位置の人がもう一度2個の賽子を振る。
・最初に混ぜた牌を表向きにし、偶数牌と奇数牌をその牌の側の端に移す。例えば、偶数牌が奇数牌よりも右側にあれば、偶数牌を右端に移し、偶数牌よりも左側にある奇数牌を左端に移す。
・2度目の賽子が偶数であれば偶数牌の側から、奇数であれば奇数牌の側から風牌を1つずつ取り、1度目の賽子の出目の位置(2度目の賽子を振った人)から順に、反時計回りにその風牌を配る。白を配った場合、次の牌も同じ人に配る。
・白を受け取った人が任意の席に座り、他の3人がその人の風に従って受け取った風牌の位置に移動する。

b東南西北及び偶数牌、奇数牌の計6枚を使用し、2個の賽子の2度振りによって決める

・4人全員がとりあえず適当な席に座る。 場替えの場合は、その時に座っている位置から場決めを開始する。
・最初に誰かが上記6枚の牌を伏せてよく混ぜ、伏せたまま揃えておく。 場替えの場合は、次の項で賽子を振る人が決まっているので、牌は他の人が混ぜる。
・牌を混ぜた人以外の誰かが2個の賽子を振る。 場替えの場合は、最後に和った人(複数いれば上家)が振る。 ・出目の位置の人がもう一度2個の賽子を振る。
・最初に混ぜた牌を表向きにし、偶数牌と奇数牌をその牌の側の端に移す。例えば、偶数牌が奇数牌よりも右側にあれば、偶数牌を右端に移し、偶数牌よりも左側にある奇数牌を左端に移す。
・2度目の賽子が偶数であれば偶数牌の側から、奇数であれば奇数牌の側から風牌を1つずつ取り、2度目の賽子の出目の位置から順に、反時計回りにその風牌を配る。
・1度目の賽子の出目の位置(2度目の賽子を振った人が最初に座っていた位置)を東とし、配られた風牌の位置に移動する。

c東南西北及び偶数牌、奇数牌の計6枚を使用し、2個の賽子の1度振りによって決める(1)

・4人全員がとりあえず適当な席に座る。 場替えの場合は、その時に座っている位置から場決めを開始する。
・最初に誰かが4枚の風牌を伏せてよく混ぜて揃え、両端に奇数牌と偶数牌を付けておく。
・誰かが2個の賽子を振り、奇数なら奇数牌、偶数なら偶数牌の方から順に、賽子を振った人から反時計回りに伏せてある風牌を1つずつ取る。
場替えの場合は、前回の最下位の人が賽子を振る。 ・東を取った人が任意の席に座り、他の3人はそれに従って移動する。

d東南西北及び偶数牌、奇数牌の計6枚を使用し、2個の賽子の1度振りによって決める(2)

・4人全員がとりあえず適当な席に座る。 場替えの場合は、その時に座っている位置から場決めを開始する。
・最初に誰かが上記6枚の牌を伏せてよく混ぜ、伏せたまま揃えておく。 ・誰かが2個の賽子を振る。 場替えの場合は、前回の最下位の人が賽子を振る。
・最初に混ぜた牌を表向きにし、偶数牌と奇数牌をその牌の側の端に移す。例えば、偶数牌が奇数牌よりも右側にあれば、偶数牌を右端に移し、偶数牌よりも左側にある奇数牌を左端に移す。
・賽子が奇数なら奇数牌、偶数なら偶数牌の方から順に、賽子を振った人から反時計回りに伏せてある風牌を1つずつ取る。
・東を取った人が任意の席に座り、他の3人はそれに従って移動する。

e東南西北及び白の計5枚を使用し、1個の賽子を1人ずつ振って決める

・4人全員がとりあえず適当な席に座る。 ・誰かが上記5枚の牌を伏せてよく混ぜる。
・1人ずつ1個の賽子を振り、混ぜた牌の左端あるいは右端から賽子の出目分数えた位置の牌を取る。端まで行ったら、また頭に戻って続けて数える。
・白を引いた人は、もう一度賽子を振ってもう1枚引く。 ・白を引いた人が座っていた位置を東とし、引いた風牌の位置に移動する。

f東南西北及び白の計5枚を使用し、掴み取りによって決める(1)

・4人全員がとりあえず適当な席に座る。 ・誰かが上記5枚の牌を伏せてよく混ぜる。
・混ぜた人以外の人が、適当な順で任意の牌を1枚ずつ取り、その牌を開けて確認する。白を引いた場合は、もう1枚引く。
・最後に残った牌が1枚なら、それは混ぜた人が引いたものとする。2枚なら、混ぜた人がどちらか1枚を引き、白を引いたらもう1枚も混ぜた人が引く。
・白を引いた人が座っていた位置を東とし、引いた風牌の位置に移動する。

g東南西北及び白の計5枚を使用し、掴み取りによって決める(2)

・4人全員がとりあえず適当な席に座る。 ・誰かが上記5枚の牌を伏せてよく混ぜる。
・混ぜた人以外の人が、適当な順で任意の牌を1枚ずつ取り、その牌を開けて確認する。白を引いた場合は、もう1枚引く。
・最後に残った牌が1枚なら、それは混ぜた人が引いたものとする。2枚なら、混ぜた人がどちらか1枚を引き、白を引いたらもう1枚も混ぜた人が引く。
・白を引いた人は移動せず、他の3人がその人の風に従って引いた風牌の位置に移動する。

h東南西北の4枚を使用し、掴み取りによって決める(1)

・誰かが上記4枚の牌を伏せてよく混ぜる。 ・混ぜた人以外の人が、適当な順で任意の牌を1枚ずつ取り、その牌を開けて確認する。
・最後に残った1枚は、混ぜた人が引いたものとする。 ・東を取った人が賽子を振って出目の席に座り、他の3人はそれに従って移動する。

i東南西北の4枚を使用し、掴み取りによって決める(2)

・誰かが上記4枚の牌を伏せてよく混ぜる。 ・混ぜた人以外の人が、適当な順で任意の牌を1枚ずつ取り、その牌を開けて確認する。
・最後に残った1枚は、混ぜた人が引いたものとする。 ・東を取った人が任意の席に座り、他の3人はそれに従って移動する。

j東南西北の4枚を使用し、掴み取りによって決める(3)

・誰かが上記4枚の牌を伏せてよく混ぜる。 ・混ぜた人以外の人が、適当な順で任意の牌を1枚ずつ取り、その牌を開けて確認する。
・最後に残った1枚は、混ぜた人が引いたものとする。 ・東を取った人は移動せず、他の3人は東の人に従って移動する。

kパッコロを使用して決める l方式は特に決まっていない m最初に座った場所のまま変えない

    (以下は牌を混ぜた人以外の誰かが賽子を振る場合)

     8-24-01賽子を振る人

a牌を混ぜた人以外なら誰が振っても良い b牌を混ぜた人の対面の人が振る

    (以下は白を使用する場合)

     8-24-02白が最後に残った場合の処理

a最後に風牌を貰った人が白を引いたことにする b牌を混ぜた人が白を引いたことにする c東を引いた人が白を引いたことにする(つまり東の人が動かない)
d東を引いた人が任意の席に座る e最初からやり直す

   8-25起家決め

     8-25-01場決め(または場替え)を行った時の起家決め

a場決め時の東の人が最初に賽子を振る b場決め時の東の人がそのまま起家となる

     8-25-02場替えを行わなかった時の起家決め

a前半荘の最終局の和了者(最終局に和了がなかった場合は、前半荘のトップ者)が最初に賽子を振る b前半荘で最後に和った人が最初に賽子を振る
c前半荘のトップ者が最初に賽子を振る d前半荘の起家が最初に賽子を振る e前半荘の起家が再び起家となる

      (以下は和了者が賽子を振る場合)

       8-25-02-01和了者が複数の場合

a和了者のうち、放銃者を起点として上家の人が振る

    (以下は賽子を振って起家を決める場合)

     8-25-03賽子による起家の決め方

a賽子1度振り(最初の人が2個の賽子を振り、出目の人が起家) b賽子2度振り(最初の人が2個の賽子を振り、出目の人がまた2個の賽子を振り、その出目の人が起家)
c賽子3度振り(最初の人が2個の賽子を振り、出目の人がまた2個の賽子を振り、更にその出目の人がまた2個の賽子を振り、その出目の人が起家)

   8-26場替え

a半荘1回毎に場替えを行う b半荘2回毎に場替えを行う c半荘3回毎に場替えを行う d最下位の人が希望すれば場替えを行う e場替えはしない

   8-27自摸開始位置決め

a賽子1度振り b賽子2度振り

   8-28牌の捨て方

a特に制限しない b6枚切りとする c7枚切りとする d6枚切りまたは7枚切りのどちらか好きな方とする

   8-29捨て牌の成立時期

a河に表向きに置いた後、手を離した時 b河に表向きに置いた時

   8-30手積みで、賽子の出目の位置の牌が足りなくてその山から牌を1枚も取れなかった場合

a錯和とする b次の山から取る

   8-31利き手でない手の使用

a特に制限しない b自摸時、捨て牌時は不可

   8-32本書に記載のない問題が生じた場合の処理

a全員で相談する b雀卓所有者が決める cルールブックとなる1人が決める d利害関係者同士がじゃんけんをして決める

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