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Jazzと読書の日々 読者になる JAZZと読書の日々 IPADを筆記具として使う方法を模索します 2024-11-14 OBSIDIAN:ARCSEARCHから直接WEBクリップする方法 Obsidian Arc Search Safariに切り替えるのが面倒になってきた。 ARCCLIP ArcSearchでWebクリップするとき、Safariで開き直しWebClipperを立ち上げる段取りがどうにも煩わしい。 直接ArcSearchでクリップすればいいじゃないか。 そんなわけで以前作ったArcClipをWebClipperに寄せてみました。 Import Shortcut RecipeArcClip 使い方 ArcSearchの右下メニューを長押しし共有シートを出します。 そこからArcClipを起動。 するとWebサイトの再読み込みをします。 これ、意外と時間がかかるのでお待ちください。 Obsidianを起動せずにクリップ自体は完了します。 使用例 プロパティをObsidian Web Clipperに準じました。 前回のdataviewスクリプトにも対応しています。 ブログの紹介にも使えるよう、ブログカードを装備。 保存がうまくいかないときは、レシピの最終アクションが「ファイル保存」なので、「保存先」をご自分の環境に合わせ変更してください。 ご注意 場合によっては、ショートカットの「読み込み」を拒否するサイトもあります。 これはそのサイトのポリシーだから仕方ない。 wikipediaで弾かれる。 その場合は素直にSafariで開いてWebClipperしてください。 まとめ ArcSearchだけでなく、URLを返すブラウザならArcClipが使えます。 共有シートにArcClipが現れれば、そのアプリでWebクリップできる。 結構汎用性が広い。 おまけ Obsidian Web Clipper 0.9.6 分類: 仕事効率化,ユーティリティ 価格: 無料 (Dynalist Inc.) 日本語メニューになりました。 歯車ボタンで設定を開くと日本語で書いてある。 {{image}}で画像を拾うのは面白そう。 wineroses (id:wineroses) 11時間前 読者になる 広告を非表示にする 2024-11-13 OBSIDIAN:WEBCLIPがDATAVIEWで一覧表示できない Obsidian ファイル名の解釈で間違うようです。 修正待ちか。 WEBCLIPPER Safari用のクリッパーができたことで、iPadでもネット上の記事を集めるのが簡単になりました。 とくに期間限定の対談とか抜き出してテキストにしておける。 これは便利。 データベースとして有用です。 ただ、蓄えすぎるとどんな記事があったか忘れてしまう。 後で読み直したいとき一覧しやすい環境が欲しくなります。 まず失敗 そこで簡単なdataviewスクリプトを書いてみました。 ```dataview table without id link(source, "web") as "Link", link(file.name, title) as "", created as "作成日" from "Clippings" sort created desc ``` クリップはClippingsフォルダに集まるので、外部リンクと内部リンクをテーブル表示しています。 タップするとブラウザが開いたりノートが開いたりする。 リストアップされて一見良さそうなんだけど、よく見るとタイトルが変です。 リンク先であるファイル名とちゃんぽんになっている。 実際タップしても白紙のノートを開いて、本来のファイルに関連づけられていません。 ファイル名に「パイプ」があるとdataviewが区切りと勘違いしてますね。 「パイプ」とは|のことです。 この縦線をコマンドか何かと思っているらしい。 仕方ないので、dataviewjsで組み直してみました。 完成版 検索欄付きのデータベースです。 ```dataviewjs const FOLDER = "Clippings" const CSS = "font-size:18px;padding:4px;" const p = dv.el("input","") p.placeholder = "..." p.style = "width:50%;font-size:large;border-radius:3px;" const b = dv.el("div", "") b.style = "max-height:14000px;" disp() p.onkeyup = () => disp() function disp(){ const d = dv.pages(`"${FOLDER}"`) .filter(x => (x.title + x.author + x.description).includes(p.value)) .sort(x => x.created, "desc") .map(x => `<tr style="${CSS}"><td><a href='${(x.source)}'>□</a></td><td><a class=internal-link href="${x.file.name}">${x.title}</a></td><td>${x.created.toLocaleString()}</td></tr>`) b.innerHTML = `<br><table style='width:100%;'>${d.join("\n")}</table>` } ``` ここまで凝る必要はあるんだろうか。 検索対象は、title だけじゃなくてauthor も description も参照しています。 本文も検索できればよかったけど、dataviewにはその機能がないので省略。 先頭のチェックボックスは外部リンクです。 タップするとブラウザで開きます。 WebClipperデフォルトのプロパティがあるのが前提。 もし形式の違うノートが混ざっているとエラーを吐き出し、ファイルの表示ができません。 WEBクリップ WebClipperには変数が用意されていて、カスタマイズできます。 でも、なんかわかりにくいなあ。 もうちょっと読み込んでみないと。 まとめ 音楽って何度も聴き直すじゃないですか。 漫画も何度も読み直すじゃないですか。 でもネットの記事とか本とか、一回読んだあと「またリピート」ってなること、少なくありません? これが不思議なんです。 何が音楽や漫画と違うんだろう、と。 ただ、カレー沢先生のエッセイはリピートしてしまう。 中毒性がある。 たぶん「情報」以外のヤク物が混入してて、それがリピートを引き起こしている。 wineroses (id:wineroses) 1日前 読者になる 広告を非表示にする 2024-11-12 執筆プロセスとシェマL 確かに「書かれなかったものは残らない」はそうだよなあ。 ということで「それがどうした?」な話ですが、書いてみましょう。 シェマL ゼロから始めるジャック・ラカン ――疾風怒濤精神分析入門 増補改訂版 (ちくま文庫 か-86-1) 文庫 – 2023/10/10 片岡 一竹 (著) ラカンは「よくわからん」の権化ですが、シェマLは「使えそうなツール」だと思っています。 「書くこと」に応用できそう。 もともとは「患者と分析家」の二人がいる場面で起こることを4つの段階に分けています。 ただし、ラカンの用語では患者は「主体」、分析家は「他者」になります。 主体が他者に話をする。 それはどういうことか。 1.主体 → 他人 主体はその場で思いつくことを言葉にする。 そのとき「自分から見える状況」を話題にするので、そこに「自分」は含まれていません。 「職場にこんな上司がいて」みたいな話ですね。 あるいは「この間、東京に出かけて行ったときに」と「外」の話をします。 2.他人 → 自分 相談事なので、いつまでも「他人」の話は続きません。 他人の話だけなら、まるで映画のあらすじを話すようなもので「はあ、そうでしたか」で終わってしまう。 「それで自分はどう思ったか」の話に移ります。 状況に合わせて自分がどう感じたか、何が困ったかの感想が出てくる。 3.自分 → 他者 一人で考えると第2段階までです。 他人のことを考え、自分のことを考え、また他人のことを考え、自分のことを考える。 堂々巡りになって先に進まない。 「相談」の特殊性は「そこに他者がいること」です。 自分の話を聞いている「赤の他人」がいる。 聞き手がその場にいることで、話し手の視点が「聞き手」に移り「この話はどう見えるのだろう?」と俯瞰的な位置に立ちます。 執筆だと「読者目線になる」瞬間。 堂々巡りの「外」に出ることができる。 4.他者 → 主体 他者の位置が「参与観察」における「観察」だとすると、主体の位置は「参与」の方です。 他者視点の観察によって「システム(あるいは構造)」を見渡した。 このシステムには「他人」だけでなく「自分」も組み込まれています。 「じゃあ、どうしたいのか」。 自分に自分で問いかける。 そのとき主体は状況に対して「主体」として向き合うことになります。 働きかける位置に立つことができる。 以上の四段階でシェマLが構成されています。 精神分析は主体が「欲望の主体としての自分」を発見するプロセスになっています。 ラカンによると、このプロセスは10〜15分らしい。 面接をそこで打ち切り「では、また明日」と終えるので、短時間セッションと呼ばれてました。 執筆プロセス このシェマLを「書くこと」に引き寄せると「書き手と読者」の関係かな。 自分に内在する「読者目線」がちゃんと機能するかどうか。 4つの段階はDESCの構造をしています。 まず状況の描写があり、それに対する自分の感想を描き、視点を未来に移し「どうなるといいだろう」と考え、「じゃあ、どうしたいか」の行動選択を行う。 最初のフリーライティングで出てくるのは「状況の描写」です。 それは「他人の話」になる。 とにかく箇条書きで書いていってアイデアを記述する。 そのアイデアを読み直したとき出てくるのが「自分」ですね。 自分の感想。 その感想も箇条書きに織り込むと「自分も含まれた状況」の描写になります。 他人と自分、両方揃って「アウトライン」が出来上がります。 このアウトラインを見渡したとき出てくるのが「読者目線」です。 他者が現れる。 「いったいどういうこと?」と他人事みたいに読み直す。 全体の位置関係を「地図」として並べ直します。 マッピングが行われる。 それまでが「着想」だとすると、この読者目線で「構想」に変わります。 「想」を構築する段階になっている。 アーキテクチャーになっている。 そして最後に「じゃあ、どうするか」の意見が出てくる。 「状況は分かった」でおしまいにはなりません。 アリストテレスが実践知に関して「知っているだけでは分かったにはならない」と言った通り。 状況にどうコミットするか。 それをテキストから問いかけられます。 「あなたはどうするのか」と。 執筆プロセスはそうした段階を経ています。 まとめ ダンダダン 1 (ジャンプコミックスDIGITAL) Kindle版 龍幸伸 (著) 形式: Kindle版 じゃあ、どういう「読者目線」が実践知に繋がるのか。 読者目線は「世間の目」ではない。 「世間」は第1段階の「他人」であって「他者」ではありません。 むしろ「大文字の他者」は同調圧力からの自由を促す力。 そうした「読者目線」なんだけど、ほんと、あるんだろうか。 「世間がどう言おうと、このままじゃ、お天道さんに顔向け出来ねぇ」というのが「他者」なんだろうけど。 フーテンの寅さんや高倉健は、現代社会でも可能なんだろうか。 「ダンダダン」はそれをテーマにしてると思う。 おかるんは健さんしてるよ。 「世間」よりも譲れないものがある。 それが「不器用」の内実だと思う。 いまKindle無料。 仏像ロボまで読みました。 wineroses (id:wineroses) 2日前 読者になる 広告を非表示にする 2024-11-09 ARCSEARCHからSAFARIを開くレシピ Arc Search SafariのURLスキームを見つけました。 URLスキーム iOSのSafari、いつの間にか下記スキームが使えなくなってます。 x-web-search://?キーワード 何かと便利だったのに。 とはいえ、代わりが用意されてるだろうと探したら いろいろ並んでいるところを見つけ x-safari-https:// その中の、これが反応しました。 ラッキー。 ということでSafari起動用レシピです。 Import Shortcut RecipeSafari 使い方 ArcSearchでネットして「Obsidian Web Clipperせねば」となったとき。 右下ボタンを長押しすると共有シート。 Safariを選べばSafariに切り替わります。 ほら、同じページが開きました。 あとは煮るなり焼くなり。 まとめ 伊藤亜紗先生が新井英夫さんにインタビュー。 新井さんはALSで筋力が落ちてきて、自力で動けなくなりつつありますが、もともと野口体操の人なので、その中で身体を楽しもうとしている。 「動き、って"重さの力"と書くじゃないですか」あたりがすごい。 介護の人と力を合わせて、何ができるか実験している。 アイデアに溢れています。 wineroses (id:wineroses) 5日前 読者になる 広告を非表示にする 2024-11-09 OBSIDIAN:禅モードにはタイプライターが必要である Obsidian ステータスバーがキーボードボタンで隠れてしまうので、位置を変えてみました。 禅モード 細かなデザインの違いになりますけど、ステータスバーを左寄せにできます。 Templaterスクリプトは下記の通り。 <%* s = "typewriter-mode:typewriter-toggle" app.commands.executeCommandById(s) s = "obsidian-minimal-settings:toggle-minimal-focus-mode" app.commands.executeCommandById(s) s = ".app-container .status-bar{display:block;}.mobile-toolbar{display:none;}" d = document.getElementById("Zen") if(d){ new Notice("Zen mode off") d.remove() }else{ new Notice("Zen mode on") e = document.createElement("style") e.id = "Zen" document.body.appendChild(e).innerHTML = s } %> 使い方 Commanderでつけたボタンが、一行上に浮いてしまうのは不本意だけど、ワンポイントっぽく見える。 お化けボタンにしています。 スクロール ノートに書くときって「スクロール」しますか。 考えてみると、ノートを固定し、ペンを下に動かしていく書き方と、下に行くに従い、ノートの位置を上に上げていく書き方があります。 「固定」か「スクロール」か。 どちらを採用しているでしょう? 自分を振り返ってみると、どうも「固定」のようです。 机が広くないからかな。 最初に置いたポジションからノートは移動しない。 ペンをどんどん下げていって、ページが変わると上に戻る方式ですね。 ところが、ルーズリーフのときは、紙を動かしている。 不思議なことに方法が変わります。 A4用紙をずるずると上にずらしていく。 この方法だと、ペンの位置は身体の中心に保たれます。 これはこれで書きやすい。 「紙が重いか軽いか」の物理的な要因かもしれません。 軽い場合は、机からはみだしても下に落ちる心配はない。 そのときは安心して「スクロール」をする。 じゃあ、机が広かったらノートも「スクロール」するのかな。 昔の書籍を見ても、お経とか「巻物」ですね。 筆で書くとき、身体が正中していないと文字が書きにくいからでしょう。 筆を左に傾けてしまうと文字が潰れてしまう。 そのため「スクロール」が採用された書き方になる。 コンピュータも最初は「スクロール」だったと思います。 テレタイプというか、端末がタイプライターの形をしていて、コマンドが紙に印字されるタイプだった。 まだブラウン管のディスプレイが使われてなくて、紙に入力が表示され、計算結果も紙に打ち出され、切り取って保管する方式でした。 ディスプレイに出力するようになってからも、海外のワープロ・ソフトには「タイプライター・モード」があったような気がするなあ。 日本のワープロはどうだろう。 一太郎とか松とか使ってたけど。 いつもディスプレイの下辺を見ていたような。 よく考えると猫背でもあった。 腰痛に悩まされていました。 その後、エディタが主軸になっても、それは変わらなかった。 そう考えるとiPadは画期的だったと思います。 ほら、ソフトウェアキーボードが出るじゃないですか。 すると「カーソル行は画面の中央」になるんです。 視線の移動が起こらない。 気づいてなかったけど、iPadはそのまま「タイプライター」になってます。 外付けキーボードを使い始めて気づきました。 全面が編集画面になると一挙に視認性が落ちるんです。 ずっと、画面の下辺ばかり見ている姿勢になります。 これはよくない。 姿勢が崩れると身体が苦痛を発するし、文章に集中する間はその苦痛を抑圧することになる。 これでは精神への負担が大きすぎると言えるでしょう。 なので、禅モードには「タイプライター」が必要です。 書く姿勢がそのまま「坐禅」となるのが理想。 丹田に重心を置き、体全体はリラックスしている。 視線は半眼で、目の前ではテキストが自ずから綴られていく。 そうなっての「禅モード」です。 まとめ 要するに、タイプライターモードを導入してから、腰痛が減ったかも。 wineroses (id:wineroses) 5日前 読者になる 広告を非表示にする 2024-11-08 OBSIDIAN:禅モードは長文書きに向いている Obsidian iPadに全集中したいとき。 禅モード 画面から気の散りそうなものをとり省く。 メニューもツールバーもない。 あるのはテキストだけ。 今回Typewriter Modeプラグインがアップデートしてコマンドが変わりました。 それでスクリプトを修正しました。 ZEN.MD Typewriter ModeとMinimal Theme Settingsのプラグインを使います。 <%* s = "typewriter-mode:typewriter-toggle" app.commands.executeCommandById(s) s = "obsidian-minimal-settings:toggle-minimal-focus-mode" app.commands.executeCommandById(s) s = ".app-container .status-bar{display:flex;}.mobile-toolbar{display:none;}" d = document.getElementById("Zen") if(d){ new Notice("Zen mode off") d.remove() }else{ new Notice("Zen mode on") e = document.createElement("style") e.id = "Zen" document.body.appendChild(e).innerHTML = s } %> Templaterスクリプトなのでホットキーに登録してお使いください。 使い方 iPadにないはずのステータスバーが出るのがお気にいり。 カーソル行がいつも中央に来るので、打鍵中に目の移動が極力抑えられる。 これが書きやすいですね。 Typewriter Modeがテーブル編集にも対応したことで、ずっと現在地を見失わずに済みます。 zen.mdを再度呼び出すと、ノーマル状態に戻ります。 Commanderプラグインでステータスバーに置くと、うっかり外付けキーボードを外した後でも切り替えやすい。 ZOOMIN 禅モードはカード化と相性がいいです。 Zoomプラグインで「見出し+内容」を取り出して編集できます。 するとますます集中できる。 HOVER THINO あと、アイデア置き場としてThinoを使う。 Thinoをポップアップすることで、ふとした思いつきを忘れずに済む。 これも禅モードと相性がいいです。 まとめ 外付けキーボードを使う場合は、とりあえず禅モードを導入してみてください。 これで文章を書くのは全然違いますよ。 wineroses (id:wineroses) 6日前 読者になる 広告を非表示にする 2024-11-06 民主主義は道教である Obsidian オードリー・タンの対談が刺激的でした。 オードリー・タン 台湾のデジタル大臣だったオードリー・タン。 そうだよなあ、こういう「ハッカーな人」がデジタルしてくれないと、そりゃあ、政治のデジタル化なんて先には進みませんわ。 公開してから逝け まず、度肝を抜かれたのが「公開してから逝け」という考え方。 自分が体験したことを文章に残し、それから死ぬべし。 どんなつまらない思いつきでも、それを自分が書き残さなければ、もし自分が死んだら、この世界から消えてしまうじゃないか。 それを惜しむ心のことです。 「アイデア」に対する愛情というかな。 自分自身を「アイデアがこの世界に生まれ落ちるための通路」と考えている生き方ですね。 そうそう、生き方。 単なる「考え方」を超えて、生きることに直結しているテキスト観です。 どうも、オードリーは生まれたときから心臓病を患っていたらしい。 余命宣告されていた。 子供の頃から「死」について考え、「もし二度と目覚めなかったら」と思い、寝ることさえ怖かった。 さいわい移植手術を受けることができて今に至る。 でも、メメントモリ。 いつも死について思いながら生きてきたから「公開してから逝け」が身体化されています。 民主主義は道教である そうした人だから、宗教観が身体に根差しています。 「直接民主主義は道教に他なりません」。 この「道教」はたぶんタオイズムのことで「老荘思想」と取るのがいいかもしれない。 この世界は百花繚乱である。 それでいい。 矛盾や葛藤を抱えているが、それが根本原理である。 それでいい。 人の目からは陰陽二気の二項対立に見えるかもしれないが、本質は「タオ」である。 タオは無限に生々流転し、変化を止めることがない。 だから人間社会において意見の対立があるほうが自然である。 どちらも何らかの真理を捉えつつ、けれど言い足りない。 その話し合いの中で少しずつ社会が変化していくところに「民主主義」があるのではないだろうか。 タオは流動体なのだから。 二項対立を「対立」と捉えないところ、それを「変化を駆動する原理」と見立てるところに「あるべき民主主義の姿」が垣間見られます。 いいね。 オードリー自身がLGBTの人なので「性別」に関しては「該当なし」と表記してるそうです。 徹底しているなあ。 二項対立から抜け落ちるポジションから見ている。 デジタルなんて「0」と「1」の二項対立じゃないですか。 それが森羅万象を表現する「言葉」となっている。 そうしたタオイズム。 その「多様性」に身を置いています。 精神分析の身体性 ある種の身体性が対話に必要なことをオンライン会議に絡めて語っているところで、精神分析の話が出てくるのもすごい。 フランスまで分析を受けに行ってるそうです。 精神分析が「治療」のツールではなく「自己発見」だという認識ですね。 日本の政治家で精神分析を受けてる人なんて聞いたことないけど、台湾では当たり前なんだろうか。 自分を見つめるための時間を生活の中に作る。 確かに精神分析は「言葉」を主たる道具にしていますが、それだけだと先に進めません。 オードリーが語るように、相手にこちらの「思い込み」を投影してしまい、自分で自分を「枠」にはめてしまう。 その「思い込み」や「枠」に気づくようになるには「他者がそこにいる」という身体性が必要になります。 たぶん、ですけど。 どうもオンラインで面接すると、そこあたりがうまく機能しないらしい。 とはいえ、週に何回もフランスに出かけるのは現実的ではないので、普段はリモートで面接を繰り返し、半年に1か月は渡仏して直接会うよう心がけているそうです。 そうした中から「奉茶運動」とかの、コミュニティづくりが生まれてきたんだろう。 これは人間への信頼というか、人と人が出会うことは基本的に「良いこと」という立場です。 直接出会う「間」に「人間」が生きている。 一人で考え込んでいても、自分の「枠」から出ることはできない。 どんな理由であれ、他者と出会うところ、衝突するところに「民主主義」が生まれる。 それも、互いの身体がその場にいることが条件。 その「民主主義」を小さなコミュニティで育てていく。 デジタル社会を考えるとき、この「他者の臨在」をどう組み込むか。 まとめ Obsidian Web Clipper 0.9.4 分類: 仕事効率化,ユーティリティ 価格: 無料 (Dynalist Inc.) ということで、この記事をObsidianにクリップしました。 困ったのが、このサイトのタイトル。 何がまずいかというと、連番に「#」が使われているところです。 Roomで開こうとすると「#」以下のところは「見出し」だと解釈しちゃうんですよね。 クリップ自体は対談のところだけ抜き出していて、読み直すには適切な長さになっています。 サイト自体が消えても記事が残る。 これもObsidianの利点だと思うので使い続けたいのだけれど。 wineroses (id:wineroses) 8日前 読者になる 広告を非表示にする 次のページ プロフィール wineroses (id:wineroses) 読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる 156 このブログについて 検索 リンク * はてなブログ * ブログをはじめる * 週刊はてなブログ * はてなブログPro 最新記事 * Obsidian:ArcSearchから直接Webクリップする方法 * Obsidian:WebClipがdataviewで一覧表示できない * 執筆プロセスとシェマL * ArcSearchからSafariを開くレシピ * Obsidian:禅モードにはタイプライターが必要である 月別アーカイブ * ▼ ▶ 2024 (322) * 2024 / 11 (11) * 2024 / 10 (24) * 2024 / 9 (31) * 2024 / 8 (42) * 2024 / 7 (24) * 2024 / 6 (33) * 2024 / 5 (30) * 2024 / 4 (28) * 2024 / 3 (30) * 2024 / 2 (35) * 2024 / 1 (34) * ▼ ▶ 2023 (476) * 2023 / 12 (36) * 2023 / 11 (36) * 2023 / 10 (47) * 2023 / 9 (44) * 2023 / 8 (45) * 2023 / 7 (47) * 2023 / 6 (46) * 2023 / 5 (36) * 2023 / 4 (29) * 2023 / 3 (28) * 2023 / 2 (42) * 2023 / 1 (40) * ▼ ▶ 2022 (313) * 2022 / 12 (25) * 2022 / 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