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新進ゼミ 教科書 和訳 現代語訳

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2023年12月18日


ものぐさ太郎 - 夢のニートの令和版 -

ものぐさ太郎 - 夢のニートの令和版 -


長野県松本市新村という所に、
ものぐさ太郎というおかしな男が住んでいました。
なぜこんな変な名前なのかと言うと、
この男が大変なものぐさ者だったからです。
この男は、竹を四本立てた上に
筵(ムシロ)を掛けただけの家に住んでいました。
おかげで垢やノミ・シラミだけは事欠きません。
就活せず、バイトに行くでもなく、
ただ一日中、のんべんだらりと寝転がっていました。
ある時、太郎は人から餅を五つもらいました。
大喜びで、一度に四つ食べてしまいます。
そこで一つ残った餅を、大事に取っておくことにしました。 
寝ころんだまま餅をもてあそんでいる内に、
餅はころころと道に転がっていきました。
「取りに行くのも面倒くさい。
 まあ、そのうち誰か通ったら取ってもらおう。」
餅に近づく烏や犬を、竹の竿で追っ払いながら三日間待ちました。
するとようやく、長野県副知事の公用車が通りがかります。

「もしもし、そこにある餅を取ってくれませんか。」
副知事の一行は無視して通り過ぎようとします。
「車から下りてあの餅を拾うくらい簡単なことなのに、
 とんだものぐさだ。あれでよく副知事がつとまるもんだ。」
それを耳にした副知事は、
「こいつがあの有名なものぐさ太郎か。
 おい、お前はどうやって日々を食いつないでいるんだ?」
「はい、人から食べ物を恵んでもらっております。」
「紹介してやるから、バイトでも始めたらどうだ?」
「面倒くさいから嫌です。」
「むむむ、ならばこうしよう。」
副知事は県下に命令を出しました。
「このものぐさ太郎に毎日食事を二度、酒を一度与えなさい。
 守らない奴は長野県から追放する!」
そんな無茶な、と思いつつ、
人々は言われた通りに太郎を三年間養いました。
三年目の春のことでした。
今度は長野県知事から松本市新村に、
働き手をひとり上京させよとの命令が下りました。
近所の人たちが誰を差し出そうか困っていると、
ものぐさ太郎に行ってもらおうと言い出す者がいました。
ついでに厄介ばらいもできるというわけです。
そこでみんなで太郎をおだてて、
そのお役目を押しつけようということになりました。
「太郎君、京へ行ってお役目を果たしてくれないかなあ。
 それというのもワシらのためじゃなく、君のためだからな。
 男は、妻をもらってこそ一人前だ。
 都へ上って妻をもらい一人前になって来いよ。」
「それいいね。女が欲しいっす。すぐ上京させてください。」
太郎はひとり都へ向けて旅立ちました。

さて、都の人々は太郎を見て、その汚さにびっくり仰天。
それでも太郎はお役目を真面目にこなしたので、
当初の予定よりも長くお勤めすることになりました。
ところが、そろそろ国へ帰る頃になっても
肝心のお嫁さんがまだ見つかっていません。
太郎は宿の亭主に相談しました。
「それなら街でナンパすればいいよ。」
「ナンパとは何です?」
「男連れでなくて、車にも乗らずぶらついてる若い女の中から、
 気に入ったのを見つけて捕まえることだ。
 清水寺へ行って狙うといいぞ。」
太郎は勇んで清水寺にでかけました。
その時の太郎は、
新村にいた頃から一度も着替えたことのない、
垢まみれのスエット上下を着て、
腰には荒縄をベルト代わりに巻き、
便所サンダルを履いて杖をついている、
といった独特のファッションでした。
太郎は清水の門のところで、
両手を広げた仁王立ちのまま待ち構えています。
なんと恐ろしげな光景でしょう!
 
日が暮れるまで物色していると、
一人の若い女が太郎の目に留まりました。
一七、八歳の女子高生でした。
その美しさはこの世のものとも思われません。
連れているお伴の女の子もまた美しい。
「俺の嫁にふさわしい女だ。早くこっちへ来い。
 抱きついてキスしてやろう。」
太郎は両手を広げて待ち構えています。
女の方の恐ろしさといったらありません。
どうにかして太郎を避けようと回り道をします。
太郎は逃がすまいと迫ってきます。
太郎は、その汚い顔で女の顔に頬ずりしながら、
両手で腰のあたりに抱きついて離れません。
 
女は太郎から逃げようと必死にあれこれ謎かけしますが、
太郎はすぐにそれを解いてしまいます。
「ここでは人の目につきますから、
 また今度に私の社員寮へでも来て下さい。」
「それはどこだ?」
「『松もと』という所です。」
「松明の下は明るい、明るし、つまり明石だな。」
女は、なぞときの歌を詠んで逃げようとします。
「私に気があるなら訪ねてくれば? 
 住所は唐橘(からたちばな)の紫の門(かど)よ」
それを聞いた太郎がちょっと考え込んだすきに、
女は太郎を振り払って裸足で逃げ出しました。
「女、どこへ行くんだ?」
太郎も必死で追います。

女房は力の限り走って逃げます。
勝手知ったる道ですから、
とうとう太郎を振りきって逃げ切りました。
太郎は地団駄踏んで悔しがりましたが、
どうしようもありません。
しかし、「唐橘紫の門」と言っていたのを思い出し、
交番で尋ねてみると、親切な警官が
「七条通りの外れの豊前守殿の敷地には
 唐橘紫がありますね。行ってみなさい。」
と教えてくれました。
行ってみると果たしてその通りです。
呼びかけてみましたが、人気もなく留守のようでした。
太郎は女のいる御屋敷に不法侵入し、
縁の下に隠れて様子をうかがうことにしました。

女は侍従の局と呼ばれる女房でした。
お勤めの時間が終わったので、
なでしこというお伴の女を呼びよせます。
「月がまだ出ないから暗くて嫌だわね。
 それにしても、清水で会ったあの男はどうしたかしら。
 こんなに暗いところで出くわしたら命はないでしょうね。」
「いえいえ、ここまでやって来ないでしょう。
 噂をすれば影ということにもなりますから、
 うかつにそんなことを言わないでくださいよ。」

太郎は縁の下でこれを聞いて、
女を見つけたと大喜びします。
「おまえのために苦労したぞ。」
と縁の上へ飛びあがりました。
女は生きた心地もしません。
部屋に逃げ込み、どうしてあんな者に
好かれてしまったのかと嘆き悲しみます。

外ではお屋敷の警備員たちが騒ぎ始めました。
女は、
「ただでさえ女は罪深いというのに、
 あの男が警備員に殺されでもしたら、
 どんな罰があたるかわからない。
 今夜だけは泊めてやることにして、
 明日の朝、説得して出て行ってもらおう。」
と考えて、古布団を敷いてやります。

太郎は古布団の上に横になりましたが、
お腹を空かせている様子です。
女房は栗、柿、梨をかごに入れて、
塩と果物ナイフを添えて与えます。
太郎は、
「ははあん、木の実を混ぜて『一緒に』持ってきたのは、
 俺と『一緒に』なりたいということだろう。
 栗は、『繰り言いわず優しくしてね』ということか。
 梨は自分には夫も彼氏も『無し』ということだな。
 さて柿と塩は、大阪の牡蛎だから海を渡らないが塩はついてるってことだな!」
女房はこれを聞いて、見かけによらぬ太郎のギャグセンスに驚きます。
試しに紙を十枚ほど使いの者に言って与えてみると、
「かみ(神=紙)を使いに与えるとは、あんたは俺を神社だと思ってる?」
とか書いてきます。

女房は心を決め、太郎に立派な衣裳を与えます。
太郎は大喜びですが、何せスーツもネクタイも
身に着けたことがありません。
お伴の女が世話を焼いて着せてやり、
埃とシラミだらけの髪を帽子の中に押し込んで、
女のところへと案内します。
太郎はぴかぴかに磨き上げられた廊下など歩いたことがありません。
つるりつるりと滑りながらやってきます。
女の部屋に入ったかと思うと、すってんころりんと転び、
よりによって女が宝物にしている琴の上に尻もちをつきます。
女房は涙を流して、
「琴を割ったのね。私は今日から何を楽しみに生きていけばいいの?」
と泣き叫ぶと、太郎は
「琴を割る、琴割り、理(ことわり)、
 つまりこの世の運命だったんだよ、諦めなよ」
と言い返しました。
女はこの親父ギャグに感動し、
これも定めと思って太郎に体を許しました。
さて、女房は二人の下女を太郎につけて、
七日の間お風呂に入れ続け体を洗わせました。
七日目になると、あ~ら不思議、
太郎はジャニタレのように美しくなりました。
その後も日に日に美しくなっていきます。
歌や連歌の才能はすばらしく、
容姿もどんなイケメンホストにも負けません。

太郎の評判はやがて帝の耳にも入るようになり、
皇居に来るようにとの命がありました。
太郎は帝の前でも立派な歌を詠みます。
帝は感心して太郎に先祖の名を尋ねますが、
「先祖はいません」と返事します。
それならばと帝が長野県の役場へ問い合わせ、
戸籍謄本を探し出してきました。
開いてみると驚いたことに、
太郎は少し前の天皇の第二皇子が信濃へ流され、
善光寺に祈ったらできた子供であることがわかりました。
帝は、太郎を出世コースに乗せて
長野県に派遣することにしました、
太郎は女と二人、故郷の新村へ帰ることになりました。
今度は以前とうって変わって立派な豪邸で、
多くの家来にかしづかれての暮らしです。
たくさんの子供にも恵まれ、百二十歳まで長生きしました。

その後、太郎と女はどちらも恋愛の神様になり、
恋する人々の願いを叶えたということです。
めでたし、めでたし。
------------------------------------------------------
働きもせず自堕落で無気力なニート生活を謳歌していた太郎は、
唯一不自由を感じていた『女』を手に入れるために動き出し、
見事ニートから脱却します。
但しこの脱却方法は、ネットを操る現代ニートには応用できなさそうですね。
さて京都で働き始めた太郎ですが、
その大胆なナンパ方法とは、気に入った若い女に
抱きついて頬ずりするという明らかな痴漢行為で、
そのうえ嫌がる女に交際をしつこく迫ります。
ものぐさニートからストーカーへと転じた太郎は、
住居不法侵入したうえ、突然女の前に姿を現します、
「やっと見つけたよ、苦労させやがって」と文句を言いながら。
このあたり、ストーカーの典型的な思い込みがよく描写されています。
女のすべての行為が自分への好意だと思い込んでいます。

それにしても太郎の最大の美点は、天皇家の血筋をひいていることです。
どんな努力も研鑽も、それには太刀打ちできません。
それと、身だしなみを整えればイケメンであること。
何の努力もしてこなかったのに、なぜか文才があること、
文才の中でも特に必須のオヤジギャグやダジャレが
瞬時に出せる事などが、並のニートとの相違点ですね。
あと、当時はストーカー行為が犯罪でなく、
熱意のある男として称賛さえされていたのでしょうね。

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 * by 新進ゼミ




2023年07月19日


クオリアって、まぼろし?



私たちの脳は、生まれる前から死ぬ瞬間まで、
漆黒の闇の中で、光も音も味も匂いもない世界に生きています。
脳は分厚い頭蓋骨に包まれ、
恒温に保たれた脳髄液の中に浮いているのですから、
暑くも寒くも、痛くも快くもない存在のはずです。

脳は感覚器からの電気信号だけを頼りに外界を知覚します。
内耳のうずまき管から電気信号が届けば、脳は音を感じます。
手足の末端から痛みを表す電気信号が脳に届けば、
脳は痛みを生成します。

途中でその信号がブロックされれば、脳は痛みを感じません。
つまり、痛みとは脳が生み出す錯覚に過ぎません。
また、網膜からの視覚情報は
脳によってさまざまな画像処理、補正を受けます。
人間の視覚が如何に容易く錯覚を生じるか、
例証には事欠きません。と言うより、
補正された景色こそが常態なのですから、
脳にとっては知覚と錯覚は同値です。

AとBの明るさは全く等しいのですが、
光のあたるAと、影の中のBを
効果的に理解するために、
脳が画像を補正します。
なので人間であるあなたには
明るさが違って見えます。
器械的に計測すればAとBは同じ明るさです。

また、色即是空とはよく言ったもので、
色彩こそは脳が世界を効率よく理解するために
生み出した幻覚で、その実態は光波の
ほんの僅かな周波数の違いに過ぎません。

砂糖はなぜ甘いのか、塩はなぜしょっぱいのか、
釘を踏み抜けばなぜ痛いのか、負ければなぜ悔しいのか。

すべての知覚は夢まぼろしなのか?

仏教でいう所の、世界をありのままに観ることは、
生きている人間には限りなく不可能です。

脳は電気信号によって遠隔的に
外界を知覚しているに過ぎないのに、
どうしてこんなにリアリティー(現実感)があるのか、
それこそがクオリア問題の正体です。

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 * by 新進ゼミ



2023年07月19日


リバタリアン、、、、

リバタリアンとは、ひたすら咀嚼して表現すれば
IT社長的人々、ヒロ●キさん的人々のことです。

彼らは保守ではなく、伝統的な秩序に何ら価値を見出しません。
その効用が黒字ならば天皇制を肯定し、赤字ならば否定するでしょう。
かと言って左翼でもなく、ポリコレ棒で叩かれない程度に
人権や世界平和を尊重します。
そもそも人間が平等であるなんて毛ほども思っていません。

彼らは、無能な日本の良家の子女よりも、
有能なパキスタン人と価値観をともにします。
但し良家の子女に社会的効用を見出せば、
とことんそれを利用します。
彼らの認める最大の価値は、知能と有能。
無能は、無能であること自体が罪であると。

例えばあなたの高校の成績1番の奴が、
勉強以外のすべての鬱屈を知能万能主義に置き換えて、
その後の人生で大きな挫折もなく、大病もせず、
弱者への共感よりも大きな自尊心を持ち続ければ、
リバタリアンになれます。
サイコパスではないとしても、それ的な要素は必須条件です。
つまり、他者の不幸を冷静に眺められるということです。

人口比で言えば、ほとんどの人はリバタリアンになれません。
弱者に対して、理論的に正しい助言の前に、
同情して辛い気持ちになるし、
強者は弱者を助けることが生存理由だと思ってしまいます。
そんな私たちは、リバタリアンにはなれなくとも、
リバタリアンの思考を理解しておくことは
大切だと思うのです。

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 * by 新進ゼミ



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