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終活ナビ

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終活をこれから始める方へ


終活とは

日本の社会問題のひとつでもある高齢化や価値観の多様化に伴い、近年、「終活」が注目されています。

終活とは、死と向き合い、残りの人生をポジティブに生きるための準備をすることです。

では、終活はいつからはじめ、具体的に何をすればよいのでしょうか?


終活はいつ始めればいいの?

終活と聞くと「年をとってから始めるもの」というイメージをお持ちの方が多くいらっしゃいますが、実際のところ、いつ始めればよいのでしょうか?

結論から述べるなら、終活はいつ始めても問題ありません。

自分の好きなタイミングで始めることができます。実際、20~30代で終活を始める方も中にはいます。

ただ、一般的に終活を始める最適な時期は、定年退職後の60代や、子育てが終わった50代など、なにかと節目のあるタイミングが良いとされています。

60代であれば、今までの人生を振り返りながら、セカンドライフをどのように意義深いものとできるかを考えるきっかけとなります。

また、体力も気力もまだ健在なので、終活を行うのにも適しています。



もし終活を始めるタイミングが70代後半~80代になってしまうと、体力と気力が追い付かずに終活を挫折してしまうことになるかもしれません。

このような事態を回避するためにも、元気なうちに終活を始めるようにしましょう。


終活やることリスト

いざ終活を始めようとすると、何からすれば良いのか迷ってしまう人は少なくありません。終活でやることには、大きく分類して以下のような点が挙げられます。

エンディングノートの作成

「エンディングノート」とは、自分の残りの人生や死後に関する手続きなどについて、伝えたい情報を記録するノートです。エンディングノートを作成することには、主に2つの目的があります。

1つ目に「自分の希望や意志を書き残すことで残される子どもや家族にかかる負担を減らすこと」、2つ目に「今までの人生を振り返ることで自分を見つめ直し、セカンドライフをどのように送りたいかを考えること」です。

エンディングノートは市販されています。市販品ではすでに項目が設定されているので比較的簡単に記載作業に入れます。自作する方法もあります。大学ノートを使ったり、ウェブのフォーマットをダウンロードして作成するなど、自分の好きなように作成可能です。

スマホアプリなどを活用することもできます。エンディングノートは書き直しが自由にできるので、早い段階で書き始めても問題ありません。エンディングノートの書き方の詳細については後述します。

生前整理

生前整理をしておくと、家族が後で大規模な遺品整理をしなくてもよくなります。生前整理では、不用品をあらかじめ処分したり、誰に何を譲るかをはっきり決めておくと良いでしょう。

こうすることで遺品整理がスムーズになります。生前整理には身の周り品だけでなく、お金や土地などの資産・パソコンやスマホなどの情報・人間関係の整理なども含まれます。情報や物品・関係を整理すると、自分自身を見つめなおすきっかけにもなります。

葬儀について

家族への負担を軽減するために、生前に自分の希望する葬儀方法について決定しておくことは大切です。

具体的には、どのような葬儀(一般葬や家族葬など)にしたいか、誰を呼びたいか(名前と連絡先をまとめておくこと)、誰を呼びたくないか、宗派はどこか、どのくらいの規模の葬式にしたいか、葬儀にかける予算はどのくらいか、遺影写真の準備はできているか、といった内容を決めておけます。

埋葬について

遺骨は、お墓と納骨堂のどちらに納めたいのか、前もって決めておくことが大切です。すでに代々受け継ぐお墓がある場合は、先祖のお墓にはいるのか、それとも新たにお墓を新設するのかも決めなければいけません。

お墓を新設する場合は、石材業者を選び、材質やデザインなども決める必要があるので、前もって準備をする必要があります。またどのように供養(散骨・手元供養など)されたいか、誰にお墓の管理や維持をお願いしたいかという点も考えておくと良いでしょう。

遺言書と相続

自分の死後、資産をめぐって家族で争いが生じないように遺言書を作成しておくことは重要です。遺言書を作成する前に、自分の資産や負債はどれくらいあるかを把握し、誰に何を残したいかを決めておいてください。

遺言書に法的拘束力を持たせるためには、法律上のルールに従って作成しなければいけません。書き方に注意しながら作成する必要があります。


家族や子どもに迷惑をかけないために

終活をすると、残りの人生を健やかな気持ちで生きることができるだけでなく、自分が亡くなった後に家族に迷惑をかけないように出来ます。

ですから終活をする際には、自分に関する個人情報や、死後どのようにしてもらいたいのか、希望や意志表示を明確にしておくことが重要です。明確に家族に伝えることで、負担の軽減を図れます。その上で、先述の「エンディングノート」を上手に活用するのは良いことです。


エンディングノートの書き方

終活の必須アイテムともいえる「エンディングノート」は、自分の終末期や死後に備えて、自分の子どもや家族などに伝えたい希望や意志・メッセージなどを書き残しておくことが主な目的です。

遺言書とは違って法的な拘束力はありませんが、自由に書くことができるのが最大の特徴です。では、基本的な書き方と、書いておくと良い項目をご紹介しましょう。


基本的な書き方・まとめ方

エンディングノートの内容は決まっていないので、自分の書きたいことを自由に書くことができます。

ただポイントとして、自分の残りの人生を考えた内容にすること、家族の負担を減らせる内容にすることが基本です。

具体的には、自分の人生の記録や自分史・家族へのメッセージ・資産や相続のこと・延命装置や臓器ドナーなど最終治療のことなどについて、希望を書き残すことができるでしょう。

法的拘束力はありませんが、このような情報があると、残された遺族は様々な決定や手続きをスムーズに進められます。


書いたほうが良いことリスト

エンディングノートに書いた方が良い項目としては、以下のような点が挙げられます。

自分のこと

 * 本籍
 * 生年月日
 * 健康保険証や年金手帳、保険証券・パスポートなどの重要書類の保管場所
 * 家族の名前や家系図など

人間関係

 * 入院したときや葬儀に参列してもらいたい人の名前と連絡先など

資産のこと

 * 預貯金について(銀行名・支店名・口座番号・パスワードなど)
 * 年金について
 * 不動産や有価証券、FX、株などの資産について
 * 人に貸しているお金について
 * 負債について

最終医療のこと

 * かかりつけの病院と医師について
 * 服用している薬について
 * 延命装置などの終末期医療についての希望
 * 臓器提供や献体についての希望

葬儀のこと

 * 菩提寺の名前とその連絡先
 * 葬儀の形式や規模と予算
 * 喪主になってほしい人
 * 希望する埋葬方法


終活相談ならこちらがおすすめ

近年「終活」を行う方が増えています。これから始めようという方も少なくありません。しかし「何をどのように始めたらよいのか分からない」と悩む方もいらっしゃるようです。

そのため、最近は終活をサポートするサービスが注目されています。サービスを利用すると効率的な終活ができるため、不安な方は利用してみると良いでしょう。終活の相談を気軽に行える業者をいくつかご紹介します。

株式会社エドリッジ

特徴



「株式エドリッジ」が運営しているのは、専任のコンシェルがサポートする「葬儀コンシェル」です。

葬儀コンシェルの最大の特徴は、追加料金が発生しないことです。





総評

一般的に、葬儀社が提示する見積書の多くは、曖昧な価格が設定されていたり、会場の使用料や食事代が含まれていません。そのため、葬儀後に追加料金が発生するのは珍しくありません。しかし葬儀コンシェルでは明確な価格料金が設定されているので、安心して依頼できます。



株式会社鎌倉新書

特徴



1984年創業の仏壇専門の出版社「鎌倉新書」が運営しているのは、仏壇ポータルサイト「いい仏壇」です。

いい仏壇は仏壇を販売しているのではなく、お客様の要望にあった仏壇店を紹介しています。





総評

仏壇専門の書籍を出版しているだけあって、日本全国の仏壇店を知り尽くしており、全国8,000件以上の中から、それぞれのケースに合う人気の仏壇店を3店舗紹介してくれます。複数の仏壇店を比較することで、希望に沿った仏壇を選べることはもちろん、費用の面でも安心して購入できます。また、いい仏壇の公式サイトには、実際に購入した方のリアルな口コミや評判も載せられているので参考になります。



株式会社極空

特徴



「極空」が運営している「極空ゴクウ」は「葬儀を極める」をコンセプトにしている葬儀社です。

オリジナルの花祭壇で華やかなお別れができるサービスでよく知られています。





総評

極空は東京だけにサービスを限定することで、業界最安値を実現しています。また、管理維持費がかかる斎場を所有しないことや、アウトソーシングしないことなどによってコストカットにつなげています。自社のスタッフだけで葬儀を施行することで、安定した質の式になるのも魅力です。東京で最安値の葬儀社を探しているなら、極空を検討してみることができるでしょう。



株式会社よりそう

特徴



「よりそう」が運営している「葬儀レビ」では、葬儀費用を一括見積して紹介してもらえます。

全国400社の葬儀社の中から費用を比較し、遺族の要望に沿った葬儀プランを24時間365日いつでも提案してくれます。

サポート内容は葬儀だけにとどまらず、葬儀後のアフターケアも含まれます。





総評

終活の一環として、生前に自分の葬儀を決めることもできます。納得のいくお葬式が実現できるよう、豊富な情報の中からプランの内容や価格などを提案してくれます。用意されているパンフレットは、どの年代でも見やすい文字や色・デザインを意識しているので、終活に自信がない方にもおすすめです。



アットセル株式会社

特徴



「アットセル」が運営している「お墓さがし」は、日本全国の霊園や墓地を紹介するポータルサイトです。

7,000件以上の紹介数を保有しているので、要望に沿ったお墓をスムーズに比較検討することが可能です。





総評

お墓は生涯に一度購入するかしないかという大きな買い物なので、失敗は許されません。お墓選びに失敗したくないなら、お墓さがしを利用して、妥協のないものを選ばれることをおすすめします。



株式会社LIFULLsenior(ライフルシニア)

特徴



「ライフルシニア」が運営している「みんなの遺品整理」は、遺品整理業者を紹介するサービスを提供しています。

紹介してくれる業者は全国615社以上にものぼります。





総評

すべての業者に遺品整理士が在籍している他、「遺品整理士認定協会」の厳しい審査にクリアした優良業者のみを紹介しています。そのため、安心してサービスを依頼することができます。複数の業者に見積りを依頼することもできるので、納得のいく価格でサービスを利用できます。遺品整理に悩んでいる方は、一度みんなの遺品整理に相談されることをおすすめします。




終活をした方のご意見・感想

では最後に、終活をした方のリアルなご意見と感想をご紹介しましょう。


身辺整理ができてもやもやがすっきりした

「何かあってからでは手遅れだと思い、主人の退職をきっかけに身辺整理をすることにしました。まずはエンディングノートを買い、書き込むことからはじめ、身の周り品の整理を行っています。

食器類にしろ洋服にしろたくさんの物品で溢れているため、整理するのは簡単なことではありませんでしたが、要らない物は処分することでだいぶすっきりしました。

まだ体力と気力もあるので自分たちで整理が行えましたが、もっと年を重ねてから始めると終活もラクなものではないと実感しました。子どもや家族に迷惑をかけたくないとずっと思っていたので、身辺整理ができてすっきりしました。」


死後の手続きは想像より多いことを知った

「気楽な気持ちで終活のイベントに参加してみたところ、葬儀や埋葬は奥が深いことをはじめて知りました。葬儀には様々な形態があり、宗派や規模なども関係してくると多種多様な葬儀になり、自分でプランを考えるのも大変なのに、残される子どもや家族が決定するのはもっと負担がかかると感じました。

生前に葬儀やお墓について決めて、家族に迷惑がかからないようにしたいと思いました。」


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エンディングノート」とは、「亡くなった後のために備えて書くノート」のことです。遺言や遺言書とは違い、書く形式が決まっていないので自由に自分の気持ちを書くことができます。法的拘束力はありませんが、近年、終活の一環として注目されています。



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近年「終活」を行う方が増えているため、終活をサポートするサービスが広がりつつあります。

そのひとつが「株式会社エドリッジ」が運営する「葬儀コンシェル」です。葬儀コンシェルには、次のような特徴があります。



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