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Subscribe ORIGIN REGRESSION SINGLE BATTLE 2030-02-09 TOP 自分で考えて構築を作って勝ちたいです 7世代の頃は対面選出可能なサイクル構築をよく作ってました 好きなポケモンを構築に入れたい 7世代 S9=高1の終わり頃にレート対戦の存在を知って始めて、S13あたりに初めて自分で考えて構築を組むようになり、部活が終わったS16から最終日も潜るようになり2100を目指してました。 S13 1996 S14 2011/1969 初のレート2000 S15 部活の大会でお休み S16 2066/2046 70位 S17 2028/2014.84位 突発大会準優勝(90人) S18 2001/2001?位 仲間大会8-0 2位(150人) 8世代 S1〜3はほぼ受験期間(テストがある)で、S4から潜っています。 S1-3 大学受験 S4 1032位 S5 181位 ここからレート可視化 S6 113位/2112.126位/2099 S7 360位/1957 3ロム2000 S8 187位/2043 3ロム2000 S9 88位/2073 3ロム2000 S10 130位/2044 3ロム2000 S11 106位/2019.119位/2008 3ロム2000 S12 180位/2039 3ロム2000 カンムリビギニング 2位/1856.19位/1805.91位/1741 S13 84位/2061.125位/2031 S14 35位/2080.115位/2027 2ロム2060 S15 37位/2102.76位/2069.124位/2034 4ロム2000,最終日4ロム二桁+2000,3ロム2050 S16 222位/2001 最高2072 4ロム2000、最速2000 S17 31位/2041.159位/1972 最高2058-2060 最高2040付近 2ロム2000 S18 30位/2064 2ロム2000 竜王戦本戦ベスト8 S19 15位/2060.31位/2041 2ロム2070.3ロム2000 S20 37位/2025.42位/2021 S21 26位/2129.32位/2124 2ロム2100,4ロム2060↑ S22 30位/2104.47位/2079 4ロム2000 S23 6位/2124.17位/2103.32位/2062 3ロム2100.4ロム2040 S24 31位/2028.46位/2016 3ロム2000 S25 9位/2082.11位/2067 4ロム2000 S26 4位/2097.34位/2037.44位/2028 S27 22位/2069.29位/2062.35位/2054 S28 9位/2102.17位/2078.27位/2057 S29 13位/2049.18位/2032.91位/1987 S30 4位/2097.5位/2088.47位/2014 S31 20位/2036 S32 6位/2078.10位/2059 S33 5位/2089.41位/2017.67位/2005 S34 27位/2020 S35 1位/2087.6位/2051.25位/2014 9世代 S1 120位 S2 73位 ここからレート可視化 S3 37位/2204.81位/2173 S4 3位/2221.5位/2216 S5 3位/2193.16位/2154 S6 S7 7位/2125.21位/2065 S8 106位/2095 S9 10位/2165.28位/2126 S10 8位/2164 S11 1位/2230 ツイッターやってます @Porygon__X よろしくお願いします 2001年生まれです バドミントンやってます サッカー、卓球も好きです 詳しくはないけどアニメやドラマ、映画を見るのも好きです。 ポリゴンX (id:mega-salamance) 6 years later Remove all ads * Read more Write a comment 2023-11-02 【S11最終1位】ディンカイサーフ極 構築記事 こんにちは!シーズンお疲れ様でした。 今回はS11で使用した構築を紹介します! 並びは↓です! それでは構築を紹介します! * コンセプト * 構築経緯 * レンタル * 個体紹介 * ディンルー@オボンの実 災いの器 * カイリュー@食べ残し マルチスケイル * サーフゴー@拘りスカーフ 黄金の身体 * 水オーガポン@井戸の面 貯水→面影宿し * ハバタクカミ@ブーストエナジー 古代活性 * 悪ウーラオス@気合いの襷 不可視の拳 * 要点 * 最強の基本選出 * 捲りと詰めに優れた対面選出 * 選出圧力込みの適切な埋め合わせ * 選出 * 基本選出 * 対面構築への選出 * カバルドン+イーユイorディンルー+チオンジェン @2 * 重いポケモン * 結果 * 最後に * 最終日対戦動画 コンセプト ・いなし、崩し、詰めの全てを高いレベルで両立するスタンダード構築 ・テラスタルをする1ターンで確実なアドバンテージを取った上で、相手から見える択を減らし、しっかり詰め切る 構築経緯 補助技まで考慮したアカツキガチグマへの殴り方として「炎の渦+アンコール」が優秀であり、サイクルに対しても「スカーフ蜻蛉帰り」をケアしながら定数で崩していけることを評価して、残飯渦アンコカイリューから構築を組み始めた。 「あくび」「毒毒」の一貫を切りながらカイリューと合わせて崩し、スイープ、詰めを高いレベルで行えるスカーフサーフゴー、サーフゴーを通すための「ステルスロック」を使えるポケモンの中でカイリュー+サーフゴーと最も相性の良いオボンディンルーを採用し、基本選出とした。 この基本選出はサイクル思考に対して滅法強いが「殴り合う」視点で見ると「拘りが起点になりやすい」「ステルスロックが活きる回数が少ない」事からフルパワーで戦えないと思ったので、対面構築(レギュEスタン、イダイトウ入り)へ投げるのが強い駒を採用することにした。 その際 ①回復技のあるカイリュー、サーフゴー、ガチグマを崩せる ②竜舞カイリュー(イカサマダイス、耐久の残飯やクリアチャームまで考慮)に隙を見せない ③イダイトウに強い の3点を評価して襷悪ウーラオス+フェアリーテラス最速エナジー甘えるハバタクカミを採用した。 最後に、ここまでできつめな「ステルスロック+チオンドクガ」「カバルドン+炎+水(カバマリルリイーユイ等)」をある程度解決することが出来、「宿り木の種、貯水、強い水打点」という要素から選出画面での圧力も高い叩き落とす水オーガポンを採用。 構築が完成した。 レンタル 個体紹介 ディンルー@オボンの実 災いの器 腕白261(244)-130-176(116)-*-119(148)-65 テラスタイプ:水 ヘビーボンバー 吹き飛ばし 撒菱 ステルスロック H-奇数最大 A-ステルスロック+撒菱(1回目)+ヘビーボンバーでB4パオジアン確定(156〜) HB-11n 172,189氷柱落としと172,189ツタこん棒の乱数がずれるライン HD-特化ガチグマのブラッドムーン、ハイパーボイス、臆病テツノツツミのハイドロポンプの乱数がずれるライン 厄災の王。 圧倒的な耐久の高さから「ステルスロック」を撒き、起点回避しながら削れる「吹き飛ばし」を複数回押す動きがシンプルに強い。 また、「水テラス+ヘビーボンバー」が今回のカイリューサーフゴーと合わせる上で最強であった。 具体的に 水ウーラオスに対して、「水ディンルーでステロ撒菱→サーフゴー引き」 ハバタクカミに対して、「挑発にも一貫してヘビーボンバーで大きく削れる」 パオジアンに対して、「水テラスヘビーボンバー→ステルスロック→撒菱で落とし切ることで、不意打ちからサーフゴーを守る」 ことが出来る。また、 水ディンルーが「剣舞+水流+氷技+アクジェ」に強く カイリューが「剣舞+水流+格闘技+アクジェ」に強く サーフゴーが「アクジェの無い剣舞に滅法強い」 ことから、剣舞水ウーラオスにも体力管理と技選択を適切に行えば全対応することが出来る。 このように、テラスタル前後のタイプ相性、数値的な相性の良さを駆使しながら定数ダメージで崩すことで、殴りと崩しを高いレベルで両立することが出来た。 「撒菱」はサイクルを崩すのに有効であり、「吹き飛ばし」の価値を高めることが出来る。行動制限力の高さから「引き」を強要する「アンコール、トリック、黄金の身体」との相性が抜群であった。 また、アンコールカイリューで地割れのケアも出来るため、「地割れヘイラッシャ+ハピナス」のような受けの並びにはシーズンを通して一度も負けることは無かった。 カイリュー@食べ残し マルチスケイル 図太い197(244)-125(個体値0)-144(124)-121(4)-135(116)-103(20) テラスタイプ:フェアリー 炎の渦 アンコール 電磁波 羽休め HB-陽気パオジアンの氷柱落とし×3の瀕死率3.4% HD-特化ガチグマのブラッドムーン×2が5.5%の乱数二発(=対面渦アンコで嵌めれる) S-麻痺最速135族(ハバタクカミ、パオジアン)抜き テラスタルの王。 この環境では、マルチスケイル×HD振り×炎の渦+アンコールがガチグマに対して滅法強い。具体的に、ブラッドムーンを2耐えすることから、「炎の渦→アンコール→羽休め」の動きで「悪足掻き」状態にさせ、こちらのHPを温存しつつ相手のテラスタルに依存せず大きく削ることが出来る。火力アップしてきた場合(ノーマルテラスタル、持ち物)は2耐えしないが、その場合でも「炎の渦+羽休め連打」で削り、渦が切れる直前に「ブラッドムーンをアンコール」することで、無償の1ターンを作ることが出来る。 このカイリューは「炎の渦+アンコール+羽休め」で性能が完結しているので、四枠目に立ち回りの幅を増やすことの出来る「電磁波」を採用。「剣舞、スケイルショット、氷柱落とし、眼鏡ムンフォ」等の崩しに対する1ターンの対応として最も強い技であり、引きを強要させた際に交代読み電磁波を高速アタッカーに当てることで有利盤面を作ることが出来た。 「フェアリーテラス」で採用することで崩されがちな「スケイルショット、鉢巻逆鱗、眼鏡イーユイ、悪ウーラオス」に強くしている。 サーフゴー@拘りスカーフ 黄金の身体 臆病171(68)-58(個体値0)-124(68)-178(196)-112(4)-138(172) テラスタイプ:鋼 ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック HB-特化水ウーラオスのグローブ水流連打+アクアジェット瀕死率14.7% 陽気パオジアンの不意打ち最高乱数切り耐え(意地は6/16耐え) HD-臆病テツノツツミの眼鏡ハイドロポンプ14/16耐え 臆病ハバタクカミのシャドーボール12/16耐え S-最速テツノツツミ抜き C-余り全て 特性の王。 引きに意味を持たせる「ステルスロック+撒菱」補助技で拘らせる「アンコール」をすることで、壊れである黄金の身体の補助技カットを有効に使い、最大限強さを引き出すことが出来る。 スカーフを持つことで「眼鏡や鉢巻の崩しを上から縛る」「ラストポケモンの積みは吹き飛ばしで流せないが、上からのトリック(またはアンコール+トリック)で詰めれる」と対応力をかなり上げることが出来た。 また、アンコールと吹き飛ばしのブーストエナジーを流す性能、ステルスロックと炎の渦でマルチスケイルを削る性能との噛み合いも良く、最高のポケモンである。 ディンルーから引きたい水ウーラオスと襷を削ったパオジアンとの打ち合いで欲しい耐久を確保し、Sを最低限に抑え、「Cを高め、無効の無い一致テラスで採用」することでスイーパーとしての性能を最大化した。 水オーガポン@井戸の面 貯水→面影宿し 意地175(156)-176(156)-105(4)-*-117(4)-154(188) テラスタイプ:水 ツタ棍棒 ウッドホーン 叩き落とす 宿り木の種 H-16n-1 A-11n HB-ステルスロック+ウーラオスの特化インファイト確定耐え(目安) S-準速イーユイ+2 ポンの鬼。 固定テラスなのに、テラス前後で弱点が一つも一貫しない凄いポケモン。 カバルドンとディンルーに対しては、こちらのディンルーがステロを展開する前にテンポを取られてしまうので、「カバルドン+イーユイ」と「ディンルー+チオンジェン+テツノドクガ」の並びに勝つのが難しかったが、このポケモンを入れることで最低でも選出択に持ち込むことが出来た。 地面を大きく削るためにAを適当なラインまで高め、イーユイ入りに出したいので、Sラインを合わせている。 また、従来の水オーガポンはカイリューと草タイプのどちらかに負荷をかけることが出来なかったが、「叩き落とすで、持ち物を落とす」という絶対的に有効な技選択をすることで、サイクル勝ちを狙えるようにしている。特に、「チオンジェンの食べ残し」はあるとないとで性能が段違いであり、理に適っていた。 ハバタクカミ@ブーストエナジー 古代活性 臆病131(4)-54(個体値0)-89(108)-173(140)-156(4)-205(252) テラスタイプ:フェアリー ムーンフォース シャドーボール 甘える 痛み分け HB-陽気オーガポンの-2ツタ棍棒±4ツタ棍棒確定耐え(目安) HD-特化ガチグマのブラッドムーン+真空波瀕死率17.6% S-最速(ミラー、最速カイリューの+2意識) C-余り全て 1/8スリップ+等倍テラスムンフォでD4ウーラオス確定(175~) パラドックスの神。 テツノツツミに強めで、それ以外には全て上を取れる(ことに出来る)最速エナジーでありながら、「甘える+痛み分け」で物理アタッカーと殴り合えるようにすることで、無類の対面性能の高さを誇る。 このようなハバタクカミは打ち合いには強いものの「耐久を崩しにくい」のが弱みだが、フェアリーテラス+可能な限りのC振りにすると、それだけでかなりの火力を得ることが出来た。このおかげで有象無象を縛る範囲を広げることが出来た他、電気テラスクリアチャームカイリューもフェアテラムンフォを押すだけで勝つことが出来た。 構築経緯にある通り、ほぼカイリューと合わせて選出するが、その際 「電磁波+痛み分け」で耐久ポケモンに「シャドーボールDダウン」「麻痺」の試行回数を稼いで強引に突破する。 「電磁波+甘える+痛み分け」でハバタクカミのHPを残し、不利展開から捲る。 のように、痛み分けの回復と電磁波の組み合わせは、殴りと崩しの両方において抜群の相性であった。 悪ウーラオス@気合いの襷 不可視の拳 意地175-200(252)-121(4)-*-80-149(252) テラスタイプ:ゴースト 暗黒強打 不意打ち ドレインパンチ 剣の舞 A-特化 S-準速 武道熊師。 「暗黒強打+不意打ち」の一貫性の高いリーチが殴り合いで強く、「剣の舞」で崩しも出来る凄いポケモン。S149からの悪技は、こちらのカイリューを破壊してくる型のカイリュー+サーフゴーに滅法強いので、渦アンコカイリューと相性が良かった。 渦アンコがブラッドムーンを悪足掻きさせたり、キョジオーンに対して「キャッチし、守るor自己再生をアンコールして、無償の1ターンを作る」ことが出来るので、そこで突っ張りにも引きにも一貫する「剣の舞」を押して崩し、スイープしていくのが強い動きである。 また、単純に種族値が高いので、「ドレインパンチ」で純粋な打ち合いをするのも強かった。特に、今回の構築では「甘える」「電磁波」で、剣の舞→ドレインパンチを補助する要素も含ませていたので、相手から見えにくい強い展開ずらしをすることが出来る。 悪ウーラオスがイダイトウに強い襷枠であることに加え、渦アンコカイリューがステルスロックの拒否をしてくれるので、一定数いたディンルー+イダイトウ@1のような並びにかなりの勝率を出すことが出来た。 要点 最強の基本選出 いなし、崩し、詰めを両立した基本選出が、圧倒的な対応力の高さで選出択を軽減しながら超パワーを出していけて最強であった。 捲りと詰めに優れた対面選出 硬すぎない回復技持ちには詰まされず、積みにも隙を見せない対面選出は純粋な打ち合いで勝ちやすい。さらに、「電磁波、アンコール」「甘える」「痛み分け、ドレインパンチの回復」「剣の舞」等の不利展開を打開出来る要素を多く組み込むことで、スタンダード構築への勝率を最大限高めることが出来る。 選出圧力込みの適切な埋め合わせ 軸が不利な構築に対しても「並びの圧力で選出択を発生させる」ことで、相手を事故らせて出す場合でも出さない場合でも強い補完枠を入れている。これにより、どのように出した場合でも、不利構築への勝率を上げることが出来る。 選出 基本選出 設置技×吹き飛ばし+設置技×渦アンコ+スカーフサーフゴーで削り切り、スカーフトリックとアンコールで詰め切る。 対面構築への選出 初手渦アンコ電磁波カイリューでテラスタルを切ってでもアドバンテージを取り、逃げ切る。 カバルドン+イーユイORディンルー+チオンジェン @2 軸が勝ちにくいこの並びには、水オーガポンを選出していく。 重いポケモン ディンルーと渦アンコで止まらないステロ+ドヒドイデ(バサギリ+ドヒドイデ等) ドヒドイデに対してはステルスロックを撒きたいが、ディンルーとカイリューに有利なステルスロック撒きと合わされると選出順番が難しくなってしまう。 結果 TN スカーレット 最終1位-2230 267-154 最後に レギュDスタンダードからの集大成構築を作り、しっかりプレイに集中し、最終1位を取ることが出来て本当に嬉しいです!! 今期は対戦数をいつもよりかなり増やし、レートを上げる過程で様々な構築をしっかりと回したことで環境への理解度が高まって、最終日にも構築を適切に変え続けることが出来たのが本当に良かったなと思います。 また自分がやりたいポケモンを出来るよう頑張っていこうと思います! 最終日対戦動画 【最終1位】S11最終日対戦集 ディンカイサーフ極 - YouTube 是非見てみてください! ポリゴンX (id:mega-salamance) 39 days ago Remove all ads * Read more Write a comment 2023-10-01 【S10最終8位】無双カミウーラ 構築記事 こんにちは!シーズンお疲れ様でした。 今回はS10で使用した構築を紹介します! 並びは↓です! それでは構築を紹介します! * コンセプト * 構築経緯 * 個体紹介 * ハバタクカミ@ブーストエナジー 古代活性 * パオジアン@気合いの襷 災いの剣 * 水ウーラオス@パンチグローブ 不可視の拳 * カイリュー@いかさまダイス マルチスケイル * キョジオーン@食べ残し 清めの塩 * ディンルー@オボンのみ 災いの器 * 要点 * 行動保障と崩しの両立 * 先制技リレー * 勝率を確実に高める補完 * 選出 * 対面選出から3体 * 崩し選出@2 * 対ヘイラッシャ,受けループ @2 * 重いポケモン * 結果 * 最後に * 最終日対戦動画 コンセプト ・崩しと殴りを両立することで選出択を減らした対面構築 ・先制技リレーでテラスタルの噛み合いを減らす 構築経緯 新要素であるスケイルショットを習得したガブリアスに対して ①テラスタル+ステルスロックを拒否するのが難しい ②後出しが出来るポケモン(テラス鉄壁キョジ、ヘイラッシャ、イカサマチオンジェン、鉄壁アーマーガア)の性能が全対応に遠い ことから、サイクルを回すことが理に適っていないと思ったので、対面構築を使うことにした。 対面構築の形としては エナジー 襷 テラスタル マルチスケイル(環境によって、化けの皮) で行動保証を得ながら、サイクルを破壊する要素を入れるのが理想的な形だと考えていたので 襷枠とマルチスケイルをどの順番でも出せるよう、ステルスロックを拒否出来るエナジー挑発ハバタクカミから構築を組み始めた。 S135と絶対的な殴り性能の高さから、ステルスロックとミラーの同速さえ解決すれば使わない理由が無い程強いと思い、襷パオジアンを採用した。 パオカミはテラスを必須としないので、テラスを切らない展開を想定出来る際の選出パワーを上げるために、テラスを切るととても強いエースを採用したかったので、パオカミが止まる範囲や要素に強く種族値で殴り合えるパンチグローブ剣舞水ウーラオスを採用。 また、どののような組み合わせの受けに対しても、殴りながらある程度の崩しを出来るポケモンが2体以上欲しかったので、ここまでで足りない ①チオンジェン+ドヒドイデ ②キョジオーン+カミ受けor毒テラスキョジオーン の両方に投げれるマルチスケイル枠として、竜舞イカサマダイスカイリューを採用。 この4体を対面の軸として、補完を考えていった。 次に、崩しを補助出来るステルスロック撒きが欲しかったので、最もパワーが高く特別な要素以外で起点になることがない吹き飛ばしディンルーを採用した。 この5体である程度構築が完結しており余裕があったので、きついヘイラッシャ絡みと受けループの両方に強く、選出画面で圧力をかけることでじゃんけんを噛み合わせれる確率を上げれることを評価して、身代わり呪いキョジオーンを採用。 構築が完成した。 個体紹介 ※採用順 ハバタクカミ@ブーストエナジー 古代活性 テラスタイプ:水 図太い162(252)-54(個体値0)-117(252)-155-155-156(4) ムーンフォース シャドーボール 挑発 痛み分け HB-特化 陽気水ウーラオスの水流連打+アクアジェット瀕死率6%(意地は82.1%) 陽気水ウーラオスのテラス水流連打瀕死率3.8%(意地は70.9%) 特化カイリューの嘴テラバースト+アクアジェット瀕死率75.6% 陽気パオジアンの氷柱落とし+氷の礫瀕死率13.5%(特化は74.2%) S-端数(S上昇) 最強エナジー。 HB特化Sエナジーという早くて硬いという行動保証から、環境の多くのポケモンに対して「ムーンフォース+シャドーボール」の通りの良さで行動保証かテラスを強要出来る上、「挑発+痛み分け」で展開を阻害しながら確実な削りを入れることが出来る。 特に、こちらの超パワーから逃げるためのステルスロックや状態異常の誤魔化しを許さず、ある程度の受け思考に対しても純粋な殴り合いに持っていけるというのが、本当に強かった。 上記のダメージ計算の通り、HBを甘えないことで想定外の耐え方を出来る可能性を作れるのか強すぎるので、HB特化以外あり得ないレベルだと感じている。 パオジアン@気合いの襷 災いの剣 テラスタイプ:電気 意地155-189(252)-109(68)-*-80-179(188) 氷柱落とし 鬱憤晴らし 氷の礫 テラバースト HB-A4ディンルーの地震89.1%2耐え 特化ガブリアス、特化カイリューのスケイルショットが3.6%の乱数5発 特化水ウーラオスのグローブ水流連打を95.4%で耐える A-特化 S-最速オーガポン抜き 襷の王。 ハバタクカミの「挑発」で、弱点である「ステルスロック」を解決したこの構築の襷パオジアンは準伝説としての超パワーを存分に発揮することが出来た。 ガブリアスやオーガポン等、Sを上げるのが難しい代わりに、ある程度の耐久があり火力が高いポケモンが増えたので、「S種族値135+先制技+気合の襷」により行動保証で上から殴れるというのがシンプルに強かった。 「鬱憤晴らし」は、甘えるカミの対策になる悪打点であり、悪打点であるおかげで炎オーガポンやイダイトウ、サーフゴー等氷半減のポケモン(orテラス)を、テラス無しで安定て殴ることが出来る。これと癖の無い先制技である「氷の礫」により、甘えるカミ(満タンHB以外)やイダイトウに安定して勝つことが可能である。 「電気テラバースト」は、ヘイラッシャや水ウーラオスへの打点になるので、選出する理由を作れるのが強かった。打点の強さ(対ドヒドイデ等)と電磁波無効を評価して、草ではなく電気にしている。 最速オーガポン抜きまで抑えて残りにBを降ることで、襷が意味を為さない連続技や複数回の攻撃に強くなり、襷枠としての強さを底上げすることが出来た。 水ウーラオス@パンチグローブ 不可視の拳 テラスタイプ:毒 意地201(204)-200(252)-121(4)-*-81(4)-123(44) 水流連打 ドレインパンチ アクアジェット 剣の舞 A-特化 S-準速キノガッサ抜き HBD-残り全て ガチすぎる熊。 「剣の舞+水流連打」が一部のポケモン以外への崩しになり、先制技の「アクアジェット」と殴りをずらせる「ドレインパンチ」の存在から、行動保証さえあれば崩しと殴りを高いレベルで両立することが出来る。最強であり、このポケモンを上手く使えた試合はほとんど勝つことが出来た。 行動保証を得るために、耐久に多く降った上で、テラスタルでタイプを変えれるようにしている。 毒テラスは、「ムーンフォース」半減はもちろんだが、「塩漬け+ボディプレス」や「ウッドホーン」に耐性をつけることが出来る。 カイリュー@いかさまダイス マルチスケイル テラスタイプ:鋼 意地175(68)-204(252)-116(4)-*-121(4)-123(180) スケイルショット アイアンヘッド 神速 竜の舞 A-特化 S-準速キノガッサ抜き HBD-残り全て テラスタルの王。 テラスタルに依存せず発動する特性マルチスケイルにより、環境のパオジアン以外のほとんどのポケモンにテラスタルなしで殴り合うことが出来る。 テラスタルを切った際も、ドラゴン→鋼の耐性変化で行動回数を増やすのはもちろん、「毒毒」に耐性をつけたり「アイアンヘッド」の火力を上げることで崩しにいくことが出来る。 「いかさまダイス+スケイルショット」は、マルチスケイルや身代わりに耐性をつけながらも、汎用性を落とさない強い殴り技となる。「神速」と合わせたリーチの高さから、テツノツツミやオーガポンとの殴り合いで強いのが良かった。 このように今回のカイリューは「テラスタルを切っても、切らなくても強い」性質があり、これとテラスタル依存度がまちまちなパオカミウーラと組み合わせが、選出パワーを底上げすることに繋がった。 キョジオーン@食べ残し 清めの塩 テラスタイプ:ゴースト 慎重207(252)-121(4)-152(12)-*-146(180)-63(60) 塩漬け 身代わり のろい 自己再生 HB-身代わりがA4クレベースの氷柱張り3回確定耐え HD-身代わりがC4ヤドランのサイコキネシス最高乱数切り耐え S-残り全て(受けループのヘイラッシャ全て抜ける) テキスト最強枠。 清めの塩×テラスタル×塩漬け×自己再生による詰ませ性能の高さが強みである。今回は、その強みを選出画面の圧力で活かすために採用した。 軸の対応範囲が広すぎることから基本的に選出しない想定だったので、「身代わり+ゴーストテラスタルのろい」で軸が無理な受けループを崩す役割を持たせている。 結果的に受けループに当たることは無かったが、シンプルに「HD+のろい」の単体性能が高く、自然に選出に絡めれることもあった。 ディンルー@オボンのみ 災いの器 テラスタイプ:毒 261(244)-131(4)-184(180)-*-109(68)-67(12) カタストロフィ 吹き飛ばし 撒き菱 ステルスロック H-奇数の3n最大値 HB-パオウーラオーガポンに対して効率の良いライン HD-臆病眼鏡テツノツツミのハイドロポンプ14/16耐え S-ミラー意識で余り(4振りと無振りを抜く) ステルスロックの鬼。 崩しの起点を作ってほしかったので、「ステルスロック」に加えて「撒菱」を採用している。これにより、起点回避+崩しが出来る技になり「吹き飛ばし」の価値が上がったので、吹き飛ばしを押さないタイミングで押す技として最も汎用的の高い「カタストロフィ」をメインウェポンとした。 上述のように崩しの起点になるのはもちろんだが、この構築では「先制技」「ブーストエナジー」で上から縛れる範囲を広げられるのもとても強かった。 要点 行動保障と崩しの両立 殴りながら崩すことの出来る、環境トップのポケモンの強い型を組み合わせることで、受け選出にも攻め選出にも対応出来るようにして、選出択を減らしている。これにより、環境に多かったキョジオーン構築にもかなり勝つことが出来た。また、先制技とSの早さにより、実質的な出し負けを少なく出来ていたのがとても良かった。 先制技リレー 「耐性テラス」に対して上からの後出しじゃんけんが出来る先制技を多く採用することで、「テラスタルしないなら神速、テラスタルするなら氷の礫が通る」のように、自分視点のテラスタル択をかなり減らすことが出来た。 勝率を確実に高める補完 選出率の低さを補える程に選出画面の圧力が高い2体で、軸で足りない崩しを補助することで「無理な構築を減らす」「崩しの強要」をし、確実に勝率を高めることが出来た。 選出 対面選出から3体 ある程度のサイクル破壊は出来るので、基本的には軸の4体の対面駒から3体を投げて、殴り合いをする。 崩し選出@2 軸だけでは崩せない場合、「ステルスロック+撒き菱+吹き飛ばし」で大きく削りを入れて崩しの起点になれるディンルーを絡めたい。 対ヘイラッシャ,受けループ @2 ヘイラッシャと受けループに対して、キョジオーンを選出して崩していきたい。ヘイラッシャ入りは、相手のキョジオーンの対策も込みで考えると唯一選出が難しかった。 重いポケモン ヘイラッシャ 軸の4体のうちカイリューとウーラオスが止まってしまうので、選出幅が狭くなってしまい、嚙み合わせになりやすいため。 結果 TN スカーレット 最終8位-2164 165-96 最後に 今期は13日のDLCで教え技と一部の新ポケモン解禁により環境が変化しましたが、実践と考察を重ね、しっかり適応することが出来て良かったです。プレイング,構築共に納得いくところまでいけて良かったですが、30日18:00~1日25:00まで睡眠をしたことで、2ロム分の時間が確保出来なかったのが反省点でした。 8:59に2位(レート2185-8くらい)から潜った試合は、選出択のしょうがない負け方だったので、悔しいですがまた1位目指して頑張ろうと思います。 最近は、モチベーションが維持出来ており、構築を煮詰め切れることが増えたのは良いことだと感じています。これからも向上心を忘れずに高めていきたいと思います。 ここまで閲覧ありがとうございました。 最終日対戦動画 【最終8位】S10最終日対戦集 パオカミウーラカイリュー - YouTube 是非見てみてください! ポリゴンX (id:mega-salamance) 71 days ago Remove all ads * Read more Write a comment 2023-09-01 【S9最終10位】夢想カミウーラ 構築記事 こんにちは!シーズンお疲れ様でした。 今回はS9で使用した構築を紹介します! 並びは↓です! それでは構築を紹介します! * コンセプト * 構築経緯 * 個体紹介 * ハバタクカミ@拘り眼鏡 古代活性 * 水ウーラオス@拘りスカーフ 不可視の拳 * カイリュー@食べ残し マルチスケイル * ランドロス@突撃チョッキ 威嚇 * パオジアン@気合いの襷 災いの剣 * サーフゴー@隠密マント 黄金の身体 * 要点 * テラスタル込みのタイプ受けサイクル or * 「削り+積み」のケア , * 汎用性のあるポケモンでの要素補完 * 選出 * から3体 * パターン2@2 * パターン3 @2 * 重いポケモン * ヒードラン * ドラパルト * 結果 * 最後に コンセプト 崩しをケアしながら削って詰めるサイクル 構築経緯 ウーラオスとカイリューが環境トップにいる今のルールでは「ハバタクカミを強く使う」ことがサイクルをする上で重要だと考え、ハバタクカミを絡めた強い動きから構築を組むことにした。 襷は対面リレーにしかならず エナジーは型バレと出し方が窮屈 であることから、眼鏡かスカーフで採用したいと思い、考えたところ ハバタクカミがダメージレースで不利を取りがちな襷パオジアンに対して「下からドレインキッスを打って、水ウーラに引いて上からとんぼを押す」動きが強いと思ったので、今回は眼鏡ドレキスハバタクカミ+スカーフ水ウーラオスから構築を組み始めた。 この2体ではディンルーがきついので浮いてる枠でディンルーを削りたかったが、眼鏡ハバタクカミの「滅びの歌とSの早さ、神速無効によりカイリューをケアしやすい」という強みを活かすことが出来る、渦アンコカイリューを採用した。その際、B特化の残飯かつ電磁波持ちにすることで、水ウーラのミラーやパオジアン対面のとんぼからの引き先になれるようにした。 次に、電磁波•地震の一貫を切れるかつ、打ち落とす地震地割れを打つことでカイリューサーフゴーに対してハバタクカミの一貫を簡単に作ることが出来、重めなサーフゴーやジバコイルに強いチョッキランドロスを採用した。 この4体をサイクルの基本軸とし、安定した選出が出来る場合にはこの中の3体から選出することにした。 ここまでで耐久振りのオオニューラ展開を止める手段に乏しく、ステルスロックが無い場合に襷枠を出したかったので、汎用性の高い襷枠としてサイコファングパオジアンを採用した。 最後に、受けループとキョジオーンを取り巻きと合わせて崩せて、テツノツツミのフリーズドライ及びモロバレル・キノガッサのキノコの胞子、チオンジェン宿り木のタネ、の一貫を切りたかったので隠密マント格闘テラバーストサーフゴーを採用。 構築が完成した。 個体紹介 ※採用順 ハバタクカミ@拘り眼鏡 古代活性 控えめ145(116)-54(個体値0)-101(204)-176(36)-156(4)-174(148) テラスタイプ:フェアリー ムーンフォース シャドーボール ドレインキッス 滅びの歌 HB-特化水ウーラオスの水流連打を91.7%耐え C-11n S-ミラー及びパオジアン意識 レギュD最強ポケモン。 「逆鱗」「ドラゴンテール」「インファイト」「神速」が無効の優秀なタイプでありながら、CDSの数値が高いのが当たり前ながらとても強い。技を無効化したときに、負荷をしっかりかけられる拘り眼鏡で採用している。 「ドレインキッス」は、従来の眼鏡ハバタクカミに強い、早いパオジアンとウーラオスやミミッキュの先制技に対して、耐久振りと合わせて相手視点見えにくい展開ずらしが出来る神技であった。 滅びの歌は、多くの試合で「アンコール」と合わせた安定で強い詰め筋になる。 水ウーラオス@拘りスカーフ 不可視の拳 意地175-200(252)-124(28)-*-80-146(228) テラスタイプ:水 水流連打 インファイト アクアジェット 蜻蛉返り A-特化 S-最速カイリュー抜き HB-特化カイリューの+2テラス神速を最高乱数切り耐え 特化カイリューのテラス神速×2を98.8%耐え パオジアンを駆逐する熊。 Sが206より早く、「不意打ち」「氷の礫」が半減であることから、パオジアンの「氷柱落とし」の怯みや「絶対零度」を拒否しながらサイクルを回すことが出来る神ポケモンである。 水テラス「水流連打」が襷まで貫通するスイープとして最強だった。 「アクアジェット」はエナジーハバタクカミと剣舞パオジアン(こちらのHPが削れているとき)上から殴れるのが強いと思ったので採用した。 Sを必要なラインまで落としてBを上げることで、眼鏡ハバタクカミと合わせて竜舞カイリューを見ることが出来る。 カイリュー@食べ残し マルチスケイル 図太い195(228)-125(個体値0)-161(252)-120-120-104(28) 炎の渦 アンコール 電磁波 羽休め H-8n+3(ステロ分を4回の残飯で回復、羽休めの回復量が上がる) HB-「とんぼかえり」に対して残飯でマルスケ回復が追いつく確率を最大にするため、ガチ特化(A172までの一致とんぼかえりでマルスケが剥がれない) 特化ウーラオスのインファイト+アイススピナー残飯1回込み確定耐え 特化ウーラオスのインファイト+アイススピナー+アクジェを残飯2回込み97.8%耐え 特化ウーラオスの水流+アイススピナーを急所込み67%耐え 特化カイリューの嘴テラバースト×2+神速を残飯2回込み確定耐え 威嚇込み、特化水ウーラオスのグローブ冷凍パンチ×2を残飯を確定1回込み確定耐え S-麻痺最速テツノツツミ抜き ガチ特化カイリュー。 「電磁波+アンコール」が剣舞ウーラオスに強く、「炎の渦+アンコール」がディンルーに強いので、合わせて採用することで剣舞とステルスロックのサイクル破壊をいなすことが出来る。また、タイプ受けサイクルの「アンコール」は、シンプルな弱点である積みを簡単かつ安定してケア出来るため、入れない理由が無いと思う程の強さを感じた。 スカーフ水ウーラオスやチョッキランドロスを使う上で、上記のダメージ計算の通り「インファイト」や威嚇込みの「氷技」を打ってくるウーラオスに後出しが効くのがとても良かった。Bガチ特化食べ残し最強。 食べ残しは、カイリューが場に出ているときはもちろんだが、蜻蛉返りから着地するターンに発動するのも強く、蜻蛉返り持ちが2体いるこの構築ではその強みを存分に発揮することが出来る。 テラスタイプは、「鉢巻蜻蛉返り+眼鏡テラスムンフォ」の崩し方に耐性を付けるフェアリー半減テラスのうち、「蜻蛉返り」「水流連打」「インファイト」を全て等倍以下に抑えられる毒テラスで採用した。 ランドロス@突撃チョッキ 威嚇 191(212)-187(36)-111(4)-*-128(228)-116(36) テラスタイプ:鋼 地震 地割れ 打ち落とす 蜻蛉返り H-16n-1 A-11n D-2n S-最速ガチグマを意識したカイリューサーフゴーを抜きたい サイクルの鬼。 残すだけで強い「威嚇」が最強。突撃チョッキを持つことで、エナジーハバタクカミや電気タイプ・電磁波持ちを役割対象にし、気持ち良く選出することが出来た。 カイリューが毒テラスを切るorランドロスが鋼テラスを切ると「元々切っていた地面の一貫が出来てしまう」のが難点だが、両採用を軸にすることでそのデメリットを軽減し、むしろ「氷,フェアリーの一貫を消す」という強いテラスタルの使い方になる。 また、打ち分ける(=拘り一点読みのタイプ受けをさせない)ランドロスを始動に、ハバタクカミや水ウーラオスと合わせて「カイリューサーフゴー」を破壊出来るのがとても強い。具体的に A.サーフゴーを倒すorテラスタルを切らせる→ムンフォが一貫 B.カイリューを倒すorテラスタルを切らせる→水流連打が一貫 のように裏からの拘りを通すことが出来る。 カイリューは、こちらのランドロスへの遂行速度が極端に低い(電磁波エアスラッシュ等)か、地震が受からないか、のどちらかであることがほとんどなので、「打ち落とす+地割れ+地震」が理に適っていた。 鋼テラスタルは、フェアリー半減のうちサーフゴーのゴールドラッシュが半減でパオジアンの攻撃に弱くないテラスである。 パオジアン@気合いの襷 災いの剣 意地155-189(252)-109(68)-*-85-179(188) テラスタイプ:ゴースト 氷柱落とし 聖なる剣 サイコファング 不意打ち A-特化 S-最速110族抜き HB-A4ディンルーの地震を89.1%で2耐え 特化水ウーラオスのグローブ水流連打を95.4%で耐える ASの王。 レギュCは「氷柱落とし+聖なる剣+不意打ち」で技範囲が足りていたので、足りなくなった水ウーラオスに打点を持つためにサイコファングを採用した。この技構成にすることで、シンプルに殴る行為が強い最強の襷枠にすることが出来た。 ステルスロックをケア出来る(ディンルー入りに、カイリューを初手に投げる場合等)orステルスロックが無い構築(ガチグマ構築等)の場合の襷パオジアンの殴り合い性能が異常に高いので、結局このポケモンが殴り合いの考え方においてはどのように環境が変化しても軸になると感じた。 テラスタイプは、行動保障を得る意味で草かゴーストで悩んでいたが、カイリューと合わせて選出することが多い(パオジアンがきついディンルーとウーラオスにカイリューが強いから)と考え、アンコールと合わせて竜舞カイリューをケアしやすいゴーストテラスで採用した。 サーフゴー@隠密マント 黄金の身体 控えめ191(228)-54(個体値0)-115-187(132)-111-123(148) テラスタイプ:格闘 シャドーボール テラバースト 悪巧み 自己再生 H-16n-1 C-11n S-準速キノガッサ抜き 破壊枠。 優秀なタイプで他の2体と合わせてある程度攻め駒をケアしながら受けを崩すことが出来る。黄金の身体により補助技を無効にする再生技持ちなので、HPが1でも残っていれば受けポケモンへの詰ませになれるのが強みである。ウーラオスやランドロスと合わせてキョジオーンにテラスタルor引きを強要しながら、テラス塩漬けには蜻蛉返りを隠密マントに繋ぐ動きをよくしていた。 格闘テラバーストは、受けループ(ラッキー)とイーユイへの崩し技である。 要点 テラスタル込みのタイプ受けサイクル OR サイクル軸の4体を「火力を上げる一致テラスタルか、テラスタル込みでタイプ受け出来る耐性のテラスタル」にすることで、どのタイミングでテラスタルを切ってもサイクルを回し続けれるようにしている。 「削り+積み」のケア , 遅いポケモンはHPが1さえ残ってさえいれば積みのケアがしやすいアンコールor火力の高い威嚇、早いポケモンは火力を上げることで「削って、積む」ことでサイクルを破壊してくる動きに出来るだけ隙を見せないようにしている。 汎用性のあるポケモンでの要素補完 ステルスロック以外に無敵であり耐久オオニューラに強い襷枠であるパオジアン、一貫を切りつつの崩せない範囲への崩しのサーフゴー、というどうしても軸で届かない範囲に対して、汎用性のあるポケモンで対策することで、相手の並びに依存せず選出画面で見えにくい誘い殺しをすることが出来た。 選出 から3体 テラスタルルールは様々な構築があるので応用の連続にはなるが、選出が安定する場合には軸の4体を上手く使いサイクルを回すのが強い。 パターン2@2 パオジアンを他のポケモンより選出する価値が高いと感じた場合は、パオジアンを選出するのがとても強い。特に、オオニューラ入りやディンルーがいない対面構築(主に、ガチグマ入り)にはほとんど出していた。 パターン3 @2 キョジオーン入りや受けループ等、極端に受け性能を高めた構築には、崩しの鬼である巧みサーフゴーを選出していた。 重いポケモン ヒードラン 鬼火が一貫しており、ステルスロックも痛い。ウーラorランドロス+ハバタクカミという上からの制圧でヒードラン自体は対処可能だが、処理ルートが少ない分選出択や嚙み合わせを回避するのが難しかった。 ドラパルト ヒードランと同様鬼火が一貫しており、早いため上から殴りにくいのが厳しかった。ただ、ドラパルトは起点型が多かったので、裏の積みエースを止めることで試合自体はほぼ全て勝つことが出来た。 結果 TN ゆめうつつ 最終10位-2165 191-112 TN スカーレット 最終28位-2126 勝敗不明(パソコンのバグで録画出来ませんでした、最終日スタート時点では72-28のレート2049でした) 最後に 一か月構築とプレイングを煮詰めた結果、プレイング・構築共に個人的に納得行くラインまで詰めることが出来たので、そこはかなり満足しています。ここが良いと、とても気持ち良く試合が出来て楽しい上、再現性のある勝利で高順位を狙うことが出来るので、どちらの意味でも個人的には必須だと感じました。これからもここを目指し続けていきたいです。 今回はレートが上がるのが遅く1位に間に合わなくなり一桁行けそうなところで保存したので、最終順位に対する反省点はそこかなと思っています。たとえ構築とプレイングが良くても、実力が関与しない他の要素もあり連勝しまくれるゲームではないので、レートの上げ方も一つの大切な要素であることを再認識しました。 また1位を目指して頑張ります。 ここまで閲覧ありがとうございました。 ポリゴンX (id:mega-salamance) 101 days ago Remove all ads * Read more Write a comment 2023-07-01 【S7最終7位】原始パオサーフ 構築記事 こんにちは!シーズンお疲れ様でした。 今回はS7で使用した構築を紹介します! 並びは↓です! それでは構築を紹介します! * コンセプト * 構築経緯 * 個体紹介 * パオジアン@気合いの襷 災いの剣 * カイリュー@食べ残し マルチスケイル * サーフゴー@ゴツゴツメット 黄金の身体 * ディンルー@オボンのみ 災いの器 * ミミッキュ@命の珠 化けの皮 * テツノドクガ@ブーストエナジー クォークチャージ * 要点 * 最強の基本選出 * 絶対零度襷パオジアンを強く使う + * 拘りを使わない * 選出 * 基本選出 * キョジオーン絡み@1 * 対面系統(コノヨザルやウルガモスがいる場合) * 重いポケモン * 水チオンジェン+ドオー * 結果 * 最後に * 最終日対戦動画 コンセプト ・崩しと詰めを両立出来る絶対的な性能が高いポケモンで固める ・起点回避し続ける 構築経緯 襷絶対零度パオジアンとサーフゴーを基本選出に絡めることが安定して勝つ上で重要だと考えていて、その中でも「ゴツメ電磁波サーフゴー+渦アンコフェアリーテラスカイリュー+襷絶対零度パオジアン」の並びが、環境トップのポケモンの多くに全対応出来るので、軸とした。 次に、基本選出に一貫している眼鏡イーユイの悪の波動に圧倒的な裏目を付けることが出来るポケモンとして、ディンルーを採用した。軸できつめなカバルドンとキョジオーンに出したいので、対面駒としても優秀な挑発ステロ型にした。 残りの二枠には、ウルガモスとミミッキュに強いテツノドクガと竜舞カイリューと格闘勢に強いミミッキュを、軸のサイクルが破壊される攻めに寄った構築に出しやすい、ブーストエナジーと命の珠で採用。 構築が完成した。 個体紹介 パオジアン@気合いの襷 災いの剣 陽気155-172(252)-101(4)-*-86(4)-205(252) テラスタイプ:ゴースト 氷柱落とし 聖なる剣 不意打ち 絶対零度 A-ぶっぱ S-最速(眼鏡ハバタクカミ意識) 神。 高速襷での行動保証に加え、高火力氷柱落とし怯みと絶対零度による崩し、不意打ちでの打ち合い性能が高く無敵のポケモンだった。 初動と詰めを安定させるため必須だと考えている「氷柱落とし+聖なる剣+不意打ち」までを固定したときに、残りの一枠で一番対応範囲を広く出来ると思い「絶対零度」を採用している。 「氷柱落とし+聖なる剣や裏で突破出来ないポケモンを絡んだサイクルへの崩しの手段として打つ」「下振れて不利展開になってしまった試合でも、上から無償で突破することで巻き返す」のように、有効に打つ絶対零度は勝率期待値を確実に上げる技となり、本当に強かった。 サーフゴーの電磁波と合わせることでエナジーやスカーフの上を取ったり、まひるみによる崩しが出来るのも、襷氷柱落とし型の強みである。 今回の(テラバーストと嚙み砕くが無い)襷パオジアンの弱みとしては「初手ミラーのフェアリーテラバーストに弱い」「HBサーフゴーに打つ技が無い」ことが上げられるが、それぞれ「サーフゴーかテツノドクガに素引きしてケアする」「HBサーフゴーを出させる理由になるポケモンを入れず、テツノドクガで圧力をかけることでめちゃくちゃ選出しにくくさせる」ことで、何も不便を感じることは無かった。 テラスタイプは神速とを無効に出来るゴーストで使っていたが、ほとんど切ることが無かったので、耐性テラスが火力を上げるテラスタルに変えていいかもしれない。 カイリュー@食べ残し マルチスケイル テラスタイプ:フェアリー 慎重197(244)-155(4)-131(124)-108-143(76)-108(60) 炎の渦 地震 アンコール 羽休め H-羽休めの回復量最大 HD-臆病ハバタクカミの眼鏡シャドボに回復が確定で間に合う 特化眼鏡イーユイのマルチスケイル悪の波動+半減悪の波動×2を96.3%で耐える HB-パオジアンの氷柱落とし14/16耐え 特化カイリューの鉢巻逆鱗確定耐え S-4振りウォッシュロトム抜き 一般最強ポケモン。 「テラスタル+マルチスケイル+残飯+羽休め」での「受け切る」性能が高く、渦アンコと合わせることで崩しや詰め、削りを担うことが出来る。 渦アンコは「ステルスロックディンルー」に滅法強いため、ステルスロックに対してパオジアンを初手にしかおけないという弱みを完全に消すことが出来た。 「電磁波+マルチスケイル羽休め」「相性補完+アンコール」「相性補完+炎の渦」等、サーフゴーと組み合わせたときの性能が非常に高くなるので、多くの試合で同時選出していた。 フェアリーテラスは「逆鱗」「巨剣突撃」「悪の波動」意識で、それぞれ「鉢巻ガブリアスに後投げが安定する」「チョッキセグレイブが受かる」「眼鏡イーユイを渦でキャッチし、悪の波動怯みを拒否しながら対面処理出来る」と大きく勝利に貢献してくれた。 サーフゴー@ゴツゴツメット 黄金の身体 テラスタイプ:水 穏やか193(244)-58(個体値0)-135(156)-154(4)-136(100)-105(4) ゴールドラッシュ 祟り目 電磁波 自己再生 HB-特化パオジアンの噛み砕く13/16耐え 特化ミミッキュの珠テラスシャドークロー確定耐え HD-特化ハバタクカミの眼鏡テラスムンフォ確定2耐え 臆病テツノツツミのハイドロポンプ確定2耐え 最強特性ポケモン。BDサーフゴー。 従来のカイリュー+サーフゴーは「眼鏡ハバタクカミ」「ブーストエナジーツツミ」が重かったが、HDに振ることで、解決することが出来た。 また残りをHBにしっかり割くことで、「行動保証のあるパオジアンの噛み砕く」を耐えるため、「パオジアンミラー、サーフゴーバック→ゴルラ」で、フェアリーテラバーストをケアしつつ対面処理することが出来る。相手側の引き先である「ヘイラッシャ」等の受けポケモンに電磁波サーフゴーが圧倒的に有利なのも、この動きの強い点である。 耐久の高いポケモンの打つ電磁波はかなり性能が高く、上述のパオジアンやカイリューとのシナジーも相まってとても強い技だった。電磁波があるとイーユイ+ヘイラッシャに対して、カイリューと合わせて完封出来るため、ほとんど勝つことが出来た(負け方はほぼ一発地割れだが、そこもパオジアンの零度で巻き返すことが出来る)。 サーフゴーの水テラスは、イーユイとパオジアンに強く、地震が等倍のタイプである。 襷パオジアンが「ゴーストテラス以外のパオジアンに強い」「相手にテラスを切らせて、相手のパオジアンがテラバーストを打てない状態を作れる」性能を持ち、カイリューがフェアリーテラスを切りにくいパオジアン+テツノドクガに水テラスタルが刺さるため、ゴーストテラスパオジアンとHBテツノドクガに強い水テラスは今回の構築では最適のテラスタイプであった。 ディンルー@オボンのみ 災いの器 テラスタイプ:炎 慎重261(244)-131(4)-151(44)-*-129(140)-75(76) 地震 カタストロフィ 挑発 ステルスロック HB-特化ミミッキュの珠じゃれつく2耐え 特化カイリューの鉢巻逆鱗2耐え HD-特化イーユイのテラバ83.6%で2耐え 特化イーユイの眼鏡テラバ確定耐え S-ミラー意識 神2。 HDに厚く振ることでサーフゴーとミミッキュが誘うイーユイに強く、「S振り+カタストロフィ+挑発」により、相手のディンルーにステロを撒かせずに、裏の襷パオジアンを強く使うことが出来る(必ず初手挑発から入っていた)。 初手ミラーの挑発はカタストロフィに弱いが、ディンルーを裏に残す動きが強くないため、カタストロフィを押された場合でもS振りと裏の襷パオジアンによりイーブン以上の展開になることがほとんどであった。 挑発はステロを撒かせないだけでなく、キョジオーンやチオンジェンの動きを縛ることで立ち回りでの崩しが出来たり、積みや身代わりを拒否出来るのも強かった。 ステルスロックディンルー+カイリューサーフゴーは「パオジアン+ハバタクカミ」に勝てないのが弱みだが、それを自然に解決出来る「補完枠としてのディンルー」という使い方は非常に良かったと感じる。 炎テラスはパオジアンに強いのはもちろんだが他の氷半減テラスと比較すると「鬼火を無効にし、ウルガモスに挑発地震で勝つ」「パオジアンにテラスを切った後もイーユイに強い」「裏のハバタクカミまで貫ける」と独自の強みがある。 ミミッキュ@命の珠 化けの皮 テラスタイプ:ゴースト 意地131(4)-156(252)-100-*-125-148(252) じゃれつく シャドークロー 影打ち 剣の舞 A-特化 S-ミラー意識準速 最強特性ポケモン2。 崩し性能は高くないが、対面性能がとても高いため、相手に受け要素が無い構築に選出していた。 この環境では「パオジアンの氷柱落とし怯み」「イーユイに影打ちが入らない」ことが、対面性能を下げる原因となっているが、パオジアンやテツノドクガで上から削ることで強く扱うことが出来た。 剣舞+ゴーストテラスシャドークローにより、パオジアンが呼ぶ炎テラス炎タイプを強引に崩すことが出来る。また、相手に先にテラスタルを切らせたときに裏のエナジーハバタクカミをテラス影打ちで縛れるのも強み。 ドレインパンチに弱い襷枠を使う上で、行動保障のあるポケモンでありながらコノヨザルに強いのが、とても偉かった。 テツノドクガ@ブーストエナジー クォークチャージ テラスタイプ:ノーマル 臆病187(252)-*-96(124)-160-130-161(132) 炎の舞 ヘドロウェーブ アシッドボム 朝の陽射し H-特殊耐久意識でぶっぱ テツノツツミのハイドロポンプ10/16耐え S-Cより高く HB-出来るだけ高く 最強タイプポケモン。 「フェアリー1/4」「毒菱回収出来る毒菱要員」「特殊高打点」という選出圧力をかけることが出来る。また、サーフゴーを出したくないときでも、パオジアンミラーのフェアリーテラバーストと聖剣をケアした引き先になることが出来る。 エナジードクガでは少し珍しい技構成だが、耐久の高さを活かしつつもしっかり崩しが出来るため、とても使いやすかった。後出しのカイリューに対して、アシッドボム+ヘドロウェーブで大きく削り(ASとかは落とせる)、神速無効のミミッキュやゴーストテラスパオジアンで縛るのが安定する。 パオジアンとウルガモスとマッハパンチに強いのが、イーユイとの完全な差別化ポイントである。 ノーマルテラスタルは「カイリュー+サーフゴー」が呼ぶ「眼鏡ハバタクカミ」「ミミッキュ」に強く出ることが出来るので、構築と嚙み合っていた。 要点 最強の基本選出 殴り合い•崩し•詰ませを高いレベルで行える、対応範囲の広い基本選出を作ることで、どのポケモンや型にも対応することが出来た。 絶対零度襷パオジアンを強く使う + 弱みを消して(ステルスロック、初手ミラーの噛み合い、ヘイラッシャ、エナジーツツミカミの解決)強みを活かす(電磁波+氷柱落とし、テラスタル絡み)ことで、異常に性能が高いポケモンである絶対零度襷パオジアンを強く使うことが出来た。 拘りを使わない 拘りはテラスタルでの切り返しに対して、2ターン分のディスアドバンテージを取られてしまうので、採用しないことで、目の前に通る技を素直に押せる回数を増やした。 選出 基本選出 組み始め。立ち回り込みでかなりの範囲を対応出来る、最強の選出であった。 キョジオーン絡み@1 カタストロフィ挑発と渦アンコの定数削りにより、「自己再生を強く使わせない」ことが可能。ステルスロックディンルーと渦アンコールカイリューは殴り合い性能も高いため、キョジオーンの対しての選出択が無いのがポイント。 対面系統(コノヨザルやウルガモスがいる場合) パオジアンが後手を取り、カイリューサーフゴーで展開を取り切れない場合(=ステロをまくコノヨザル、止めにくいウルガモス)は殴り合い選出をすることで安定して対処が出来た。 重いポケモン 水チオンジェン+ドオー 電磁波が効かない上、地震が通るわけでもないので、崩し手段が絶対零度しかない。しかし、水チオンジェンはパオジアンに対して遂行速度が遅いことがほとんどなので、釣り交換も含めると完全な不利では無かったように思う。 結果 TN Pure 最終7位-2125 160-72 TN かみがかり 最終21位-2065 105-46 他2ロムレート2050前後から溶け。 最後に 今期は絶対零度パオジアンのあまりの強さにしっかり向き合ったことが良かったと思います。絶対零度を打つ必要の無い、硬すぎないサイクルで完成度の高い構築を作れたと思っているのでそこには非常に満足しています。また、最終日に一撃技の打ち方を含めてもプレイングの後悔が一つも無く、ポケモン脳の極まりを感じることが出来たのも良かったです。これからもポケモンの実力を上げていきたいと思います。 今回は最後の2時間くらいで下振れが多めで、自信を打ち砕かれた上に1位を目指す時間がたりなかったので1桁保存しましたが、しっかり1桁を取れたのは良かったです。 また目指せるときに1位を目指そうと思います。 ディンルーカイリューサーフゴーと絶対零度パオジアンの強い使われ方が広まってしまうのを危惧して公開を遅らせましたが、ディンルーカイリューサーフゴーと襷絶対零度パオジアンは相当嚙み合わない限りレートを上げることが出来ない環境になっていると確信を持てたので、S8終了時点で公開しました。 最終日対戦動画 youtu.be ポリゴンX (id:mega-salamance) 163 days ago Remove all ads * Read more Write a comment 2023-05-01 【S5最終3位】封殺チオンドクガ 構築記事 こんにちは!シーズンお疲れ様でした。 今回はS5で使用した構築を紹介します! 並びは↓です! それでは構築を紹介します! * コンセプト * 構築経緯 * レンタル * 個体紹介 * チオンジェン@食べ残し 災いのお札 * パオジアン@拘りスカーフ 災いの剣 * テツノドクガ@ブーストエナジー クォークチャージ * テツノツツミ@気合いの襷 クォークチャージ * サーフゴー@拘り眼鏡 黄金の身体 * イルカマン@突撃チョッキ マイティチェンジ * 要点 * 環境トップを複数体で見る()+() * ステルスロックにアドバンテージを取らせない or * 限定的テラスタル * 選出 * 重いポケモン * テツノツツミ+イーユイ(ドクガ) * 受けループ * 結果 * 最後に * 最終日対戦集 コンセプト ・強いポケモンを強く使う ・環境トップポケモンの対処を一体に依存せず、複数体に役割を持たせる (具体例:竜舞カイリューをチオンジェンだけでなく、スカーフパオジアンで止める) ・「行動保障×不一致テラスタル」できつい要素を安定選出で解消出来るようにする 構築経緯 ①ディンルーのカタストロフィ+ステルスロックの荒らしに「残飯+宿り木の種」が有効 ②「瞑想+痛み分け」「甘える+痛み分け」の殴り合い性能の高いハバタクカミに強い ③止めにくい竜舞カイリューを止められる という3点の理由から残飯チオンジェンを使うことでメジャーポケモンへの嚙み合わせを少なく出来ると感じたのでここから組み始めた。 チオンジェンの主な弱点は「状態異常」「身代わり,黄金の身体」「特殊高火力アタッカー」だと感じたので、それらを解決出来ると思い、チョッキイルカマン+眼鏡サーフゴーを採用。 この3体で環境に多かった「ディンルー+カイリュー+サーフゴー」に対して高い勝率を保てていたので、ここを固定して組み替えていった。 次に、「宿り木無効の草テラスタルを裏目させる」「毒びしを回収出来る」という構築の欲しい要素を持つ毒タイプを採用することにした。今回は、「チオンジェンが受からないハバタクカミ,イーユイに展開を取りやすい」「パオジアンに一方的に不利を取らない」「サーフゴーに有利」の三点を重く見て、Sエナジーテツノドクガに決定した。 ここまで、「チオンジェン+毒への崩しに乏しい」「一撃必殺技の拒否が難しい(主にヘイラッシャ)」ことが気になったので、両方解決出来る襷アンコール草テラステツノツツミを採用。 最後に、きつめな「コノヨザル+サーフゴー」に刺せる上、チオンジェンでしか見れていない「竜舞カイリュー」に強く、サイクルが回らない「氷+炎(テツノツツミorパオジアン+イーユイorテツノドクガ)」に選出画面で圧力をかけられる、ゴーストテラススカーフパオジアンを採用。 構築が完成した。 レンタル 個体紹介 チオンジェン@食べ残し 災いのお札 テラスタイプ:フェアリー 穏やか192(252)-81(個体値0)-152(252)-*-171(4)-90 イカサマ カタストロフィ 宿り木の種 守る HB-陽気パオジアンの+4等倍氷柱落とし最高乱数切り耐え(目安) HD-臆病テツノツツミの眼鏡れいび確定耐え,臆病イーユイの等倍テラスオーバーヒート確定耐え 9世代のナットレイ。 「災いのお札+高い特防+テラスタル」での高耐久宿り木が出来るのはもちろん、「宿り木が入らないサーフゴーにも、カタストロフィで確実な削りを入れられる」とサーフゴーにも比較的ストレスフリーで戦うことが出来る。 宿り木が好きな自分にとって、S4までは「サーフゴーに意味不明な宿り木カットされる」「宿り木の種を強く使えるポケモンがいない」ことで悩みを抱えていたが、チオンジェンが全てを解決してくれた。 「イカサマ」は、「身代わりを割る」「物理の積みを咎める(特に、竜舞カイリュー)」ために採用していた。竜舞カイリューを見れるというのはとても偉く、このおかげでカイリュー入りへの選出が破綻することをかなり防いでくれた。 テラスタルはパオジアンとドラゴン勢を意識してフェアリーテラスで採用している。水テラスタルの方が「氷柱落としに負けにくくなる」のは良いが、「電気テラバーストに抜群を取られる」ことから水テラスタルは運負けの前に普通に負けると考え、怯みの確率拒否を諦めることにした。 パオジアン@拘りスカーフ 災いの剣 テラスタイプ:ゴースト 意地157(12)-189(252)-116(124)-*-86(4)-170(116) 氷柱落とし 嚙み砕く 聖なる剣 テラバースト A-特化 無振りテツノツツミを聖なる剣で14/16で落とす HB-ステルスロック+陽気パオジアンの+2珠悪テラス不意打ち13/16耐え 陽気セグレイブの巨剣突撃+氷の礫94.5%耐え 特化カイリューの嘴飛行テラバースト確定耐え HD-臆病イーユイの等倍噴煙確定耐え S-最速ガブリアス抜き ASの神。 A189*4/3=252,S170*1.5=255と、実質的にA252,S255を誇る怪物。技威力は低いものの、「抜群を取りやすい」「氷柱落としの怯み」という性質を活かせればちゃんと破壊性能が高いポケモンである。 パオジアンは「ステルスロック+拘りスカーフ(orブーストエナジー)に耐性が無い」「技威力が低く、ヘイラッシャ等への負荷が無い」のが弱みだが、サイクル下で一貫を作ることでそれらのメタを比較的簡単に跳ねのけることが出来る拘りスカーフが強かった。 さらに、コノヨザルの「ドレインパンチ,地ならし,岩石封じ,ビルドアップ」「襷,ロゼル,残飯」の全ての行動と持ち物に対応出来る「拘りスカーフゴーストテラバースト」によりスマートに処理することが出来る。 「ゴーストテラス+拘りスカーフ」が竜舞カイリューのストッパーとして機能するので、ピンポイントメタにならず汎用性を落としていないのも良ポイント。 テツノドクガ@ブーストエナジー クォークチャージ テラスタイプ:ゴースト 臆病171(124)-67(個体値0)-105(196)-161(4)-131(4)-168(180) 炎の舞 アシッドボム サイコキネシス 毒びし HD-特化カミのシャドーボール確定2耐え HB-陽気パオジアンの氷柱落とし+不意打ち確定耐え 陽気パオジアンの氷柱落とし+嚙み砕く81.6%耐え S-最速イーユイ抜き 2シーズン連続採用のパラドックスポケモン。 毒タイプの中で単体性能及び選出画面での圧力が高いことを評価している。 「Sブーストエナジー+耐久振り」にすることで、「嚙み砕く+氷の礫」を両採用していない襷パオジアンに対して、「氷柱落としへの後出しから襷削り+毒びし撒きまで」出来たり、ハバタクカミに「眼鏡サイコショックを打たれない限り、後出しから毒びし+削り+型判別」出来るというように、後出しから展開を取る性能を高めている。 従来のSブーストエナジーテツノドクガは「カイリューに吹き飛ばし以外で起点回避出来ないので、嚙み合わせないとマルチスケイルを削れない」という弱点があったが、アシッドボムで「殴りながら起点回避」することで解決した。 毒びし回収のために選出することがほとんどだったが、こちらが撒く毒びしが通っている構築には撒くだけでチオンジェンの性能がかなり上がるので、毒びし+チオンジェンで勝てそうだと思ったら積極的に出していた。 また、毒びし回収のために選出するということは、毒タイプのいる構築に出すということなので、最高打点となるサイコキネシスを採用した。 ゴーストテラスは珍しいが、アシッドボムと合わせて神速カイリューのスイープを防ぐことが出来る。このおかげで最終日だけで3試合くらい拾えた。 テツノツツミ@気合いの襷 クォークチャージ テラスタイプ:草 無邪気131-100-135(4)-176(252)-72-205(252) ハイドロポンプ フリーズドライ クイックターン アンコール C-ぶっぱ S-最速 圧倒的MVP。 「早い襷で安定して対面操作出来る」「ハイドロポンプ+フリーズドライの範囲」「見えにくい高速アンコール」。本当に強い要素の固まりだった。 「チオンジェンが呼ぶ身代わりや積み技にアンコールが刺さる」「毒びし+アンコールでの流しの相性」「早いパオジアンやテツノドクガが打たれやすい先制技をアンコール出来る」「アンコールとサーフゴーのトリックを合わせて積みを止める」「受け選出を崩してくる釣り交換をクイックターンで咎められる」というように、構築単位でのシナジーもあまりにも多く、かつ相手視点ケアしにくいものばかりで最強。 「草テラスタル+アンコール+ハイドロポンプ+フリーズドライ」はチオンジェン絡みへの刺さりが非常に良く、このポケモンを採用してからかなりの勝率で勝つことが出来た。 ハイドロポンプの命中不安は不安定な点ではあるが、そこを考慮しても使う価値があった。 サーフゴー@拘り眼鏡 黄金の身体 テラスタイプ:鋼 控えめ171(68)-58(個体値0)-116(4)-189(148)-116(36)-136(252) ゴールドラッシュ シャドーボール 10万ボルト トリック HD-臆病ハバタクカミのシャドーボール最高乱数切り耐え 臆病テツノツツミの眼鏡ハイドロポンプ確定耐え S-準速(最速キノガッサ抜きたい) C-最強になりたいので余り全部 最強特性ポケモン。 構築に入れたい鋼タイプを持ちつつ、催眠技やトリックの一貫を切ることが出来る。 このポケモンに一番強い点は、「補助技をカットしつつ、崩しが出来る」ところだと考えているので、立ち回り次第で崩せないサイクルがほとんど存在しない拘り眼鏡で採用した。 チオンジェンが呼ぶ「電磁波+祟り目」のサーフゴーに対しても、「カタストロフィ」と合わせて有利な択の押し付けをする事が出来る。地面枠を無理に採用せずとも、電磁波の一貫を切れるのがとても強い。 「拘りトリック」はダイマックス無しルールでのサイクル構築では動きがかなり増えるので、余裕があるなら眼鏡だとしても入れ得と感じた。 サブウェポンの「10万ボルト」は、イルカマンやテツノドクガ,テツノツツミが呼びがちな水テラスに裏目を付けることが出来る。 イルカマン@突撃チョッキ マイティチェンジ テラスタイプ:水 変身前:意地191(124)-133(244)-95(20)-*-83(4)-135(116) 変身後:意地191(124)-232(244)-120(20)-*-108(4)-135(116) ウェーブタックル ジェットパンチ クイックターン ドレインパンチ HB-変身前、陽気パオジアンの鉢巻嚙み砕く確定耐え A-ほぼ特化 S-最速キノガッサ抜き ガチヒーローポケ。 変身後は現環境圧倒的な合計種族値650かつ優秀な水技を多く揃えている。「ウェーブタックル」はHBサーフゴーを押せるレベルの火力があり、対面操作技「クイックターン」、威力60の先制技「ジェットパンチ」を持っている。 変身前の隙が大きいのが弱点だが、突撃チョッキ+ドレインパンチで採用することで「ハバタクカミ」「イーユイ」「パオジアン」等の受けにくいポケモンに変身前でも対面有利を取れるので、引きを強要されないのが良かった。 変身前の隙の多さを加味しても採用した決め手になったのは「ジェットパンチ」の存在で、甘えるや身代わりを無視してパワーでハバタクカミに殴り合うことが出来る。チオンジェンが「甘える」に強く、「身代わり+瞑想」にはイルカマンが強いため、2体でエナジーハバタクカミを綺麗に見ることが出来ていた。 要点 環境トップを複数体で見る()+() 前三体がカイリューに強めで、後ろ四体がサーフゴーに強めであるため、選出画面で「カイリュー+サーフゴー」が見えても柔軟に選出する事が出来るようにしている。 ステルスロックにアドバンテージを取らせない OR コノヨザルには「スカーフパオジアン」、デカヌチャンには「Sエナジーテツノドクガ」、ディンルーにはチオンジェン@2のサイクルが有利を取ることが出来る。また、クイックターン+アンコールもステルスロックに強め(ステルスロックが撒かれないorアンコールで崩せる) さらに、「ステルスロックが効くポケモンはSが高いポケモンのみにする」ことでステルスロックからの展開で腐りやすいポケモンを少なくしている。 個人的に厚底ブーツカイリューは使いたくなかったので、結果的に地面の一貫を切ることは諦めている。 限定的テラスタル ディンルー、パオジアン、サーフゴー、カイリューの使えるポケモンを限定させる力があまりにも強すぎて今期はポケモンの種類が少なかったので、神速カイリューに刺さるゴーストテラスパオジアン,テツノドクガ及び宿り木チオンジェンに刺さる草テラスタルテツノツツミを採用し、相手視点見えにくい役割破壊をしていた。 選出 チオンジェン→@2 コノヨザル→@2または@2 デカヌチャン→@2または@2 ディンルー→@2または@2 はほぼ決まって選出していた。上述のようにステルスロックに対して、「クイックターン+アンコール」が汎用的に強い。 環境に多いポケモンは存在したが、決まった並びが無かったので相手の構築に合わせて柔軟に選出していた。 重いポケモン テツノツツミ+イーユイ(ドクガ) 構築段階では「サーフゴー+チオンジェン」でテツノツツミを見ていたが、この2体ではイーユイが重い。しかし、ツツミ+イーユイをサイクルで通してくることもなく、こちらの圧力のあるポケモン達には相手もほぼ噛み合わせにしかなっていなかったので、こちらも噛み合わせ(気合)または同速等の運を通すことで思ったより勝つことが出来た。 受けループ 最終的に完全に切った形にしたため安定選出が存在しない。しかし、選出画面では相手も選出択なので、相手が事故ってなんだかんだ勝てていた。(サーフゴーが強すぎるので、受けループが逆風すぎる) 結果 TN Misty 最終2193-3位 103-39 TN スカーレット 最終2154-16位 157-68 最後に 二期連続で同じ最終3位を取りましたが、今回は勝って終わったので素直に嬉しいです! 朝5時頃にディンルーの地割れを確率以上に当てられてしまい、その場の思いつきで朝6時から1時間程度サザンドラを使って1ロムと時間が溶けて最終的に時間が足りず終わってしまったのが惜しいポイントでした。 ステルスロックと先制技が環境トップなのに補助技を通させてもらえない難しい環境でしたが、自分なりにある程度納得行く構築を作れて良かったです。S4と比べて少し忙しく(というか、S4が時間ありすぎ)対戦数はそこまで稼げませんでしたが、しっかり考えたおかげで机上論での構築が実戦でも上手く機能したのが良かったかなと思います。 また狙えるときは1位目指して頑張ろうと思います! 最終日対戦集 最終戦までの6戦分を乗せています!是非見てください! youtu.be ポリゴンX (id:mega-salamance) 224 days ago Remove all ads * Read more Write a comment 2023-04-01 【S4最終3位.5位】鉄魂キョジドクガ 構築記事 こんにちは!シーズンお疲れ様でした。 今回はS4で使用した構築を紹介します! 並びは↓です! それでは構築を紹介します! * コンセプト * 構築経緯 * 個体紹介 * キョジオーン@食べ残し 清めの塩 * カイリュー@ゴツゴツメット マルチスケイル * テツノドクガ@拘り眼鏡 クォークチャージ * テツノツツミ@ブーストエナジー クォークチャージ * マスカーニャ@気合の襷 新緑 * イダイナキバ@突撃チョッキ 古代活性 * 要点 * 塩漬けメタのケア+ ,, * 巻き返し性能の高いポケモンを採用する * タイプによらない削り * 選出 * 重いポケモン * 隠密マントギロチンドドゲザン * 結果 * 最後に * 最終日対戦集 コンセプト ・一般的にキョジオーン対策とされている「隠密マントor身代わり+積み」に強い要素を多く入れたキョジオーン軸 ・巻き返し性能(盤面を動かす性能)の高いポケモンを採用する ・テラバーストを採用せずとも強いポケモンで固め、テラスタルを柔軟に切る 構築経緯 現環境では「火力」「耐久」「素早さ」の全てを兼ね備えるポケモンであるセグレイブとカイリューに対応することが一番重要だと考えた。対応するということは後投げから展開を取るということなので、後投げがある程度効くポケモンを探すところから考えていった。最終的に ➀セグレイブ(鉢巻、積み、チョッキ)、カイリュー(鉢巻、竜舞、ドラゴンテール、渦アンコ)の多くの型に対応しやすい ②状態異常をケアすることが出来る(ミトム、バレル、ニンフ、ブラッキー等環境メタ的な位置にいるマイナー寄りのポケモンに強い) ③火力アップアイテムを持たない特殊アタッカー(特にカミ、ツツミ)をある程度見ることが出来る という3つの理由からフェアリーテラスキョジオーンを軸に組むことにした。 次に、「セグカミラッシャドクガカイリュー+格闘タイプ」のシリーズ2におけるスタンパ(だと思っている)に対する選出として「地割れ無効かつ渦カイリューに強い」「隠密マントサーフゴー,眼鏡ハバタクカミに強い」とそれぞれ対応出来るドラゴンテールカイリュー+眼鏡テツノドクガを採用し基本選出とした。 ここまでで「ビルドアップ+身代わり」の「イルカマン」や「イダイナキバ」がきついと感じたので、軸のキョジオーン,カイリューの型との相性も良いエナジーテツノツツミを採用。 次に、「ポイヒガッサに強い」「クエスパトラに強い」「隠密マント,身代わりを腐らせる選択肢として優秀な毒びしを撒ける」という構築に欲しい条件を汎用性を落とすことなく満たせる襷マスカーニャを採用。 最後に、ここまでで選出画面で自由にさせている「サーフゴー」「テツノツツミ+地面(ドオー等)」「ジバコイル」に強く、雑な崩しが出来るチョッキイダイナキバを採用。 構築が完成した。 個体紹介 ※採用順 キョジオーン@食べ残し 清めの塩 テラスタイプ:フェアリー 腕白207(252)-120-187(156)-*-123(100)-55 塩漬け 守る ステルスロック 自己再生 HB-残飯2回込み、特化セグレイブのテラス地震×3が瀕死率0.2%(=初手セグレイブの地震に対して、2連しおづけが安定で押せる) HD-カミ、ツツミ意識余り 神。 セグレイブに強いポケモンはほぼ全て特殊アタッカーに大きな隙を見せるが、その理を外れる物理クッションである。 フェアリーテラスにより「鉢巻逆鱗、鉢巻巨剣突撃、ドラゴンテール」に強くなれる。物理受けとしてのキョジオーンはフェアリーテラス以外ありえないと思えるくらい強かった。 「ステルスロック」は「隠密マントで無効化されない、相手を確実に削る技」であり、「隠密マント+積み」をドラゴンテールや吹き飛ばしで流すことでサイクルを有利に進めることが出来る。役割対象である「セグレイブ」「カイリュー」の両方に通るのでフェアリーテラスキョジオーンの性能とよく噛み合っていた。 塩漬け、ステルスロックの定数はテラスタイプに依存しないので、ゲームプランを立てやすいのが良かった。 カイリュー@ゴツゴツメット マルチスケイル テラスタイプ:ノーマル 意地195(228)-204(252)-116(4)-*-121(4)-103(20) 神速 地震 ドラゴンテール 羽休め A-特化 S-準速ドドゲザン抜き HBD-残り全部 現環境最強ポケモン。今期序盤から使っていた新しい型だったが、めちゃくちゃ強かった。 まず、従来のドラゴンテールカイリューと同じくテツノドクガの炎技、テツノツツミのハイドロポンプの一貫を切りながら、「マルスケ+ドラゴンテール」により多くの「隠密マントor身代わり+積み」への耐性を付けることが出来る。 さらに、ドラゴンテールカイリューでは珍しい、A特化+神速にすることで殴り合いの汎用性を保ちつつ、「ドラゴンテールで自分自身の一貫を作る」「火力のあるドラゴンテールで中耐久等倍の身代わりを割る(クエスパトラ等)」ことが可能となった。 ゴツゴツメットは、キョジオーンが隙を見せるドドゲザンやハッサムに活きる他、竜舞羽神速カイリューを塩漬けと合わせて見ることが出来るようになり最強のアイテムだった。神速+ゴツゴツメットでカイリューとしての単体性能を損なうことなく構築にマッチさせれたのが大きかったと思う。 ドラゴンテールが後攻技,神速が先制技である関係上、地震を打ちたいドドゲザンの上を取っていれば十分だと考え、Sは本当に最低限のラインにしてHAを高めた。 テツノドクガ@拘り眼鏡 クォークチャージ テラスタイプ:炎 臆病157(12)-*-86(44)-192(252)-131(4)-170(196) オーバーヒート 炎の舞 ヘドロウェーブ 吹き飛ばし HBD-5点振り奇数の総合耐久指数最大ライン C-ぶっぱ S-最速ガブリアス抜き 個人的パラドックス最強ポケモン。 眼鏡カミの一貫をキョジオーンと合わせて切れて、選出画面で毒菱を回収出来る炎毒複合タイプが非常に強力である。また、圧倒的な火力の高さから強引な崩しが出来るのも優秀。 ステルスロックと合わせることで「カイリュー+サーフゴー」の並びを崩すことが出来るので、キョジオーンと合わせて高い勝率を出すことが出来た。 眼鏡ドクガでの採用が珍しい「吹き飛ばし」はこの構築においては最強の技だった。 まず、カイリューのドラゴンテールに耐性を付けて無理矢理瞑想or蝶の舞を積んでくる「フェアリーテラスウルガモス」に後出しから吹き飛ばしで流して有利サイクルを形成することが出来る。また、剣舞したドドゲザンに不意打ちを押させる性質から、吹き飛ばしで流すことが出来る。 この2つの強みのおかげで何試合も拾うことが出来た。 さらに、隠密マント渦アンコカイリューに対して ①渦+流星群ならテツノドクガがかなり動ける ②ドラゴンテール無効のフェアリーテラスには毒技が一致抜群で通る とこちらのカイリューと合わせて滅法強く出ることが出来る。 テツノツツミ@ブーストエナジー クォークチャージ テラスタイプ:水 臆病157(204)-*-136(12)-176(252)-81(4)-177(36) ハイドロポンプ フリーズドライ 身代わり アンコール HB-無振りヘイラッシャ(キョジオーン)の地震を身代わりが13/16で耐える HD-198カミのムンフォ確定耐え,臆病サーフゴーのテラスシャドーボール12/16耐え C-ぶっぱ S-Cより高く 不安定要素を補う強さがあるパラドックスポケモン。 縛りの面でステルスロック、毒菱と相性が良いのはもちろん、「そこそこのB方面の耐久+高いCS+身代わりアンコール」により物理の積みを切り返せるのが非常に強力である。 不毛な最速ミラー及び、不明なブーストハバタクカミのSラインを意識するよりも耐久に振る方が強いと感じたので本当に最低限のSに抑えて耐久を最大化した。ギリギリで耐えたり身代わりが耐える範囲が広がったり、このおかげで何回も試合を拾うことが出来た。努力値を如何に無駄にしないかが細かい部分で勝ちに繋がるので、改めて「努力値を試合で使う」ことが重要だと再認識した。 この構築のテツノツツミは軸ではなく補完としての採用だったので、ハイドロポンプの命中不安は「軸が勝てない並び、本来勝てない試合展開に命中不安技のパワーを使ってでも勝つ」と考え、割り切っている。サーフゴーでドドゲザンに気合玉を打つのと同じ感覚だった。 マスカーニャ@気合の襷 新緑 テラスタイプ:悪 意地155-178(252)-91(4)-*-90-175(252) トリックフラワー はたき落とす 不意打ち 毒菱 A-特化 S-ぶっぱ パラドックス環境最強御三家。 多くの型のハバタクカミ、テツノツツミ、テツノドクガに対面勝てる性能の高い襷枠でありながら、一致技である「はたき落とす」で隠密マントを無くす、「毒菱」で隠密マントや身代わりを腐らせる等、キョジオーンメタに強いポケモンである。 「草タイプの水半減のおかげでSで上を取っているイルカマンにしっかり有利を取ることが出来る」「悪タイプのエスパー無効により、ルミナコリジョンの一貫を切ることが出来る」といったように、素早さとタイプが非常に噛み合っていて強い。 対面構築以外の襷枠は火力を伸ばすテラスタルが強いと思っているので、有象無象への打ち合いが一番強くなりそうな悪で採用した(不意打ちのリーチが伸びるのがかなり大きい)。 イダイナキバ@突撃チョッキ 古代活性 テラスタイプ:氷 意地197(52)-187(148)-152(4)-*-94(164)-125(140) 地震 インファイト アイススピナー はたき落とす A-11n S-遅いサーフゴーを抜きたいので準速キノガッサ+3 HBD-H奇数で総合耐久指数最大のライン 偉大すぎるラストピース。 地面でボルトチェンジを、格闘で不意打ち(ドドゲザン)の一貫を切れるのが強く、高火力広範囲で受けにくいので選出画面で偉大な圧力をかけることが出来る。役割を絞っているので実際の選出率は高くないが、多くの勝利に貢献してくれたと思う。 地面枠はテツノカイナやジバコイルに出したいが、「叩き落とす+高火力一致抜群」により、これらと組まれがちなキョジオーンにもある程度の崩し出来るのが他の地面枠に無い強みである。 テラスタイプを氷にすることで、実質地面テラスセグレイブのような範囲で崩すことが出来る。(氷タイプの地面テラスと地面タイプの氷テラスは攻撃方面の強さは近いものがあるということ) チョッキ枠はかなり悩んでいて、ハッサム→ドドゲザン→テツノカイナ→スナノケガワ→イダイナキバとシーズンを通して変わっていたが、最後に納得の出来るポケモンを組み込めて良かった。 要点 塩漬けメタのケア+ ,, 隠密マント、身代わりにも有効な積みの対策(吹き飛ばし、火力のあるドラゴンテール、アンコール、毒菱)を多く絡めることで不意の崩しにも対応し、キョジオーンの性能を最大限発揮しやすいようにしている。 巻き返し性能の高いポケモンを採用する 現環境はテラバーストや一撃必殺、状態異常等で急な不利展開を取ってしまうことが少なくないが、「ドラゴンテール」「吹き飛ばし」「アンコール」等の盤面を動かす性能の高い要素を多く入れることで巻き返しやすくしている。 タイプによらない削り 「ステルスロック、塩漬け、ドラゴンテール、毒菱」と一部の要素以外に通る技で展開していくことで、自分視点の試合展開をわかりやすくしている。 選出 セグカミラッシャドクガカイリュー@1 → 基本選出であり組み始め。実際に、9割程度勝つことが出来たと思う。 その他は相手の構築にその場その場で考えて選出していた。具体的に、 イルカマン、イダイナキバ→ ジバコイル、テツノカイナ→ クエスパトラ→ というように、キョジオーン軸を破壊しがちなポケモンに優先的に選出を合わせていた。 重いポケモン 隠密マントギロチンドドゲザン ドドゲザンのギロチンは後出しからの対策が運以外不可能なので、キョジオーンの塩漬けに必ず裏目を付けられてかなりきつかった。 結果 TNたましい 最終2227-3位 154-55 TNスカーレット 最終2216-5位 356-213 最後に S3で一撃必殺が一番強いと最終的に仮定してしまったことを振り返り、今期は運が絡みにくい強い構築を組もうと序盤から終盤まで走り切りました。結果、月初に組んだ構築を徐々に煮詰めて最後に勝つことが出来て本当に良かったです。 構築に自信があったので欲を言えばもちろん最終1位を取りたかったですが、最終戦のマッチング的に勝っても2位だったのと、最終戦プレミ負けではないので、気持ち切り替えてまた頑張ろうと思います。 9世代でようやく自分で納得のいく構築を作れたことが何より嬉しいです。 ここまで閲覧ありがとうございました! 最終日対戦集 上位勢とも多く当たっています!是非見てください! youtu.be ポリゴンX (id:mega-salamance) 254 days ago Remove all ads * Read more Write a comment Next page プロフィール ポリゴンX (id:mega-salamance) Subscribed unsubscribe Subscribe Subscribe 100 About this blog 検索 リンク * Hatena Blog 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