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大北アルプスとは?

「大北アルプス」は、北アルプスの主要エリアの百名山と3000m峰を全て踏破し、同じ場所に戻ってくる、セルフチャレンジ形式のイベントです。

北アルプス(飛騨山脈)には、3000m級の日本を代表する山々が連なり、稜線に上がれば、日本離れした絶景が広がっています。中央アルプス(木曽山脈)、南アルプス(赤石山脈)とともに日本アルプスと呼ばれており、その中でも北アルプスは、主稜線だけでも200km以上にも及ぶ長さを誇り、日本を代表する雄大さと美しさ、そして厳しさを併せ持つ山脈となっています。

現在日本国内では、国立公園や特別保護地区での大規模なイベント開催が難しく、北アルプスに代表される、素晴らしい景色の山々を舞台とした、壮大なチャレンジを行えるイベントが限られています。そこで、各参加者が自由なタイミングで、自己の責任においてチャレンジを行うことで、「誰でもやりたいと思えば、確実にチャレンジできる」イベントを開催することにいたしました。

どれだけの時間で帰って来られるかに挑戦をするもよし。マイペースでたっぷりと山を楽しむのもよし。スタイルは参加者それぞれ自由です。

一人ではなかなか挑戦できない壮大なコースに、同じくイベントに参加する仲間や、応援してくれる人々の力をもらいながら挑み、北アルプスの壮大さと厳しさ、そして美しさを、目一杯楽しみましょう。


開催期間

2024年7月13日(土)
〜 9月30日(月)
期間中、どのタイミングでも挑戦可能



参加資格

 * 2500m以上の稜線を、続けて2日以上縦走したことがある方
 * 本イベントのコースを、安全に踏破できる技術と体力のある方
 * 山岳保険(遭難捜索費用保障を含む)に加入している方




参加費

1万円(税込)

参加費は、参加賞、IBUKI端末レンタル費、運営費に利用します

現地への交通・宿泊費、飲食費、装備費、保険代等は、参加者が各自ご負担ください




参加申込

参加申込する
開催期間中でも申込可能です


ルール

 * 北アルプスの主要エリア(焼岳以北)の百名山と3000m峰、およびそれらの縦走路上の200名山・300名山・イベント指定の山(これらを合わせてチェックポイントと呼ぶ)を、自らの足で全て踏破し、スタートと同じ場所に戻ってくること
 * チェックポイントは以下の通りである:合計30地点
   * 百名山(深田久弥氏が定めた番号順)14座:白馬岳(45)、五竜岳(46)、鹿島槍ヶ岳(47)、劔岳(48)、立山(大汝山)(49)、薬師岳(50)、黒部五郎岳(51)、水晶岳(52)、鷲羽岳(53)、槍ヶ岳(54)、奥穂高岳(55)、常念岳(56)、笠ヶ岳(57)、焼岳(2024年時点では北峰分岐まで)(58)
   * 3000m峰(標高順・☆印は百名山と重複)9座(百名山以外6座):奥穂高岳☆(3190m)、槍ヶ岳☆(3180)、涸沢岳(3110m)、北穂高岳(3106m)、大喰岳(3101m)、前穂高岳(3090m)、中岳(3084m)、南岳(3033m)、立山(大汝山)(3015m)☆
   * 縦走路上の200名山・300名山・イベント指定の山(モデルコース順)10座:双六岳(イベント指定)、三俣蓮華岳(300名山)、唐松岳(300名山)、爺ヶ岳(300名山)、針ノ木岳(200名山)、蓮華岳(300名山)、烏帽子岳(200名山)、野口五郎岳(300名山)、大天井岳(200名山)、蝶ヶ岳(イベント指定)
 * スタート時刻は、開催期間内で自由に決めて構わない。ただし、開催期間内にゴールすること
 * スタート・ゴール地点や、コースの向きやルートは、上記の条件を満たせば自由に決めて構わない
 * チェックポイントおよびスタート・ゴールにて、自身の顔と、ポイントの特徴を表す看板等を含めた写真を撮影し、提出すること(SNSやクラウドサービス等にアップロードし、リンクを届け出ること)
 * IBUKI GPS端末を携行し、公式のイベントページにてログを公開すること
 * 提出された写真及びログから、チェックポイントの通過を確認し、踏破時間を認定し、踏破時間と順位を、公式ホームページに掲載する
 * 参加者は以下のいずれかのスタイルを選択し、カテゴリーを自己申告すること。予定されていたカテゴリーが、イベント中に変わっても構わない(やむを得ず小屋を利用した場合など)
   * 山小屋宿泊・補給カテゴリー:山小屋内で1回30分以上の休息・宿泊(以下休息と呼ぶ)や、食料の補給を行うスタイル
   * 山小屋補給カテゴリー:山小屋内で休息は行わず、食料・飲料の補給のみを行うスタイル
   * 無補給カテゴリー:山小屋内で休息や、食料の補給を行わず、水分補給のみを行うスタイル
 * コース上で他者から飲食料や宿泊設備の補給(サポート)を受ける場合は、山小屋と同等に扱う。つまり、飲食料のサポートを受けた場合は「山小屋補給」カテゴリー、宿泊設備のサポートを受けた場合は「山小屋宿泊・補給」カテゴリーとなる
 * 全てのカテゴリーにおいて、公共交通機関で到達可能な場所(上高地や新穂高温泉等)での売店利用や補給は行って構わない。また、全てのカテゴリーにおいて、水分の補給はいかなる場所でも行って構わない(山小屋での有償の場合も含む)
 * 参加者は、途中で補給する飲食料を除く全ての装備を、自分で運ばなければならない。ただし、公共交通機関で到達可能な場所にて、装備の交換を行っても構わない
 * 参加者は、途中でコースを離脱し、時間を置いてまた離脱したポイントからチャレンジを再開できる。つまり、イベント期間中であれば、途中で家に帰りながら、数回に分けてチャレンジしても構わない。この場合、チェックポイントを周回するコース以外では、自動車等で移動しても構わないが、周回コースは全て自らの足で進まなければならない。また、数回に分けてチャレンジした場合の踏破時間は、スタートした日時からゴールした日時までの経過時間とする
 * 参加者は、当イベントが行われるエリアが、日本有数の過酷な山岳地帯であることを理解し、安全を最優先し、常に余力を持って行動をすること。特に危険な岩稜地帯では、風雨の際には決して無理な行動を行わない
 * 参加者は、自らの責任において、装備の選択、ルートの選定、食糧計画の立案、山小屋の予約、登山計画書の提出、山岳保険への加入等、通常の縦走登山に必要な準備、対策を行うこと
 * 当イベントは、あくまで個人が主体となってチャレンジを行うものであり、主催者は参加者の行動を監視し、非常時の通報等を行うが、事故発生時の損害補償等は行わないことを理解の上で参加すること


モデルコース

参考として、チェックポイントを全て通過するモデルコースを示します。

ルールに記載のとおり、全てのチェックポイントを通過して周回できれば、このコースでなくとも構いません。

またこのコースは、「大キレット」「八峰キレット」「不帰ノ瞼」の「日本三大キレット」を通過しており、非常に危険です。

荒天時や疲労時にはこれらの難所の通過は避けて、安全な場所での停滞や、迂回ルートの選択を検討してください。

https://ibuki.run/ev/8963798851962738563/map

距離: 237km

累積標高: 24,405mD+

トレイル率: 98.8%

標準コースタイム: 182時間49分

主催: 大北アルプス実行委員会

協力:

お問い合わせ:info@great-northern-japanese-alps.com