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ここは浅草六区、路地裏の骨董店。 叶わぬ想いが、ここで結ばれる・・・こともある。 ディケイド設立30周年記念映画 * 【監督・脚本】 張元香織 * 【キャスト】 こだまたいち 千國めぐみ 遊屋慎太郎野口千優澁谷麻美北澤浩志郎 岩谷健司内藤正記松浦祐也和田光沙玉りんど藤井千帆 岡部ひろき浦山佳樹泉拓磨高橋綾沙藤入鹿原風音 三浦誠己山本浩司 中村優子/村上淳 * 【主題歌】 酔蕩天使「サンローゼ」(HILLS RECORDS) * 【企画】 佐伯真吾 * 【撮影監督】 山崎 裕 * 【音楽】 磯田健一郎 * 【録音】 森英司 * 【美術】 櫻井啓介 * 【編集】 菊井貴繁 * 【サウンドデザイン】 弥栄裕樹 * 【ヘアメイク】 寺沢ルミ * 【助監督】 二宮崇 * 【製作担当】 金子堅太郎 * 【スチール】 横山創大 * 【特別協力】 浅草・東京蛍堂 * 【製作】 ディケイド * 【配給】 スールキートス * 【宣伝】 フリーストーン * 101分/16:9(1.78:1)/5.1ch/2K/カラー/2022 * 文化庁「ARTS for the future!」補助対象事業 2022年11月12日(土)より 東京・ユーロスペース他、全国順次公開 劇場情報はこちら イントロダクション 東京・浅草六区に実在する古物店「東京蛍堂」を舞台に、人と時間が交差していく日々を描いた本作。少し変わった店主と店番の青年、店にやってくる人たちとの不思議な関係。それぞれの理由でこの店に集まる人々。好きなものを求め、譲れないものを抱え、そして大切な人を探して。骨董品に囲まれた店内で時空を超えて、人や物が出会っていく物語。 さらに見る 多摩美術大学造形表現学部卒業後、映画助監督として横浜聡子監督、菊地健雄監督、瀬々敬久監督、越川道夫監督、岨手由貴子監督など多数の作品に参加してきた、張元香織監督。2018年には、映画『船⻑さんのかわいい奥さん』で⻑編での初監督デビュー、その後も『あのこは貴族』(2020)などで助監督の経験を経て、本作は長編2作目となります 主演を務めるこだまたいちは、「メンズノンノ」専属モデルとしてデビュー、俳優・フォークシンガーとして活躍しており、映画では『犬ヶ島』(18・声の出演)、『左様なら』(19)、『PRINCE OF LEGEND』(19)、『アイネクライネナハトムジーク』(19)などに出演する他、主演をつとめた関西電気保安協会のCM「ある日突然関西人になってしまった男の物語」が話題に。2022年、新たなフォーク・バンド 「酔蕩天使」(読み:ヨイドレテンシ)のリードボーカルを担当。本作のエンディング曲『サンローゼ』(11/9配信)を含む酔蕩天使のファーストアルバム『ヨイテン』(11/23発売)もHILLS RECORDよりリリースされます。 俳優や音楽家のマネージメント会社・ディケイド設立記念映画『Playback』(ロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式出品)から10年。改めて、俳優や音楽家たち、様々なジャンルからクリエーターが集まって、映画への愛と希望を詰め込んだ作品が完成しました。 ストーリー 東京・浅草六区に佇む、とある古物店「東京蛍堂」。 不在がちな店主・和郎(村上淳)に代わり、毎日店番をするアルバイトのマコト(こだまたいち)。客足が遠のいて久しい店には、それでも毎日のように誰かしら人が出入りする。馴染みの仲見世の店主、町内会の人びと、古着物蒐集家たち、骨董マニア、女子高生など...。 夏の終わりのある日、訳ありそうな一人の女性・真悠子(千國めぐみ)が店にやってくる。どうやら、店主に逢いに来たようだが、店主をさけているようにも見える。店に入って、何を物色するでもなく、ふらりと現れては、ふらりと店を去る彼女。マコトは次第に、毎日足繁く店に通うその彼女のことが気になり始めるが・・・。 ロケ地: 東京蛍堂 浅草六区の路地先に構える古道具店。 大正時代をメインのコンセプトに、古着からアクセサリー、生活雑貨まで取り扱っている。 スタッフ&キャスト [キャスト] * マコト役こだまたいち プロフィール マコト役: こだまたいち 1991年生まれ。愛知県出身。ファッション誌「メンズノンノ」の専属モデルを経て、俳優・フォークシンガーとして活動中。俳優としての主な出演作に『左様なら』(18/石橋夕帆監督)、『アイネクライネナハトムジーク』(19/今泉力哉監督)『PRINCE OF LEGEND』(19/守屋健太郎監督)などがある他、フォークシンガーとしては2019年にEP「たいちのズッコケだよ人生は」をリリース。2022年には新たなユニット「酔蕩天使」のフロントマンとしても活動をスタート。本作の主題歌「サンローゼ」の作詞作曲も手掛ける。 * 真悠子役千國めぐみ(ちくにめぐみ) プロフィール 真悠子役: 千國めぐみ(ちくにめぐみ) 1988年生まれ。埼玉県出身。俳優・モデルとして活動中。「mina」、「美的」、「CLASSY.」などのファッション誌やビューティー誌を中心に活動。俳優としては、本作が本格的なスクリーンデビューとなる。 * 唐子役中村優子(なかむら ゆうこ) プロフィール 唐子役: 中村優子(なかむら ゆうこ) 1975年生まれ。福井県出身。2001年に、河瀨直美監督作『火垂』で、ブエノスアイレス映画祭 主演女優賞を受賞。2006年には、映画『ストロベリーショートケイクス』(矢崎仁司監督)でヨコハマ映画祭 助演女優賞を受賞。主な出演作に、『血と骨』(04/崔洋一監督)、『鉄男 THE BULETT MAN』(10/塚本晋也監督)、『ギリギリの女たち』(12/小林政広監督)、『野火』(15/塚本晋也監督)などがある。近作ではBBC Two・Netflixで配信された英国ドラマシリーズ「Giri / Haji」にレギュラー出演する他、第24回釜山国際映画祭に正式出品された韓国映画『ユンヒへ』(イム・デヒョン監督)が、2022年1月に日本でも公開を迎えた。 * 和郎役村上淳(むらかみ じゅん) プロフィール 和郎役: 村上淳(むらかみ じゅん) 1973年生まれ。大阪府出身。『ぷるぷる 天使的休日』(93/橋本以蔵監督)で映画デビュー。『ナビィの恋』(99/中江裕司監督)、『不貞の季節』(11/廣木隆一監督)『新・仁義なき戦い。』(00/阪本順治監督)の3作品で、第22回ヨコハマ映画祭・助演男優賞を受賞。近年の主な出演作に、『新宿スワン』シリーズ(15、17/園子温監督)、『グラスホッパー』(15/瀧本智行監督)、『blank13』(17/斎藤工監督)、『素敵なダイナマイトスキャンダル』(18/冨永昌敬監督)『友罪』(18/瀬々敬久監督)『パンク侍、斬られて候』(18/石井岳龍監督)『ここは退屈迎えに来て』(18/廣木隆一監督)、『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』(19/大森立嗣監督)、『初恋』(20/三池 崇史監督)、『鳩の撃退法』(21/タカハタ秀太監督)、『夕方のおともだち』(22/廣木隆一監督)など。公開待機作に『沈黙のパレード』(22/西谷弘監督)『ヘルドッグス』(22/原田眞人監督)『あちらにいる鬼』(22/廣木隆一監督)などがある。 [スタッフ] * 監督・脚本張元香織(はりもとかおり) プロフィール 監督・脚本: 張元香織(はりもとかおり) 1981年生まれ。茨城県出身。多摩美術大学造形表現学部卒。実相寺昭雄監督の『姑獲鳥の夏』(05年)で初めて35mmフィルムの映画の撮影を経験する。映画助監督として、『ハローグッバイ』(16年/菊地健雄監督)『最低。』(17年/瀬々敬久監督)、『二十六夜待ち』(17年/越川道夫監督)『あのこは貴族』(20年/岨手由貴子監督)『愛のまなざしを』(21年/万田邦敏監督)など多数の作品に参加。2018年には、映画『船長さんのかわいい奥さん』(第10回沖縄国際映画祭/地域発信型映画)で長編初監督デビューを果たす。本作が長編監督2作目となる。 * 主題歌酔蕩天使(よいどれてんし) プロフィール 主題歌: 酔蕩天使(よいどれてんし) こだまたいち(タイチ)、水永康貴(ヤス)、磯部智(サトル)によるズッコケ・フォークバンド。2022年6月1日(水)より放送の、テレビ東京 水ドラ25 主題歌「タクシードライバーブルース」にてデビュー。物語調の歌詞、ギター・マンドリン・バンジョーをベースとした新旧和洋の融合サウンドでネクスト歌謡を目指す。タイチは雑誌「メンズノンノ」専属モデル出身で現在俳優としても活動、ヤスは韓国出身アーティスト・Night Tempoのライブギタリストとして参加する他、サトルは姉妹ピアノ連弾ボーカルユニット・Kitriのトラックメイク・アレンジを手掛けるなど精力的な三人組。 「酔蕩天使 公式サイト」 コメント * 監督・脚本: 張元香織(はりもとかおり) 「理由もなく惹かれる、直感的にいいと思う、好きで欲しくてそばに置きたい、頭から離れず夜も眠れない! そんな強い感情について、私はよく考えます。 それは時には行き過ぎたり偏ったり、まさに人を盲目にする感情のことです。 そんな感情はどこから来てどこへ行くのか。 その思考のテーマは、古物店を舞台にすることで、映画の世界観にぴったりとはまりました。 あとは、そこから受け取ったものを、流れの隨(まにま)に、脚本に描いていきました。 東京・蛍堂のような古物店は、モノだけでなく様々な色濃い感情エネルギーが集まり、留まり、放出される場所なのです。 皆さんにこの映画を観てもらえること、とても楽しみにしています。 * マコト役: こだまたいち 今回のお話を頂いた当初、張り切るあまり撮影地である浅草六区・東京蛍堂を中心としたありとあらゆる道をゆき、何時間も何十周も台詞を唱え、、、初主演のプレッシャーと興奮をマーキングしながら歩き回っていました。 張元監督が作品の根底にあるテーマ性や人物像を丁寧に紐解きながら、穏やかに熱心に肩をほぐすような話し合いを重ねて下さったお陰で、緊張していた自分も徐々に静かな集中力をもって臨めるようになりました。 同世代や下の世代の新人俳優の皆さんと切磋琢磨しながら撮影に向かっていけたこと、現場で先輩方の胸を借りながらお芝居の楽しさに改めて気づけた事、その経験は宝物です。 1991年3月、ディケイド設立と時を同じくして生を受けた自分も、同様に節目の年を迎えました。十分な過去も、十分な未来もあります。 その中で続けていく事、大事に育んでいく事、何を手に入れ何を手放すか、その選択は執着ではなく愛着によるものなのだという浪漫が、今作の最大のテーマの一つとしてスクリーンに映っていると僕は信じています。 * 真悠子役: 千國めぐみ(ちくにめぐみ) 浅草で蒸籠を転がしたことがあります。買ったのを包んだ風呂敷の結び目が解けてしまって、落ちてゴロゴロ転がってしまったのです。大慌てでしたが、地元の人たちが蒸籠は珍しいな、と笑いながら拾い集めてくれました。 そうか、浅草の人たちはここを訪れた人間の色んな瞬間を見てきているのだ。そう思いました。それこそ、解けたり転がったり、人間のいろいろな様を。 初めて蛍堂を訪れた帰り道でのことです。7月5日、私の誕生日でした。 この映画の、人間の時たま可笑しくもある営み、その人間と共に過ごした古物たちが吐く濃密な空気、それらを包む浅草という街をつくる人々の様は、皆さんの目にはどう映るのでしょう。ビールを飲み飲み、お喋りしたい気持ちです。 * 唐子役: 中村優子(なかむら ゆうこ) 蛍堂は、混沌とした浅草の一角にひっそりと在る。異世界への、入り口のように。 足を踏み入れる登場人物たちを待つのは、圧倒的なモノ、モノ、モノ。 時間や物語を経て、ただ、そこに存在するモノとの邂逅。 大切にされたモノには、大切にした誰かの人生がある。モノに見つめられる時、私たちは、心許ない自分自身の人生を、やはり、大切にしたいのかもしれない。 * 和郎役: 村上淳(むらかみ じゅん) よく若いころに絶大な信頼をしている 人生の大先輩にこう言われた "才能は常に意識しなければすぐに斬れ味が落ちる / センスはいいとかわるいじゃないあるかないかだ" 僕はこの作品の完成を見たときに強く思い返した言葉です 張元監督とは初対面ですし作品に出演するのも演出を受けたのももちろん初です。現場単位での体感で"いい現場"だな=で必ずしも"素晴らしい作品"にはならないことも多くあるのですが 非常に素晴らしい現場でしたし なりよりこの初号検定試写を見たあと数ヶ月は"この作品の素晴らしさの記憶"を書き換えたくなくて新規で映画をみませんでした。我が社DECADEは押し売りするような大きな体制もなくつつましく謙虚に業界の隅のほうでやらせていただいている事務所ですが こうして胸をはれる作品を素晴らしい監督・座組・キャストでやれたことのありがたさを肝に命じてまたさらに映画にまい進したいと思います。みなさまもしよろしければ"新しい才能"もしくは"素晴らしい才能"が惜しみになく投影されるスクリーン体験をぜひに。 劇場情報 地域 劇場名 公開日 東京 ユーロスペース 上映終了 神奈川 シネマ ジャック&ベティ 上映終了 愛知 名古屋シネマテーク 上映終了 大阪 シネ・リーブル梅田 上映終了 京都 アップリンク京都 上映終了 兵庫 Cinema KOBE 上映終了 福岡 KBCシネマ 上映終了 宮城 チネ・ラヴィータ 上映終了 群馬 シネマテークたかさき 上映終了 栃木 小山シネマロブレ 上映終了 © 2022 ディケイド * ホーム- Home * イントロダクション- Introduction * ストーリー- Story * スタッフ&キャスト- Staff&Cast * コメント- Comment * 劇場情報- Theater * ニュース- News * 予告編- Trailer