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トップ > 株式投資 > 『S&P500』VS『ナスダック100』VS『FANGプラス』
2024-01-05


『S&P500』VS『ナスダック100』VS『FANGプラス』

株式投資 米国株


 

 

こんにちは!タクドラたみです♪

 

今回は『S&P500指数』『ナスダック100指数』『FANGプラス指数』の、比較、検証をしていきます。

 

 * 『ナスダック100』や『FANGプラス』が、注目される理由は?
 * シャープレシオ(リスクに対するリターン)
 * 各インデックス(指数)について
 * 上位構成銘柄と構成比率
 * 投資アプローチ例
 * まとめと私見
 * 最後に

 


『ナスダック100』や『FANGプラス』が、注目される理由は?

 

下のチャートを見れば、一目瞭然です。

【過去5年の株価推移】

『S&P500指数』約+87%

『ナスダック100指数』約+158%

『FANG+指数』約+273%

・青色・・・「S&P500」

・黄色・・・「ナスダック100」

・水色・・・「FANG+」



Google Finance を使い 筆者編集(2024.1.3)

 

つまり、

『ナスダック100指数』は『S&P500』の、約+1.8倍

『FANG+指数』は『S&P500』の、約+3.1倍の

驚異的な実績をたたき出しているのが注目されている理由です。

 

ただし、チャートを見ての通り
『S&P500』に対し『ナスダック100』は、
値動きの幅は大きく、
『FANG+』は、それ以上に大きいです。



つまり、
『S&P500』より『ナスダック100』、
『ナスダック100』より『FANG+』の方が、
ハイリスク・ハイリターンということです。

 

次に、取ったリスクに対して、リターンが見合っているのかを、シャープレシオで見ていきます。

 


シャープレシオ(リスクに対するリターン)

比較は、運用期間が、ある程度あるという基準(それぞれ2018年に運用開始)で、以下の3つの投資信託で行いました。



投資信託 ファンド検索 検索結果(基本情報)/マネックス証券 を元に筆者編集(2023.11.30現在)

この表を見て、比較する3つのインデックスの、シャープレシオを、どう捉えるのかは、人それぞれと思います。

「S&P500」が最も安定していますが、私には、さほど変わらないように見えます。

 

この表からも『S&P500』より『ナスダック100』、
『ナスダック100』より『FANG+』の方が、
大きなリスクを取った分、大きなリターンが、期待できると言えます。

 

だだ、よほどの握力がなければ、値動きの大きさにより、市場から振り落とされる可能性が高くなってしまうことも、想定されます。



 

だからと言って『ナスダック100』や『FANG+』が、投機的というのは、短絡的というのが、私の考えです。

 

毎月など、長期で20年とか30年、コツコツ積立てていれば『S&P500』や『全世界株』同様、インデックスファンドのセオリー通り、プラスのリターンが期待できるでしょう。



 

とは言え、積立期間が10~15年未満しかなかったり、資産取り崩し期のフェーズの方にとっては、必ず訪れるであろう暴落の際、株価が回復するまで、待つことが困難と思われます。

投資するのであれば、適正なリスク管理は、必要不可欠でしょう。

 

では、次に、それぞれの指数について、簡単に触れておきます。

 


各インデックス(指数)について

 

『S&P500』指数

「S&P500」は、スタンダード&プアーズ社 ダウジョーンズ インデックスが算出しているアメリカの代表的株価指数。

ニューヨーク証券取引所、ナスダックに上場している銘柄から、代表的な大型株500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数です。

 

『ナスダック100』指数

「ナスダック100」は、米国のナスダック市場(新興市場)に上場している、金融業を除く、時価総額の大きい100社で構成される株価指数。

 

『FANG+』指数

「FANG」とは、フェイスブック(メタ)、アマゾン、ネットフリックス、グーグルの頭文字をつないだもので、この指数は、その他、6社で構成される。

次世代テクノロジーをベースに、グローバルな現代社会において人々の生活に、大きな影響力を持つ、知名度の高い米国上場企業10社で構成される、均等加重型株価指数。

 



【特集】iFreeNEXT FANG+インデックス| 大和アセットマネジメント株式会社 (daiwa-am.co.jp) より転用

 


上位構成銘柄と構成比率



Bloombergを元に筆者編集(2024.1.3)

「FANG+」は均等加重ですが、リバランス後、株価の変動で、やや10%に対し上下あり。


上の表から分かる通り、7銘柄、被っています。

 

【構成銘柄数】

S&P500 ➡ 500銘柄

ナスダック100 ➡ 100銘柄

FANG+ ➡ 10銘柄

各指数の、構成銘柄はあまり変わりません。

しかし、構成比に注目すると、構成銘柄数の関係で、

『S&P500』➡『ナスダック100』➡『FANG+』の順で、集中投資になります。

 

値動きの幅は「分散」より「集中」の方が、大きくなりやすいです。

 

投資判断の目安

投資判断の基準は、



「分散」で、リスクとリターンをマイルドにするのか?

「集中」で、リスクを取り、より高いリターンを狙うのか?



それにより、決まってくる側面が大きいと思われます。

 


投資アプローチ例

『S&P500』

ETF ➡「 VOO」「SPLG」など

投資信託 ➡「eMAXIS Slim S&P500」など

 

『ナスダック100』

ETF ➡「QQQ」「QQQM」など

投資信託 ➡「iFreeNEXT NASDAQ100インデックス」 「ニッセイNASDAQ100インデックスファンド」など

 

『FANG+』

投資信託 ➡「iFreeNEXT FANG+インデックス」など 

 


まとめと私見

『ナスダック100』や『FANG+』を、投機的投資対象という考え方もあるでしょう。

しかし、私は、そう思っていません。

仮に『S&P500』や『全世界株』でも、80歳や90歳になって、それら株式オンリーのアセット配分であれば、投機的と言えるかもしれません。

何が「投機的」かどうかの基準は、人それぞれです。

 

ですが、投資経験の少ない方などにとって『ナスダック100』や『FANG+』で、長期投資をするのは、かなりハードルが高いと思います。

 

また、多くの人にとっても「コアサテライト戦略」で、投資のコアのするのではなく、サテライト枠で、投資するのが無難と感じています。



 

とは言え、簡単に半値以下になる『ナスダック100』や『FANG+』を、市場に振り落とされない超強靭な握力で、ドルコスト平均法を使い、長期投資できれば、株価の下落も大きい投資対象なので、大きなリターンが期待できるでしょう。

 



 


最後に

 

・最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。

 

・今回は、深掘りできませんでしたが、今後、別の記事で『ナスダック100』や『FANG+』のファンド比較も、していきたいと考えています。

 

・質問、感想、ご意見、ご要望、そして、批評(酷評歓迎です)などあれば、コメントお願いします。

 

・投資スタイルは、人によって千差万別。この記事が、少しでも参考になれば嬉しいです。

 

 

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職業・・・タクシードライバー(時々バスドラ)。
アルビレックス新潟を愛してます(生きがい)。
個人投資家(米国株)。お出かけ人(ブログ:「タクドラたみの新潟お出かけ散歩」書いてます)。
好きな言葉「世界ってこんなにも美しい☆ただし、それを見る目を持っていればだけど...ねっ」。


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