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さにーの構築置場

3000-04-07


TOP 過去実績

本ブログ訪問いただきありがとうございます。さにーと申します。

 

自分自身の頭の中の整理、他のポケモン勢との交流を目的として、ポケモン剣盾のランクマッチ、大会で結果を残すことが出来た構築記事、単体考察を載せていこうと考え、本ブログを開設しました。

 

本ブログの開設日は2021/7/1ですが、レート対戦自体は以前から続けています。

ルールは基本的に全てシングルです。

 

○剣盾以前(〜USM)

レート対戦はXYから本格的に参戦しています。

現在ポケモンバトルデータベースで確認出来るUSM S7〜18の成績は以下の通りです。

(PGLが閉鎖されてしまったので証拠無し、あくまで参考です。過去の写真フォルダ漁ったら一部だけ2100達成の画面が残っていました。)

・レート2100↑ 計6ロム 最高レート2159(S7)

・レート2000〜2099 計5ロム

・最終順位2桁計9ロム 最高順位22位(S7)



 

○剣盾

①成績簡易まとめ

・レート2000〜2049 計20ロム

S4/S7/S9/S10/S12/S13/S17/S18/S19/S20/S21/S23/S25/S26/S28/S29/S30x2/S32/S33

・レート2050〜2099 計18ロム

S1/S4/S5/S6x2/S8x2/S10/S12/S13/S14x2/S17/S22/S27/S33/S34x2

・レート2100↑ 計5ロム

S3/S5/S16/S18/S21

・最終順位1桁3ロム、2桁計23ロム

 

②各シーズン成績詳細 /()内はサブロム成績

・シリーズ1 キョダイマックスなし

S1-473位 2068  

・シリーズ2 一部キョダイマックス解禁

S2-1510位 1922

S3-619位 1978(120位 2112)

・シリーズ3 キョダイマックス追加+一部アローラポケモン解禁

S4-174位 2061(209位 2048)

S5-152位 2068(105位 2102)  

・シリーズ4 全キョダイマックス解禁

S6-175位 2056(142位 2076)  

S7-302位 1977(141位 2017)  

・シリーズ5 御三家キョダイマックス解禁(鎧環境)

S8-132位 2071(140位 2063)  

S9-375位 1995(196位 2015)  

・シリーズ6 使用率上位10位使用禁止

S10-70位 2082(182位 2019)  

S11-174位 1977(246位 1943)  

・シリーズ7 冠の雪原のポケモン解禁(冠環境)

S12-111位 2078(376位 2007)  

S13-37位 2086(127位 2030)  

S14-43位 2073(46位 2070)  

・シリーズ8 禁止伝説ポケモン解禁(竜王戦ルール)

S15-1395位 1837(563位 1918)  

S16-5位 2124(267位 1974)

S17-19位 2065(28位 2044)  

・シリーズ9 シリーズ7と同じ

S18-14位 2105(82位 2038) 

S19-75位 2008(281位 1912)  

S20-30位 2029(296位 1905)  

・シリーズ10 禁止伝説ポケモン解禁+ダイマックス禁止

S21-35位 2120(172位 2039)  

S22-39位 2094(327位 1992)  

S23-103位 2021(339位 1933)

・シリーズ11 シリーズ8と同じ

S24-392位 1870(803位 1824) 

S25-23位 2044(211位 1939)

S26-217位 1932(73位 2014) 

・シリーズ12 禁止伝説2体

S27-21位 2070(147位 1976)

S28-51位 2033(441位 1884)

S29-43位 2013(90位 1989)

S30-36位 2024(34位 2024)

S31-159位 1924(105位 1963)

S32-24位 2024

S33-14位 2055(30位 2030)

・シリーズ13 全解禁

S34-3位 2067(4位 2065)

S35-358位 1846(464位 1821)

 

○SV

各シーズン成績詳細 /()内はサブロム成績

S1-108位 2300(14位 2357)

S2-16位 2223(182位 2134)

S3-25位 2212(7位 2244)

S4-49位 2150

S5-23位 2144

S6-52位 2092

S7-23位 2065

S8-56位 2112

S9-180位 2028

S10-47位 2105

S11-79位 2119

S12-27位 2118

 

○TNについて

メインロムTN:さにー(USMではさにー☀︎)

剣盾サブロムTN:Chaoticsunny

SVサブロムTN:色々変えてる、型バレ致命的なシステムなので・・・

※剣盾サブロムTNの由来

私が構築を作る際の隠れコンセプトに「想定外の型を最低限一つは入れて相手の認識をずらし、カオスな状況を生み出す」というものがあり、それを忘れないようにとの願いを込めてサブロムの名前としました。USMから使っていて思い入れは深いTNですが、ポケモン界でカオス(理論)とか言うと順位詐称を疑われそうなんであまり公にしていませんでした。

 

○使用構築(最終順位2桁以上)

剣盾、SVで最終順位2桁以上のシーズン、大会は使用構築の並びを下に示します。(USM以前は流石に覚えてないです…ギガインパクト+レッドカードトリックルーム+電気Zの並びを好んで使ってました)

 

【剣盾ランクマッチ(シングル)】

S10  最終70位/レート2082 構築記事無



S13  最終37位/レート2086 構築記事無、技構成は下写真参照





S14  最終43位/レート2073 構築記事無



S16  最終5位/レート2124 構築記事有



【竜王戦ルール使用構築】【S16 最終5位 最終レート2124 / S17 最終19位 最終レート2065】レヒレネクロゴリラ@2

S17  最終19位/レート2065 構築記事有



【竜王戦ルール使用構築】【S16 最終5位 最終レート2124 / S17 最終19位 最終レート2065】レヒレネクロゴリラ@2

S18  最終14位/レート2105 構築記事有



【S19 最終75位 最終レート2008 / S18 最終14位 最終レート2105】壁レジエレキ始動ロトムランド

S19 最終75位/レート2008 構築記事有



【S19 最終75位 最終レート2008 / S18 最終14位 最終レート2105】壁レジエレキ始動ロトムランド

S20 最終30位/レート2029 構築記事有



【S20 最終30位 最終レート2029】壁レジエレキ始動ロトムランド改

 S21 最終35位/レート2120 構築記事有



【S21 最終35位 最終レート2120】日食レヒレランドサイクル

 S22 最終39位/レート2094 構築記事有



【S22 最終39位 最終レート2094】日食攻めサイクル

S25 最終23位/レート2044    構築記事有



【S25 最終23位 最終レート2044】日食レヒレラッキーサイクル

S26 最終73位/レート2014    構築記事有



【S26 最終73位 最終レート2014】ディアランドレヒレサイクル

S27 最終21位/レート2070    構築記事有



【S27 最終21位 最終レート2070】イベルネクロ壁サイクル

S28 最終51位/レート2033    構築記事有



【S28 最終51位 最終レート2033】2軸展開壁イベルネクロ

S29 最終43位/レート2013    構築記事有



【S29 最終43位 最終レート2013】2軸展開壁イベルネクロ改

S30 最終34位/レート2024    構築記事有



【S30 最終34位/36位 最終レート2024】サイクルイベルネクロ+ポットデスバトン展開

S32 最終24位/レート2024    構築記事有



【S32 最終24位 最終レート2024】壁イベルネクロ詰めサイクル

S33 最終14位/レート2055    構築記事有



【S33 最終14位 最終レート2055】イベルネクロ壁サイクル結

S34 最終3位/レート2067    構築記事有



【S34 最終3位レート2067/最終4位レート2065】雨天決行ネクロゼクロムサイクル

 

【SVランクマッチ(シングル)】

S1 最終14位/レート2357    構築記事有



【SV S1 最終14位】鉢巻セグレイブ軸スタンパ

S2 最終16位/レート2223    構築記事有



【SVS2最終16位レート2223】珠ミミ始動ノマテラカイリュー軸サイクル

S3 最終7位/レート2244 構築記事有



【SVS3最終7位レート2244】拘り牙富豪軸中速トリパ

S4 最終49位/レート2150 構築記事有



(構築メモ)【SVS4最終49位レート2150】生意気カイリュー軸サイクル

S5 最終23位/レート2144 構築記事有



【SVS5最終23位レート2144】轟剣ウインディオリーヴァサイクル

S6 最終52位/レート2092 構築記事有



(構築メモ)【SVS6最終52位レート2092】ロトムハッサムとんボループ

S7 最終23位/レート2065 構築記事有



【SVS7最終23位レート2065】逆張りドドドクガ

S8 最終56位/レート2112 構築記事有



【SVS8最終56位レート2112】ミミガブ対面構築with後方腕組レジエレキ

S10 最終47位/レート2105 構築記事有



【SVS10最終47位レート2105】カイリューミミラオス中速トリパ

S11 最終79位/レート2119 構築記事有



(構築メモ)【SVS11最終79位レート2119】柔軟ガチカイリューサイクル

 

【各種大会】

①公式大会

○セイムビート マスターカテゴリ 

最終1位/レート1842  構築記事無、並びのみ公開





○ウォーターパラダイス マスターカテゴリ 

最終32位/レート1779  構築記事有



【公式大会ウォーターパラダイス使用構築 最終32位/最終レート1779】ルンパギャラサイクル

 

②非公式大会

○第53回葉桜杯 予選8位/決勝トーナメント優勝



第53回葉桜杯決勝トーナメント 各対戦振り返り

○Frontier Season3#15   優勝※挑戦者枠



Frontier Season3#15 使用構築、対戦内容振り返り

○第5回葉桜感謝祭 優勝



 

構築としては壁構築を好んで使用しています。

レジエレキと潜り始めてから通常ルールでは最終順位2桁を安定して取ることができているため、かなり信頼しています。

禁止伝説ポケモンでは日食ネクロズマを好んで使用しています。



何か質問等あればツイッター(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

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2024-01-05


【SVS13最終27位レート2127】†轟血の双月† ROARING BLOODY MOON SEASON2 九尾ランド壁サイクル編

今回はポケットモンスターSVランクマッチS13で使用し最終27位の結果を残せた構築の記事となります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

 

【目次】

○並び

○構築経緯

○個体紹介

 1,ガチグマ赫月@突撃チョッキ

 2,ゴリランダー@グラスシード

 3,アローラキュウコン@光の粘土

 4,霊獣ランドロス@オボンのみ

 5,サーフゴー@食べ残し

 6,トドロクツキ@ブーストエナジー

○選出パターン

○最終結果と振り返り

 

【並び】

並びはこちらとなります。



○各ポケモン実数値(努力値)

トドロクツキ

197(132)-176(4)-109(140)-x-122(4)-168(228)

ガチグマ(赫月)

213(196)-68-145(36)-181(76)-110(196)-73(4)

アローラキュウコン

179(244)-64-101(44)-102(4)-140(156)-150(60)

ゴリランダー

176(4)-194(252)-110-x-90-137(252)

霊獣ランドロス

196(252)-182(4)-111(4)-x-131(244)-112(4)

サーフゴー

177(116)-63-116(4)-199(220)-112(4)-125(164)

 



【構築経緯】 

I.DLCで痛み分けを習得したことにより壁展開後に回復しながらサイクルを回せる存在となったアローラキュウコンで久々に壁サイクルの動きが出来るのではないと考え、このポケモンからスタートしました。



SVにおける壁構築で積み展開(初手の壁要員を捨てて2体で積みリレー)をしようとすると、こちらの2体のテラスで相手の3体のテラスに対応する必要がある点で対応範囲が狭まるところが好みでなかったため、数的不利を取らないように壁サイクル(壁展開→裏引きでサイクル→壁再展開→詰め)の動きを取りたいと考えていたためこの強化は待ちに待った強化でした。

 

II.サイクルの相方としてはキュウコンが苦手なオーガポン、ハバタクカミ、サーフゴーに強く、威嚇+挑発で後発をサポート出来るHDランドロスとしました。



ハバタクカミ、サーフゴーを相手取る上で電磁波無効は非常に重要な要素なのでこのポケモンが適任と考えました。

 

III.次は上記2体でサイクルを回した後のスイーパーの選定です。今回のスイーパーには、壁下で使用率TOP7(カイリューサーフゴーパオジアンハバタクカミオーガポンガチグマウーラオス)に勝てることと、キュウコンランドを倒してくるスカーフウーラオスの水流連打を起点に出来ることを特に求めました。ここは、先制技のグラスラで上からカミを縛れるため甘えるに止められず、アクロバットと10万馬力で他のポケモンも崩せる+水流連打半減のグラスシードゴリランダーを採用しました。



 

IV.ここまででキュウコンを壁展開前に破壊し、メガネオバヒでランドロスを破壊し、グラスラ半減によりゴリランダーのストッパーとしても機能するイーユイが特に重かったので、壁展開前でもイーユイに受け出してサイクルを回せる第二の積みエースとして羽休めトドロクツキを採用しました。



IIIで記載のスイーパーに求める2条件はこのポケモンもギリギリ満たしてはいます。(パオジアンと甘えるハバタクカミが怪しいので優先度は低め)

 

V.ここまでが物理偏重となっているので次に高火力特殊アタッカーの採用を考えました。ゴリランダーで積む前の初手にくるテツノツツミも辛かったので、そこにも強い駒としてハイボで身代わりも貫通出来るチョッキガチグマを採用しました。



ノマテラブラッドの等倍高火力によるランドゴリラツキが崩し切れない天然勢への崩し性能を特に評価しました。

 

VI.最後に補完枠。ここまでで厳しい構築としては

①受けループやチオン入りの受け

②ステロ+ドラテカイリュー

③毒菱+キョジオーン

の大きく3つが思い当たったので、当初はフェアリーテラスマントサーフゴーを採用していましたが、ヘイラッシャに地割れの試行回数を稼がれてしまうこと、アイへ持ちのドラテカイリューの増加、地割れ持ちキョジオーンが無視出来ない数いたことを踏まえて身代わり残飯水テラスサーフゴーに変更して構築が完成しました。



 

【個体紹介】

1,ガチグマ(赫月)

テラスタイプ:ノーマル

特性:心眼

持ち物:突撃チョッキ

技:ブラッドムーン/大地の力/ハイパーボイス/真空波

 

⭐︎調整

実数値(努力値):213(196)-68-145(36)-181(76)-110(196)-73(4)

性格:控え目(A↓C↑)

○特化イーユイのメガネオーバーヒート最高乱数以外耐え

○臆病テツノツツミの水テラスハイドロポンプ確定耐え

○特化ウーラオスのインファイト乱数1発(18.7%)

○ノーマルテラスブラッドムーン+真空波でH252D4振りオーガポンを確定

一般的なチョッキガチグマより火力と素早さを削り耐久に回すことにより初手出しする際の安定感を高めました。

 

⭐︎解説

高火力の特殊アタッカーとしての採用。主に他のポケモンで崩すのが難しいヘイラッシャやキョジオーン入りに対して壁のサポートで裏の攻め駒に勝てるようにして通していきます。ランドロスやトドロクツキが苦手とするテツノツツミに対しても身代わり貫通のハイパーボイスの存在で有利を取れるのも高評価ポイントです。

対面性能が非常に高いので壁と合わせてトドロクツキ等の相手の積みポケモンのストッパーをしてもらうこともありました。

技構成はブラッドムーン、大地の力、ハイパーボイス、真空波のテンプレ4つとしました。欠伸ガチグマが苦手な身代わり持ちにハイパーボイスで抗えるのがチョッキ型最大の利点と感じました。

テラスはオーガポンに対面勝てるノーマルテラスとしました。ブラッドとハイボの威力を上げることで受け出しカイリューが羽休め連打しか出来なくなるのもノマテラの採用理由になります。

このポケモンはチョッキを持たせても特殊耐久に不安があるので今まで採用を避けていましたが、壁のサポート下で動かすという考え方を身につけてからはかなり強く使えるようになったと感じています。壁チョッキガチグマは最強です。

 

2,ゴリランダー

テラスタイプ:炎

特性:グラスメイカー

持ち物:グラスシード

技:グラススライダー/10万馬力/アクロバット/剣の舞

 

⭐︎調整

実数値(努力値):176(4)-194(252)-110-x-90-137(252)

性格:意地っ張り(A↑C↓)

○A特化/A+2グラススライダーでB4振りパオジアンを確定1発

○準速/準速サーフゴー抜き

 

⭐︎解説

本構築最強のエース。先制技のグラスラにより一度積んでしまえばカミツツミやパオジアンを縛れるのが強いポイントで、そのおかげで流行気味だったクッション(ママンバレル等)+鉢巻眼鏡のような構築にも有利に立ち回ることが出来ました。

技構成は最強先制技のグラススライダー、オーガポンやモロバレル等の草タイプへの打点としてアクロバット、鋼毒タイプへの打点として10万馬力を採用し、積み技は遂行速度重視で剣の舞としました。

持ち物はB1段階上昇で起点に出来る範囲を広げるグラスシードを持たせました。アクロバット採用のための消費アイテムの側面もあります。

テラスタイプは竈門の面オーガポンに抗うため炎テラスとしました。炎テラス時の最大の障害となる連撃ウーラオスはグラススライダーで縛れ、地面弱点をフィールドで消せるので、全ポケモンの中で一番炎テラスを強く使えるポケモンだと考えてます。

テラスを切ってしまうと裏のタスキラオスに止められがちですが、ラストの詰め筋としてチョッキ連撃ラオスが増加していたこと、またステロ環境だったのでタスキラオスは少ない+初手に来やすかったことが追い風でした。(こちらの構築にステロを撒きそうなランドがいるのでなおさら)

壁によるサポートがあれば盤石ですが、グラスシードによるBupで単体でも積みからの全抜きを狙えるので本当に頼もしかったです、本構築のMVP。



 

3,アローラキュウコン

テラスタイプ:水

特性:雪降らし

持ち物:光の粘土

技:ムーンフォース/アンコール/痛み分け/オーロラベール

 

⭐︎調整

実数値(努力値):179(244)-64-101(44)-102(4)-140(156)-150(60)

性格:臆病(A↓S↑)

○特化パオジアンの悪テラス噛み砕く乱数2発(1.1%)

○特化ハバタクカミの妖テラスメガネムーンフォース乱数1発(25%)

○陽気連撃ウーラオスの水テラス鉢巻水流連打3.3%で落ち

○準速ウーラオス抜き

初手メガネハバタクカミでキュウコンを飛ばして壁展開を防ごうとする人が多かったので、BとSを最低限まで削ってDを可能な限り伸ばしました。

 

⭐︎解説

パオジアンに強い物理受けクッション枠。電気テラバパオに押し切られがちだったりと実はそこまで強くなかったりしますが、現環境の壁構築メタの両ウーラオスとサイコファングパオジアンの両者に有利を取れるので壁展開を阻害されにくいところが優秀で前期から続投させました。前期との違いは痛み分けの習得により壁展開→痛み分けで体力管理→裏引きでサイクル→壁再展開→詰めの壁サイクルの動きを出来るようになったことです。

技構成はコンセプトの痛み分け+オーロラベールは確定として、残り2枠にパオジアン、ウーラオスに打つメインウェポンのムーンフォース、補助技に耐性をつけるアンコールを採用しました。正直アンコールは読まれがちで活きる場面が少なかったのでミストフィールドあたりに変えても良さそうでしたが、いざって時にないと困る技ではあったのでそのままにしました。

痛み分けとアンコールで居座るターンが長くなりがちだったので持ち物は粘土にしました。ゴツメじゃないと対パオジアン、ウーラオス性能は怪しいですが、壁ターンが足りなかったです。

テラスタイプは色々試しましたが水流連打、アイへ、炎ツタこん棒半減の水が一番切る機会が多かったので水に。他の候補としてはハバタクカミに切る鋼、毒や竈の面オーガポンのメインウェポンを両半減出来る炎となりそうですが正直切る場面はほとんどないので何でもよいです。

強いポケモンではありましたが、認知度が上がって前期よりもメタられがちだったのが辛かったです。

 

4,霊獣ランドロス

テラスタイプ:水

特性:威嚇

持ち物:オボンのみ

技:地震/岩石封じ/挑発/ビルドアップ

⭐︎調整

実数値(努力値):196(252)-182(4)-111(4)-x-131(244)-112(4)

性格:意地っ張り(A↑C↓)

○特化ハバタクカミの妖テラスメガネムーンフォース乱数1発(12.5%)

○B4振りウーラオスを地震で乱数2発(96.8%)

○S-1最速100族抜き

ウーラオスへの地震のダメージ意識でAに補正をかけました。

 

⭐︎解説

竈門の面オーガポンに強く、カミサフゴにも強い電磁波無効枠。こいつが苦手なパオラオスにはキュウコンが強い+威嚇で霰込みでも足りないキュウコンの耐久を補助出来る点でキュウコンと相性が良いです。ランド→キュウコン引きで両刀カイリューもケア出来るので対カイリュー性能は高い組み合わせです。

技構成はメインウェポンの地震と浮いてるポケモンへの打点+起点回避技の岩石封じ、カバルドン、ガチグマの欠伸展開を阻止できる挑発までは確定として、残り一枠はビルドアップとしました。ステルスロックと最後まで悩みましたが、ステルスロックにしてしまうとランドロスを捨ててエースで全抜きするルートをとりがちになってしまうので、それよりランドロスを残すルートも取れるようにランドロス自身にも積み技を入れた方が立ち回りに幅が出来ると考えて最終的にビルドアップにしました。ここは本当に諸説枠。

テラスタイプはビルド後に水ラオスに有利を取れる水テラスです。 

慎重ではなく意地っ張りとしているので特殊耐久には若干の不安がありますが、ウーラオスを地震2発で倒せる方が重要と考えてAに補正をかけました。他にも無振りハバタクカミが地震で確定になるメリットもあります。

裏のゴリラツキでA-1の連撃ウーラオスを起点にすれば勝てると判断した時にはノータイムで捨てていたのでかなり出落ちもさせたのは申し訳ないとは思ってます。

 

5,サーフゴー

テラスタイプ:水

特性:黄金の体

持ち物:食べ残し

技:シャドーボール/気合い玉/悪巧み/身代わり

 

⭐︎調整

実数値(努力値):177(116)-63-116(4)-199(220)-112(4)-125(164)

性格:控え目(A↓C↑)

○気合い玉でH4振りイーユイを乱数1発(93.7%)

○シャドーボールでH4振りサーフゴーを確定1発

○H16n+1/テラス時特化カイリューのノマテラ神速残飯回復込み乱数2発(0.3%)

○最速バンギラス抜き(ミラー意識で余り振り切り)

 

⭐︎解説

今回は受け崩し、ステロ+ドラテカイリュー、毒菱+キョジオーンへのメタ枠としての採用。このポケモンは軸にしようとするとマークがキツくて自分のPSでは使いこなせないのでこんな感じで補完枠として使うのが一番肌に合います。

技構成はメインウェポンのシャドボと役割対象のハピナス、チオンジェンに抜群を取れる気合い玉の2Wとし、受け崩しのための悪巧みと、ヘイラッシャの地割れ、キョジオーンの地割れと塩漬け、カイリューのドラテを防ぐ身代わりを入れました。

テラスタイプはウーラオスの水流連打、ヘイラッシャのウェーブタックル半減の水としました。

フェアリーテラス+マントだと役割対象に仕事が出来なかったので消去法的な採用でしたが、壁構築で回復するターンは相手に負荷をかけられない無駄なターンとなりがちなので、攻撃や積みをしながら回復する残飯型での採用は壁ターンを節約するという見方をすると想像以上に理にかなっていた気がします。

 

6,トドロクツキ

テラスタイプ:飛行

特性:古代活性

持ち物:ブーストエナジー

技:はたき落とす/アクロバット/龍の舞/羽休め

 

⭐︎調整

実数値(努力値):197(132)-176(4)-109(140)-x-122(4)-168(228)

性格:意地っ張り(A↑C↓)

○A11n/余り4振り

○特化カイリューの鉢巻神速乱数2発(2.3%)

○特化サーフゴーのメガネゴールドラッシュ最高乱数以外耐え

○最速100族抜き

 

⭐︎解説

キュウコンゴリランダーが苦手なイーユイに受け出しからサイクルを回せる積みエースとしての採用。カイリューも候補でしたがステロ+イーユイで崩されがちだったので、ステロがそこまで痛くない+炎悪両半減+メガネイーユイに対しては上から羽休め出来るこのポケモンを採用しました。

技構成としては追加効果優秀なはたき落とすとウーラオス、オーガポンへの打点となるアクロバット、イーユイ入りにサイクルを回すための羽休めと積みエースとして運用するための龍舞としました。

テラスタイプはアクロバットの威力を上げて抜き性能を高める飛行としました。

キュウコン+トドロクツキは意識されやすい並びであるので、イーユイ入り以外には極力出さないようには意識していました。振り返るとこの並びを相手に印象づけて、真のエースゴリランダーの通りを良くするところが一番貢献していた気がします。

 

【選出パターン】

+oror+orが基本選出

積みリレーで行けそうな時には++の選出をすることもありました

スイーパーのがいないと上から殴られ続けるので基本どちらかは入れる(入れないとラオスで水流されてるだけでワンチャン負けれる、あるあるな負けパターン)、がテラスなしだと弱いのでにテラスを切りたいなら極力裏はにする、あたりは意識していました

 

【最終結果と振り返り】 

最終日対戦動画  https://youtu.be/8uknBWE-BpU?si=FYICI4Wv0Xz2tOxy @YouTubeより(※音無し)



S13は最終順位27位でした。最終レートは2127。

 

分かってはいたけど七色のパオジアンに悩まされたシーズンでした。下から動く以上安定しないのでシーズン中盤まではスカーフラオス入りで悪戦苦闘していましたが肌に合わずに結局キュウコンを採用してお祈りしていたので妥当な順位。午前3時に2100は乗せられていたのにズルズルと溶かしてまたそこから勝ちきれませんでした、悔しい。最後まで粘って30位以内に滑り込めたのは良かったけどエンジンがかかるのが遅い。

最終日に自信喪失して勝ちきれないパターンばかりなので、レギュFでは最後まで信じ切れる構築を作ることを当面の目標にします。

 

ここまで長文にお付き合い下さりありがとうございました。

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2023-12-02


【SVS12最終27位レート2118】†轟血の双月† ROARING BLOODY MOON

今回はポケットモンスターSVランクマッチS12で使用し最終27位の結果を残せた構築の記事となります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

 

【目次】

○並び

○構築経緯

○個体紹介

 1,ガチグマ赫月@食べ残し

 2,カイリュー@いかさまダイス

 3,アローラキュウコン@ゴツゴツメット

 4,オーガポン@竈の面

 5,サーフゴー@突撃チョッキ

 6,トドロクツキ@ブーストエナジー

○選出パターン

○最終結果と振り返り

 

【並び】

並びはこちらとなります。



○各ポケモン実数値(努力値)

ガチグマ(赫月)

217(228)-68-149(68)-171(4)-108(180)-76(28)

カイリュー

167(4)-186(252)-115-x-120-145(252)

アローラキュウコン

171(180)-64-111(124)-101-120-170(204)

オーガポン

179(188)-149(68)-111(52)-x-117(4)-170(196)

サーフゴー

183(164)-58-116(4)-199(220)-116(36)-115(84)

トドロクツキ

197(132)-170(84)-108(132)-x-122(4)-174(156)

 



【構築経緯】 

I.対面、クッション、抜き性能を両立するブラッドムーン/真空波/欠伸/瞑想ガチグマがあらゆる選出に絡め、柔軟な対応が可能な最強ポケモンと考えたので前期から引き続き軸として採用しました。



このポケモンは前期から使っていたので弱みは理解していて

①月の光がない関係上初手に置くと体力管理が難しく極力裏におきたいため他に初手出し性能が高いポケモンが欲しい

②ブラッドムーンと欠伸に両対応される身代わり持ちに弱いので対策必須

③ノーマル地面タイプの耐性上、環境に多いオーガポン、パオジアン、ウーラオスにはテラス強要されるので、裏のポケモンはテラス依存度が低いポケモンが望ましい

これらを意識して裏を考えていきます。

 

II.まずこのガチグマの裏に置くポケモンとしては、ガチグマを欠伸クッション運用した際に積みエースになれ、ガチグマが苦手な身代わり持ちに回答を持て、ガチグマにテラスを切る場面も多いので非テラスでもある程度戦えるポケモンを探していました。ここは連続技のスケイルショットで身代わりを貫通でき、アンコールによる身代わり対策も出来る積みエースである龍舞アンコ両立ダイスカイリューが適任と判断し、ガチグマ+カイリューの積みリレーを軸として考えていくこととしました。



 

III.この2体を強く使うためには特にパオジアンに強いポケモンが必要不可欠なため、前期の構築を参考に色々模索していましたが、ガチグマとウーラオスが対面した際に引きの選択肢を取れ、ガチグマが苦手な身代わりにこちらもアンコールで抗え、ガチグマ+カイリューの積みリレーをオーロラベールで補助出来るゴツメアローラキュウコンが最適と考えたため採用しました。



(参考:https://note.com/bonobonnie_poke/n/naee3ecc1b2cb ぼのぼにさん)

 

IV.上記の3体は初手出しする動きが弱く(ガチグマはラオスにテラス強要されがち、カイリューはミラーが不毛、キュウコンは初手置きが読まれやすい)、出来れば裏に置きたいポケモンであったので、次に、初手出し適正の高いポケモンを探していきました。

今回の構築で初手出しポケモンに求める条件は

①大体のポケモンに対して行動保証を持ち引きを強制されにくい高い対面性能

②裏のキュウコンカイリューに刺さるステロ展開を妨害出来る

③テラスに依存せずに動ける

の3つが重要と考え、耐久振り挑発持ち竈門の面オーガポンが適任と考えました。



フェアリー半減によりハバタクカミの攻撃の一貫をガチグマと合わせて切れ、オーガポンに飛んでくる甘えるや電磁波をガチグマで無効に出来るので全対応の顔を出来るのも高評価ポイントです。

ステロ要員の中でこのポケモンが苦手なランドロス、ガブリアスに対してはキュウコンが強いので補完はしっかりと取れています。

 

V.ここまでの4体で厳しい点を挙げると

①受けルが崩しきれない

挑発オーガポン、アンコ龍舞カイリューで攻め駒+クッション枠に対して緩い崩しは出来るがガチガチの受け回し相手は厳しい

②チオンジェン絡みが厳しい

宿り木無効のオーガポンもイカサマで削られるので明確な対策枠が欲しい

③テツノツツミが重い

ガチグマテラス等で誤魔化せはするが、キュウコンの上から殴ってくる特殊アタッカーは辛い

それらを解決する保管枠として、崩し性能と特殊耐久を両立させられるチャージビーム持ちチョッキサーフゴーを採用しました。



(参考:https://sakkupoke.hatenablog.com/entry/2023/11/01/161142 サックーさん)

 

VI.上記の5体は早い段階から固まっていましたが、ラストの一枠は決めきれなかったので、最終日に環境を見て決めていくことにしました。(とりあえず腐らなそうなタスキ悪ウーラオスを入れて様子見)

1ロムのレートを100犠牲にして分かった求める要素としては

①サーフゴーだけではチオンジェン+メガネハバタクカミ(攻め駒)のような並びに安定しないため、チオンを起点に攻め駒を上から殴れるポケモンが欲しい

②初手ランドロスに対してキュウコンを合わせる動きが読まれやすく、オーガポンに代わる初手安定要員が欲しい

③ステロを挑発で防ぐ方針で組んでいるが、メンハサケブシッポ展開など挑発で防げないステロにカイリューが弱いので、ステロに弱くない積みエースが欲しい

上記を満たすポケモンとして、初手出しでのはたきおとすによる荒らし性能と、龍舞での抜き性能を両立出来るSブーストの龍舞トドロクツキが適任と考え最後の枠に採用しました。



 

最後に、轟く月(Roaring moon)と赫月ガチグマ(Blood moonを打つ)が偶然揃ったので、構築名を柔軟ガチカイリュー積みリレーから†轟血の双月†
Roaring bloody moonに変更して構築が完成しました。

 

【個体紹介】

1,ガチグマ(赫月)

テラスタイプ:毒

特性:心眼

持ち物:食べ残し

技:ブラッドムーン/真空波/欠伸/瞑想

 

⭐︎調整

実数値(努力値):217(228)-68-149(68)-171(4)-108(180)-76(28)

性格:控え目(A↓C↑)

○H無振りウーラオスをブラッドムーンで乱数1発(81.3%)

○H252振りウーラオスをブラッド+真空波で89.8%で倒す

○特化カイリューの嘴テラバ残飯回復込み乱数2発(6.2%)

○特化ウーラオスのパングロ水流98.6%で耐え

○A特化カイリューの鉢巻けたぐり最高乱数以外耐え

○臆病ハバタクカミのフェアテラメガネムンフォ最高乱数以外耐え

○ミラー意識で余りを全てSに

 

⭐︎解説

①ブラッド+真空波の対面性能、②欠伸を使ったクッション性能、③瞑想からの全抜き性能の3つを併せ持つ神。①で運用している際にブラッド後の隙を欠伸で潰して②の役割に移れるし、②で眠らせる選択肢をとってきた場合に、裏に引かずに③を活かして全抜きを狙えます。

対面性能はチョッキやシルクのスカーフの方が、クッション性能は欠伸守る両立の方が、全抜き性能は瞑想月の光両立の方が高いですが、このガチグマはそれらのガチグマに求める役割を8割程度の性能で全て満たしてくれるところが最大の強みとなります。

それにより対面選出にも、カイリューの起点作りをするクッションとしての選出にも、キュウコンスタートの積みリレーにも問題なく組み込むことができ、また対戦中の展開により役割を切り替えることも出来るのでまず腐ることがないです。

地面枠のクッションとしては他にカバルドンがいますが、カバルドンは地震では相手にかける負荷が低く、欠伸連打が必要な場面が多いのに対し、このガチグマは欠伸→ブラッドor瞑想が常に強い動きとなり基本的に択が発生しません。カイリューに欠伸を打った後、ブラッド+瞑想+ブラッドで処理可能なのも偉いポイントです。

テラスタイプはハバタクカミのムーンフォースを半減でき、オーガポン、ウーラオス、パオジアンのメインウェポンで抜群を取られない毒を選択しました。

ガチグマの採用率だとミラー発生は避けられなかったので、耐久と火力を最低限確保し、可能な限り素早さを伸ばしました。これでも結構抜かれていたので活きたかは微妙なライン。

このポケモンは2か月間使い続けたこともあり練度、理解度も高まっていて、強く使っていくことが出来ました。今期のMVP。

 

2,カイリュー

テラスタイプ:鋼

特性:マルチスケイル

持ち物:いかさまダイス

技:スケイルショット/地震/アンコール/龍の舞

 

⭐︎調整

実数値(努力値):167(4)-186(252)-115-x-120-145(252)

性格:陽気(C↓S↑)

○ウーラオスをA+1スケイルショットで落とす確率を少しでも上げるためA振り切り

○ミラー意識の最速/ハバタクカミをS+1で抜かすために性格補正は必要

 

⭐︎解説

特性により無振りでも高い耐久値を実現できる積みエース。攻撃技は身代わり貫通できる連続技のスケイルショットと鋼タイプへの打点の地震の2Wとし、今回は補助技を龍舞とアンコールの2つ入れました。

このポケモンはガチグマと組み合わせることで真価を発揮します。ガチグマの欠伸展開から隙を作って龍舞からの全抜きが出来るのは勿論のこと、ハバタクカミの甘える電磁波をアンコールしてガチグマ引きを安定させたり、ガチグマのブラッドムーン、欠伸を透かしにくる身代わりに後出しして身代わりアンコール→龍舞→スケイルショットで身代わり貫通しつつ攻撃したり幅広い立ち回りが実現できます。

身代わり龍舞カイリューが飛行テラバワンウェポンであることが多かったのでそれを誤魔化す選択肢が持てるようにテラスタイプは鋼としました。上記のようにガチグマと組み合わせてハバタクカミを誤魔化すことも多かったので、電気テラスではなくムーンフォース半減の鋼テラスを選択しました。

再生技をアンコールする等、立ち回り次第で受けポケモンも崩せるので、攻め駒+クッションのような構築に対しても選出を歪ませなくて済むところも強かったです。弱点がスケイルショットの命中不安しかない神ポケモンでした。



 

3,アローラキュウコン

テラスタイプ:水

特性:雪降らし

持ち物:ゴツゴツメット

技:ムーンフォース/フリーズドライ/アンコール/オーロラベール

 

⭐︎調整

実数値(努力値):171(180)-64-111(124)-101-120-170(204)

性格:臆病(A↓S↑)

○陽気竈の面オーガポンの蔦棍棒確定耐え

○特化ウーラオスの水テラス鉢巻水流66.3%で耐え

○最速ガブリアス抜き

 

⭐︎解説

ガチグマ、カイリューの最大の障害、パオジアンに強い物理受けクッション枠。今期は前述のガチグマはずっと構築に入れていましたが、前期の1位構築の影響で増えた渦カイリューの対策枠として最終盤にパオジアンが増加するのが目に見えていたので、このポケモンもずっと入れると決めていました。

技構成はパオジアン、ウーラオスに打つメインウェポンのムーンフォース、採用理由の一つである身代わりをはじめとする補助技に耐性をつけるアンコール、後続のポケモンの補助となり、有利対面時の安定行動になりやすいオーロラベールの3つは確定として、最後の1枠には井戸の面オーガポン、ヘイラッシャへの打点としてフリーズドライを採用しました。

テラスタイプは色々試しましたが水流連打、アイへ、炎ツタこん棒半減の水が一番切る機会が多かったので水に。他の候補としてはハバタクカミに切る鋼、毒や竈の面オーガポンのメインウェポンを両半減出来る炎となりそうですが正直切る場面はほとんどないので何でもよいです。

ゴツメダメ+ムーンフォースでパオジアンを落とすために持ち物は粘土ではなくゴツゴツメットとしました。

零度パオジアンにも選出画面で睨みをきかせてくれるので、今期は零度のストレスもなく快適にポケモンバトルが出来ました。このポケモンが零度の打ち方を忘れてくれてよかったです。

 

4,オーガポン

テラスタイプ:炎

特性:型破り/面影宿し

持ち物:竈の面

技:ツタこん棒/パワーウィップ/岩石封じ/挑発

 

⭐︎調整

実数値(努力値):179(188)-149(68)-111(52)-x-117(4)-170(196)

性格:陽気(C↓S↑)

○H252B4振り連撃ウーラオスをパワーウィップで乱数1発(81.2%)

○特化ウーラオスの水テラス水流96.7%で耐え

○最速ガブリアス抜き

 

⭐︎解説

耐久振りによる高い対面性能+挑発による展開阻害性能により初手安定する鬼の子。

特に対スタンパでオーガポン+ガチグマ+カイリューの選出となりがちだったので、不意の鉢巻水テラス水流で崩壊しないよう陽気ウーラオスを抜けるようSを引き上げ、尚且つスカーフ意地水テラス水流で落とされないB耐久は確保する両対応の調整となっています。火力を削ってでも初手の安定性を重視しました。

また、上記の選出であるとフェアリーテラスの渦電磁波カイリューが重くなりがちですが、挑発を持たせることで電磁波羽休めを防ぎつつ倒すことが出来ます。

さらに、S振り+岩石封じ持ちは環境におらず、ミラーにひたすら勝ち続けていたので、このオーガポンは今期の環境に相当刺さっていました。

ウーラオスを倒すためにウッドホーンではなくパワーウィップかウッドハンマーの採用は必須で、ウッドハンマーであるとディンルーやヘイラッシャに打った時の反動が痛すぎたので魂を込めるパワーウィップにしました。この命中不安がこのポケモン唯一の弱点です。

 

5,サーフゴー

テラスタイプ:格闘

特性:黄金の体

持ち物:突撃チョッキ

技:シャドーボール/ゴールドラッシュ/チャージビーム/気合玉

 

⭐︎調整

実数値(努力値):183(164)-58-116(4)-199(220)-116(36)-115(84)

性格:控え目(A↓C↑)

○気合い玉でH4振りイーユイを乱数1発(93.7%)

○シャドーボールでH4振りサーフゴーを確定1発

○特化ガチグマの大地の力+真空波95.3%で耐え

○特化サーフゴーのメガネシャドーボール乱数1発(12.5%)

○最速あかつきガチグマ抜き

 

⭐︎解説

チョッキによる高い特殊耐久を持ちながら崩しが出来るハイスペックポケモン。構築の補完として求める役割はサケブシッポ展開へのメタ等も考えるとマント巧みサーフゴーが満たしていましたが、キュウコンの壁サポート前提の運用になりがちで、単体での対面性能はある程度確保しないと選出しにくかった(キュウコン+サーフゴー@1で強い選出が今回の構築にない)ので、崩しと対面性能を両立出来るこの型としました。最終盤は見え見えの展開構築は淘汰されがちで、前期一定の結果を残したサケブシッポ展開には黙っていても他の人が巧みサーフゴーでマジレスしてくれると考えたのでチオンジェン入りに出す際のカミ等の攻め駒への行動保証を優先しました。

技構成はメインウェポンのシャドボ+ゴールドラッシュと、受け出しのハピナスをC+1格闘テラス気合玉で崩すためのチャージビーム+気合玉で確定です。運が絡むように聞こえますが、受けルに対してはチャージビームでCが上がるまで非テラスでサイクルを回し、上がったらテラス気合玉+ゴルラを当てれば良いので勝率は70%です。ハピナスの振り方次第では気合玉2連当てが必要なので勝率は49%ですが、今期は受けルが上位にほとんどいなかったのであまり真面目に対策したくなく、こんくらいで良いかなと割り切ってました。ちなみに最終日は当たりませんでした。

崩しの役割を持たせるためにテラスタイプは格闘ですが、パオジアンの悪技やチオンジェンのイカサマを半減出来たり、耐性テラスとして活きる場面も思ったよりありました。

気合を入れて気合玉を当てなきゃいけないのはイーユイに交換読みで打つ時くらいで基本シャドボゴルラを打てばよいので、このポケモンはメインウェポンが命中不安のカイリュー、オーガポンと違って安心して運用できました。

 

6,トドロクツキ

テラスタイプ:飛行

特性:古代活性

持ち物:ブーストエナジー

技:はたき落とす/アクロバット/挑発/龍の舞

 

⭐︎調整

実数値(努力値):197(132)-170(84)-108(132)-x-122(4)-174(156)

性格:陽気(C↓S↑)

○テラスアクロバットでB4振りウーラオス確定1発

○特化カイリューの鉢巻神速乱数2発(4.6%)

○テラス時特化イーユイのオーバーヒート確定耐え

○最速テツノワダチ抜き

 

⭐︎解説

最終日に急遽投入した積みエース兼初手安定要員。積みエースとしてはチオンジェンとステロに弱くないところがカイリューと差別化出来ているし、初手安定要員としてはオーガポンが苦手なランドロス入りに対して出してはたきアクロで雑な削りが出来る等役割が被ることもなく、奇麗に構築にハマってくれました。

技構成としては追加効果優秀なはたき落とすとウーラオス、オーガポンへの打点となるアクロバット、展開阻害のための挑発と積みエースとして運用するための龍舞で完結してます。テラスタイプはアクロバットの威力を上げる+カバルドン展開に対して一方的に有利を取れる飛行テラスです。

古代活性のブーストはSにかけています。これにより他のポケモンで取りこぼした非ブーストのハバタクカミを処理したり、Sブーストテツノツツミで止められなくなったり出来ます。

最終日に投入したため配分についてはまだまだ調整の余地がありますが、構築の穴を埋めてくれた影のMVPです。

 

【選出パターン】

+or+orが基本で受けルやチオンジェン入りにを絡めるイメージ。

も初手の候補になりますが、ミラーが不毛なと、初手オーガポンと対面するのがヤバいは初手には滅多に置きませんでした。

積みエースの構成を補助技+積み技としており、一方通行でない積みリレーが可能となっているため、積みリレーと言いつつも、安易にエースを切らずに立ち回ることは意識していました。

 

【最終結果と振り返り】 

最終日対戦動画 https://youtu.be/rknMk_sa6d0?si=9NrEq7lQ3BsJfLik(※音無し)



S12は最終順位27位でした。最終レートは2118。

最終日は普通に仕事だったので7時前に撤退してこの順位。終了2時間前にここまでこれていて上位への挑戦権は得られていたので構築は間違いなく強かったと思います。

前期の反省をしっかりして構築の完成度を高めていけたのでよかったです。

唯一メインウェポンを命中不安にしたのが良くなかったのでそこは反省して次につなげていきますが、それで構築が弱くなったら意味ないのでそこはしっかりバランスを考えます。

 

ここまで長文にお付き合い下さりありがとうございました。

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2023-11-02


(構築メモ)【SVS11最終79位レート2119】柔軟ガチカイリューサイクル

今回はランクマッチSVS11での使用構築のメモとなります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

 

【目次】

○使用構築

○構築経緯、推しポイント

○最終結果と反省

 

【使用構築】

並びはこちらとなります。



○各ポケモン実数値、努力値

カイリュー@タラプのみ ノーマルテラス

195(228)-204(252)-116(4)-x-121(4)-103(20)

○体力満タンで受け出ししてC特化アカツキのノーマルテラスブラッドムーン+D↑1ノーマルテラスハイパーボイスを受けて羽休め2回で99.6%で体力満タンに戻る

○ハバタクカミの臆病フェアリーテラスムーンフォース最高乱数以外耐え

○A特化/H252B4振りオーガポンをノーマルテラス神速で乱数2発(80%)

○S+2で最速ハバタクカミ抜き

○神速の火力を上げ抜き性能を高めるノーマルテラス

ガチグマ(アカツキ)@食べ残し 毒テラス

219(244)-68-149(68)-173(20)-107(172)-73(4)

○特化カイリューの嘴飛行テラバ残飯回復込み乱数2発(3.1%)

○特化パンチグローブ水流連打99.7%で耐え

○臆病ハバタクカミのフェアリーテラスメガネムーンフォース最高乱数以外耐え

○H252振り連撃ウーラオスをブラッドムーン+真空波で98%で倒す

○フェアリー格闘両半減の毒テラス

ミミッキュ@命の珠 水テラス

158(220)-137(116)-121(164)-x-126(4)-117(4)

○皮ダメ込み臆病テツノツツミの水テラスハイドロポンプ確定耐え

○皮ダメ込み陽気パオジアンの命の珠氷柱落とし最高乱数以外耐え

○かげうち2回でB4振りイダイトウを98.4%で倒す

○呪い2回で退場するためのHP偶数

○後述のウーラオスと同速

○水流連打と鋼技半減の水テラス

連撃ウーラオス@拘り鉢巻 毒テラス

199(188)-192(196)-136(124)-x-80-117

○H252B4振りオーガポンを水流連打で96.2%で倒す

○特化パオジアンの鉢巻サイコファング乱数1発(31.2%)/特化パオジアンの一致抜群テラバ最高乱数以外耐え

○フェアリー半減かつウーラオス対面で不利にならない毒テラス

オーガポン@竈門の面 炎テラス

181(204)-140-149(252)-x-116-137(52)

○特化パオジアンの鉢巻悪テラス噛み砕く確定耐え

○準速サーフゴー抜き

○竈門の面ミラー意識の岩石封じ採用

キラフロル@気合いのタスキ 草テラス

159(4)-54-110-200(252)-101-138(252)

○C特化/H4振りイーユイをパワージェムで確定1発

○少しでも多くのウーラオス、サーフゴーの上から動けるように準速

○水流連打、地面技半減の草テラス

 

【構築経緯、推しポイント】

瞑想あくび両採用のアカツキガチグマが対面、クッション、積みエースの役割を試合展開によって切り替えられる好みの性能をしていたので今期は軸として考えていきました。

このガチグマと組み合わせるポケモンとしてはクッション運用した際のあくび展開を活かせる積みエースが好ましいと考えていたので、龍の舞カイリューを採用しました。今回ガチグマをミラー意識の配分にしていないことから相手のアカツキガチグマ(特にチョッキ持ち)に強いことが求められたので、有利を取れるよう持ち物をタラプのみにし、羽休めを持たせました。

この2体を軸とすることは決めましたが、ガチグマ、カイリュー共に初手置きは弱いと考えていたので、次に初手置きのポケモンを考えていきました。

まず、ミラー意識で岩石封じを持たせたHB竈門の面オーガポンはBIG6全般に強く、前期も使って初手置きの感触が悪くなかったので、今期も引き続き採用しました。ガチグマが苦手な火力が高いサーフゴーに強いのも高評価。

次に、ガチグマカイリューが苦手なパオジアンに明確に強いポケモンとして、耐久振り鉢巻連撃ウーラオスを採用しました。草テラスパオジアンは環境から消えていたので、鉢巻水流連打でタスキを貫通して倒せるこのポケモンを自信を持って選出出来ました。今回のガチグマは崩し性能が低めなので崩しの役割も担ってもらうため鉢巻を持たせました。

ここまでで終盤流行ると予想していたチオンドクガに薄かったり、イーユイや井戸の面オーガポンが重かったので、それらを崩すために4W気合いのタスキキラフロルを採用しました。岩、毒、草、地面どの範囲も切れなかったのでフルアタです。

上記の5体ではトドロクツキを始めとするガチガチの展開構築を止められなかったり、ラス一イダイトウのストッパーがいなかったので、最後の枠にそれらの対策として使い慣れたトリル呪いミミッキュを採用して構築が完成しました。

 

⭐︎タラプカイリュー

トリルガチグマが一定数いたので上から殴る対処法だけでは安定しないと考え、ガチグマ受けが可能なポケモンの中で一番強いこのポケモンを採用。H振りだけで後出しが成立するので火力に振り切ることができ、汎用性を損なわない。

⭐︎瞑想欠伸両採用アカツキガチグマ

①ブラッド+真空波の対面性能

②欠伸を使ったクッション性能

③瞑想からの全抜き性能

の3つを併せ持つ神。試合展開を見て柔軟に役割を変えられる。

①で運用している際にブラッド後の隙を欠伸で潰して②の役割に移れるし、②で眠らせる選択肢をとってきた場合に、裏に引かずに③を活かして全抜きを狙える。

地面枠のクッションとしては他にカバルドンがいるが、カバルドンは地震では相手にかける負荷が低く、欠伸連打が必要な場面が多いのに対し、このガチグマは欠伸→ブラッドor瞑想が常に強い動きとなり基本的に択が発生しない。

カイリューに欠伸を打った後、ブラッド+瞑想+ブラッドで処理可能なのも偉いポイント。(最速起きアンコールだけまずい)

⭐︎鉢巻連撃ウーラオス

初手にくるインファイト耐え調整のガチグマがテラス無しで突っ込んで来たところを鉢巻水流連打、インファイトで吹き飛ばす動きが強かった。

毒テラス+鉢巻雷パンチで受けループに対して汎用性を損なわず戦えるのも高評価ポイント。

⭐︎ガチHBオーガポン

悪テラス鉢巻パオジアン対策として前期よりもさらに固くした。B振り+岩石封じにより竈門の面ミラーに強く、井戸の面にも抗える。

 

【最終結果と反省】  

S11は最終順位79位、最終レート2119でした。最終戦勝ったらおそらく2150ってとこまでは行けましたが負けてここで着地。



 

シーズン終わって振り返ってみると、まず、ハバタクカミ、サーフゴーから逃げてミミッキュ、キラフロルを使ったのが良くなかった気がします。この2体が弱いというわけではなく、消極的な採用理由だったので構築に上手くハマってない感がありました。前日までカミサフゴで模索していたのでもう少し時間があれば詰め切れたかも。

 

そもそもこの展開、対面環境で無理矢理サイクルしようとしたのが完全なアプローチミス説はあります。あかつきガチグマの使用感がネクロズマだったのでどうしてもイベルネクロをしたかったからイベルタルを探し続けてしまった。(それが今回はタラプカイリュー)

それでいて最終盤はメタがキツくて欠伸ガチグマが機能してなくて補完のつもりのトリルミミッキュにいつものように頼ってたし何がしたいのか分からない、また中途半端な構築になってしまった。

 

ただ、最後に縋るところが同じだけで、シーズンを通じて色々なアプローチを試してはきているので少しずつでも成長していると信じたい。

 

まだまだ悔しい気持ちが消えないので、懲りずに時間の許す限り潜って行きます、来月もまたよろしくお願いします。

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2023-10-02


【SVS10最終47位レート2105】カイリューミミラオス中速トリパ

今回はポケットモンスターSVランクマッチS10で使用し最終47位の結果を残せた構築の記事となります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

 

【目次】

○並び

○構築経緯

○個体紹介

 1,オーガポン@竈の面

 2,カイリュー@弱点保険

 3,ミミッキュ@命の珠

 4,連撃ウーラオス@パンチグローブ

 5,ヒスイヌメルゴン@食べ残し

 6,霊獣ランドロス@突撃チョッキ

○選出パターン

○最終結果と振り返り

 

【並び】

並びはこちらとなります。



○各ポケモン実数値(努力値)

オーガポン

183(220)-168(100)-125(164)-x-117(4)-133(20)

カイリュー

197(244)-198(204)-123(60)-120-120-90

ミミッキュ

158(220)-137(116)-121(164)-x-126(4)-117(4)

連撃ウーラオス

207(252)-198(236)-123(20)-x-80-117

ヒスイヌメルゴン

187(252)-94-167(252)-130-170-81(4)

霊獣ランドロス

196(252)-167(12)-120(76)-x-132(156)-113(12)

 



【構築経緯】 

新規解禁ポケモンのオーガポンは高火力の竈の面や宿り木アンコールの搦手まで考えると受けることが難しく、このポケモンを上から殴るために環境全体の素早さラインが上がっていました。この環境下であればトリックルームパーティの刺さりが良いと考え、軸として考えていきました。

トリックルーム展開をする上で初手置きするポケモンとしては、数的有利を確保するための高い対面性能が求められるため、まず、対面性能最強の岩石封じ持ちHBベース竈の面オーガポンを採用しました。

竈の面オーガポンはランドロス入りや礎の面オーガポン入りには初手置きしにくかったため、それらのパーティに出すポケモンとして弱点保険カイリューを採用しました。

この2体で確保した数的有利を活かすためのトリックルーム始動要因としては、ハバタクカミに強く、イダイトウの明確なストッパーとなるトリルミミッキュを採用しました。

トリルエースは、今回ステロ撒きを採用していないため、タスキ貫通の連続技水流連打を持つ連撃ウーラオスとしました。テラスタイプは電磁波環境メタの電気として最低限抗えるように。

ここまでで崩し性能が不足しており、チオンジェン、キノガッサも重いため、そこに抗える草食溶けるボディプレ型ヒスイヌメルゴンを採用しました。

最後に補完枠として、カイリューに鋼テラスを切った際に出来る地面の一貫を切れ、流行の電磁波ハバタクカミへの明確な対策枠となれるクッション枠のチョッキ霊獣ランドロスを採用して構築が完成しました。

 

【個体紹介】 

1,オーガポン

テラスタイプ:炎

特性:型破り/面影宿し

持ち物:竈の面

技:ツタこん棒/ウッドホーン/岩石封じ/電光石火

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○C198ハバタクカミのシャドーボール確定2耐え

○A特化連撃ウーラオスのハチマキ水流連打98%で耐え

○残りA/無振り連撃ウーラオスをウッドホーン+電光石火で87.1%で倒す

○準速カイリュー抜き

Zeonさんから教えてもらった配分が色々耐えて強かったのでそのまま使用。

参考元↓

https://mitakepoke.hatenablog.com/entry/2023/10/01/204745

 

⭐︎解説

「仕様」でレギュD途中から使えるようになった鬼の子。HBベースの配分+岩石封じの採用で対面性能が非常に高く、ミラーにも強めなところが推しです。

このポケモンはテラス時の火力は特化だと過剰で、テラスしないと特化でも一歩足りないくらいの火力なので、Aを抑えて耐久に回し、行動回数を増やすのは理にかなった配分でした。

元々は礎の面オーガポンの方を評価していて、最終日もしばらく使っていましたが、ミミラオスのトリル展開をする際に障害となる、素早さ関係が分かりにくいサーフゴーに弱いことなど本構築との相性の悪さを感じ、最終的には竈の面を使用しました。

素早さを落としていることから展開次第ではトリルエースとしても運用できるため、この配分のオーガポンは本構築のコンセプトとも非常にマッチしていました。

ちなみに9月から使えたのはバグだよね?

 

2,カイリュー

テラスタイプ:鋼

特性:マルチスケイル

持ち物:弱点保険

技:アイアンヘッド/神速/地震/流星群

 

⭐︎調整



性格:勇敢(A↑S↓)

○A特化カイリューのハチマキ逆鱗最高乱数以外耐え

○残りA/11n

 

⭐︎解説

オーガポンが苦手な霊獣ランドロスや礎の面オーガポンがいる際に出す初手出し要員としての採用でしたが、環境的にランドロスが多すぎて出番が想定以上に多くなりました。流行りのランドロス+ヘイラッシャの並びに対しても流星群で負荷をかけられるのが両刀型の最大の利点。

弱点保険はオーガポンのじゃれつくや岩ツタこん棒で起動し地震神速で縛ったり、ハバタクカミのムーンフォースを受けてA+2アイアンヘッドで耐久振りであっても一撃で処理したり、キョジオーンの塩漬けを受けて超火力で裏ごと破壊したりと活きる場面が多く、最強の持ち物でした。

テラスタイプは鋼としました。フェアリー、ドラゴン、飛行、氷技を半減できる耐性が偉く、勝ち筋を広げるのに貢献してくれましたが、地面格闘抜群になる点が苦しい場面もあるので、しっかりとその後の展開まで考えて切らないと危険なタイプではあります。

再戦時は性能が落ちますが、弱点技を受けない=カイリューの体力を高く維持できるとなり、両刀の範囲を長く押し付けられるのでそれはそれで活躍してくれました。

スケショカイリューがいなければカイリュー界最強のカイリューでした。なんで使えるの?



 

3,ミミッキュ

テラスタイプ:水

特性:化けの皮

持ち物:命の珠

技:じゃれつく/影打ち/トリックルーム/呪い

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○皮ダメ込みテツノツツミの水テラスハイドロポンプ確定耐え

○皮ダメ込み陽気パオジアンの命の珠つらら落とし最高乱数以外耐え

○呪い2回で退場するためのHP偶数

○残りA/影打ち2回でB4振りイダイトウを98.4%で倒す

○トリル展開時の素早さ判定をやりやすくするため後述のウーラオスと同速

 

⭐︎解説

最も信頼するトリル始動要員。化けの皮による行動保障+呪いによるギミック耐性+じゃれかげによる高い対面性能+対カイリューへの安定感が唯一無二過ぎて代わりが見つからないです。型破りオーガポンの登場が逆風ではありますが、非テラスのツタこん棒は普通に耐えるのでそこまで不自由は感じませんでした。

テラスタイプは水としました。連続技の水流連打とつらら張りを半減するだけでなく、ゴールドラッシュやアイアンヘッドといった鋼技半減も偉いです。

持ち物は当初はつらら落としや悪の波動怯みを拒否できる隠密マントを持たせていましたが、火力不足でイダイトウを処理できないことが気になり、最終的には命の珠としました。最終日はイダイトウが減って、つららあくはで怯みまくったので結果的には失敗だったかもしれません。

 

4,連撃ウーラオス

テラスタイプ:電気

特性:不可視の拳

持ち物:パンチグローブ

技:水流連打/ドレインパンチ/冷凍パンチ/剣の舞

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○臆病テツノツツミのフリーズドライ確定耐え

○ステルスロックダメージ込みA特化イダイトウの適応力お墓参り最高乱数以外耐え

○残りA/11n

 

⭐︎解説

今回はトリルエースとしての採用。ウーラオスは受けるのではなく上から殴る処理ルートで考えている人が多かったので、トリルウーラオスの刺さりは良かったです。

テラスタイプは電磁波メタの電気としました。電磁波カイリュー、サーフゴーに上手く合わせられるとそれだけで対戦が終わることもありました。

持ち物はゴツメカイリュー、サーフゴーに負けないようにパンチグローブです。

アクアジェットが欲しい場面は多かったですが、今期の流行キョジオーン+カイリュー軸を崩すために冷凍パンチ持ちの3W+剣の舞としました。

トリルエースとして運用する際に、ドレインパンチではなく瞬間火力が高いインファイトが欲しい場面も多々あったので、いま振り返ると採用を検討しても良かった気がしてます。ただ初手置きする際の性能はドレインパンチの方が高いので一長一短。

 

5,ヒスイヌメルゴン

テラスタイプ:水

特性:草食

持ち物:食べ残し

技:ラスターカノン/10万ボルト/ボディプレス/溶ける

 

⭐︎調整



性格:図太い(A↓B↑)

○HB特化/A特化ウーラオスのインファイト乱数1発(25%)

○残りS/同族(ジバコイル)意識

○草食発動後のイカサマで押されるのでA0推奨

 

⭐︎解説

受け対策兼詰ませ枠。ミミッキュのトリル呪いやランドロスの威嚇の補助を受けて溶けるを積み、相手を詰ませに行きます。ラキハピをボディプレで処理できるので受けルにも強い。

ドヒドイデ、ヘイラッシャへの打点として10万ボルトを採用しています。鋼技はハバタクカミ意識のヘビボンも考えましたが、フェアリーテラスヘイラッシャへの打点がなくなることを危惧してラスターカノンとしました。

テラスタイプは耐性重視の水です。特性の草食と合わせてテラスした竈の面オーガポンに耐性が出来るのが偉いポイントです。

実際のところ草技はめったに飛んでこないのでシェルアーマーでの採用も考えましたが、時々見る井戸の面オーガポンにも自信を持って出せるよう草食で使用し続けました。お墓参り2連急所で負けた時は自分を殴りたくなった。

 

6,霊獣ランドロス

テラスタイプ:鋼

特性:威嚇

持ち物:突撃チョッキ

技:地震/撃ち落とす/とんぼ返り/地均し

 

⭐︎調整



性格:慎重(C↓D↑)

○特化ハバタクカミの眼鏡ムーンフォース乱数2発(1.1%)

○A-1カイリューの嘴飛行テラバ乱数2発(0.3%)

○最速ガチグマ抜き/S-1最速ガブリアス抜き

かもねぎなべさんの調整。色々耐えて偉かった。

参考元↓

https://note.com/hrmy_akjk/n/ncee311fb2c36

 

⭐︎解説

ハバタクカミの電磁波展開を拒否できるクッション枠。トリル展開をしない場合に、カイリューが鋼テラスすると地面が一貫することを嫌って、地面無効枠でカイリューの次に強いこのポケモンを採用。

テラスタイプはハバタクカミへの対策枠とすることを考えるとフェアリー技半減は必須で、カイリューに受け出すことも多かったのでドラゴン、飛行技も両半減できる鋼で間違ってなかったと思います。

地均しでの素早さ操作から後続を展開する動きは強かったですが、つなぐ先のオーガポン、ウーラオスがトリル展開を見据えて素早さを落としていたり、カイリューやヌメルゴンが遅すぎたりと構築には嚙み合ってなかった印象。もう一つの構築で使用していたイーユイと相性良さそうだったので私だけ7体で構築組めたら最強だった。

 

【選出パターン】

or++が基本選出。

トリルの通りが悪そうなときはor++が多め。

を出すときにはかのどちらかとセットで出してサポートすることは意識。

 

【最終結果と振り返り】 





※TNの由来

レジエレキの中国名雷吉艾勒奇の勒の読みのろくす



S10は最終順位47位でした。レートは2105。

最終日は途中まで10位台に3ロムいたりと手ごたえを感じていましたが、最後の追い上げに付いていけず撃沈。最終的には結局1ロム特攻してたしそんなにロムいらん。

基本選出のポンorカイリュー+ミミラオスが決まっているときには強かったですが、特に再戦で対応しきれずレートを献上してました。対面に寄せすぎたので柔軟性に欠けた構築になっていた点が反省点。サイクルは軸にしないまでも要素として組み入れないといけなかった。でもS9は展開系の構築に中途半端にサイクル要素をいれたせいで負けたからもう分からん。このゲーム知れば知るほど難しい。

 

環境自体は非常に楽しかったです。負けるべくして負ける試合が多かったし、真っ当なパオジアンしか強くない環境だったので零度にメンタルブレイクさせられることもなかった。電磁波はうざったかったけど幻ルールほどの異常火力環境ではなかったから防ぐ手段自体は腐るほどあったしもう自己責任って感じ。上位の構築見ても解釈一致で、環境読み自体はあってたから引き続き頑張ろうと思えました。

 

ここまで長文にお付き合い下さりありがとうございました。

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2023-08-01


【SVS8最終56位レート2112】ミミガブ対面構築WITH後方腕組レジエレキ

今回はポケットモンスターSVランクマッチS8で使用し最終56位の結果を残せた構築の記事となります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

 

【目次】

内部リンクをつけていますので適宜ご活用ください。

○並び

○構築経緯

○個体紹介

 1,レジエレキ@光の粘土

 2,ミミッキュ@命の珠

 3,ハッサム@食べ残し

 4,ガブリアス@拘り鉢巻

 5,ハバタクカミ@突撃チョッキ

 6,ガチグマ@火炎玉

○選出パターン

○最終結果と振り返り

 

【並び】

並びはこちらとなります。



 

○各ポケモン実数値(努力値)

レジエレキ

175(156)-108-101(244)-121(4)-73(20)-254(84)

ミミッキュ

135(36)-126(124)-116(124)-x-126(4)-158(220)

ハッサム

177(252)-165-152(252)-x-101(4)-85

ガブリアス

183-182(252)-116(4)-90-105-169(252)

ハバタクカミ

147(132)-54-92(132)-188(124)-156(4)-170(116)

ガチグマ

207(12)-210(244)-134(68)-x-101(4)-93(180)

 



【構築経緯】 

レジエレキがかわいいのでモチベーション維持のために一番上に固定確定として、残りの5体を考えていきました。

まず、新解禁のウーラオスを上から殴れる+最速ガチグマに草分けされても抜かれないS種族値102と、増加傾向だったカイリューサフゴに強い点を評価して鉢巻ガブリアスを軸として採用しました。

次に、そのガブリアスが苦手とするパオジアン、ハバタクカミに対して強く出れ、これまた新解禁のオオニューラのフェイタルクロー運ゲを鋼耐性により回避出来るHBハッサムを裏に置くクッション兼エースとして採用しました。

そして、ガブリアス+ハッサムの並びだとテツノツツミやイーユイに弱く、どちらも物理アタッカーであり止まる範囲が被っているため、ツツミイーユイに強い特殊アタッカーとしてチョッキハバタクカミを採用しました。

また、ここまでの3体だとパオジアン+ハバタクカミ+ウーラオス+物理受けのような構築に対して選出択が発生しやすいので、その択を緩和するために耐久振り呪い痛み分けミミッキュを採用しました。

5体目には、レギュDでは浮いてるポケモンが増えて、鉢巻ガブリアスに受けを一任することは難しくなっていたので、明確な崩し枠として火炎玉ガチグマを採用しました。

最後に、ここまでのメンツでは対処が難しい、壁構築やトリックルーム+ガチグマ、イダイトウのような展開構築を対策する必要がありました。そこで、壁での耐久値上昇による壁やトリックルームターン稼ぎを目論んで、レジエレキの型を両壁張り型として構築が完成しました。

 

【個体紹介】 

1,レジエレキ

テラスタイプ:氷

特性:トランジスタ

持ち物:光の粘土

技:サンダープリズン/テラバースト/リフレクター/光の壁

 

⭐︎調整



性格:臆病(A↓S↑)

○臆病テツノツツミのハイドロポンプ最高乱数以外耐え

○特化ガチグマのぶちかましテラス時確定耐え

○陽気ウーラオスの水テラス水流連打乱数3発(14.3%)

○最速スカーフガブリアス抜き

○Cダウンした際に物理テラバーストの威力が上がるようあえてのA個体値31(妥協ではない)

○グルメな証持ち

 

⭐︎解説

構築経緯に書いたように基本選出が苦手とする展開構築相手に出していきます。基本ベンチで後方腕組してナインを勇気付ける精神的な支柱なのであまり選出しません。

ただ選出しなくとも、電気技を高火力で打ってくるイメージがある(実際はトランジスタ弱体化によりあまり火力は出ない)ことから相手の電気無効枠を選出誘導出来るため、相手の選出が読みやすくなります。具体的には、ガブリアスやミミッキュを初手置きする際に来て欲しくないヘイラッシャやアーマーガア等の物理受けの初手出しを抑制出来たりします。(完全に選出させないことは出来ないが、裏に置くパターンが多くなる)

持ち物は展開構築相手にターン稼ぎをするために壁ターン延長の光の粘土とし、技は両壁+サンダープリズンとテラバーストの2Wです。

サンダープリズンは命中率90%が気になりますが、この技でないとタスキの連撃ウーラオスに水流連打+アクジェで倒されてしまうので、個人的には必須級です。オーロンゲ等の壁張りを捕まえてターンを消費させる使い方もします。

テラバーストのタイプは氷です。主にランドロスやガチグマに打ちますが、特にランドロスは意識して交換するケースが多かったので初手から安易に打たないよう注意していました。

もう少し活躍させてあげたかったですが、ディンルーがいるだけで選出が難しくなるなど、なかなか環境が向かい風でした。来期はもっと活かせる型を考えたいです。

 

2,ミミッキュ

テラスタイプ:草

特性:化けの皮

持ち物:命の珠

技:じゃれつく/かげうち/痛み分け/呪い

 

⭐︎調整



性格:陽気(C↓S↑)

○特化ウーラオスの水テラス水流連打皮ダメ込み乱数2発(0.3%)

○A4振りディンルーのヘビーボンバーが102~122

○じゃれつく+かげうちでB4振り連撃ウーラオスを96.1%で倒す

○最速霊獣ランドロス抜き

 

⭐︎解説

初手に安定しやすいポケモンとしての採用です。アタッカーには化けの皮+耐久振りによる行動保証で、物理受けには呪い+痛み分けで削りを入れられるので腐りにくいです。

テラスタイプは水流連打を半減に出来、構築単位で重いキノガッサの胞子も無効に出来る草としました。持ち物はじゃれつく+かげうちでウーラオスを落とすための命の珠です。

レジエレキが初手に呼びやすいディンルーに対しても、呪い+痛み分けで鋼テラスでないヘビーボンバーまで耐えて相打ち以上に持っていけたり、飛行+地面の技の通りが良いことから来やすい飛行テラバカイリューも呪いから入ることで後続の圏内に入れられる等、構築との噛み合いも良かったです。



 

3,ハッサム

テラスタイプ:鋼

特性:テクニシャン

持ち物:食べ残し

技:バレットパンチ/蜻蛉帰り/インファイト/剣の舞

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○特化パオジアンの悪テラス鉢巻噛み砕く最高乱数以外耐え

○陽気ランドロスの地震確定2耐え

○A11n/B4振りパオジアンを鋼テラスバレットパンチで乱数1発(87.5%)

 

⭐︎解説

環境トップのパオカミに対するクッション兼エースという過労死枠としての採用です。耐久値としては低めで役割集中ですぐに崩れてしまうので、他のポケモンと役割を分散するか、壁によるサポートにより大事にしてあげる必要があります。

持ち物は場持ちを良くする食べ残しです。対カイリューやパオジアンで活きる場面が相当ありました。テラスタイプはバレットの火力強化+カイリューの飛行テラバ意識で飛行耐性を付ける鋼です。ここは主にパオジアンの不意打ち半減の悪と選択といった感じです。

技構成はエース運用のためのバレットパンチ+剣の舞とクッション運用のための蜻蛉帰りは確定で、最後の一枠には増加傾向であった鋼テラスカイリューへの打点としてインファイトを入れました。サーフゴーへの打点の泥棒が欲しい場面もあったのでここも正解は無さそうです。

 

4,ガブリアス

テラスタイプ:フェアリー

特性:鮫肌

持ち物:拘り鉢巻

技:地震/逆鱗/ストーンエッジ/テラバースト

 

⭐︎調整



性格:陽気(C↓S↑)

○H252振り連撃ウーラオスをテラバーストで乱数1発(93.7%)

○最速霊獣ボルトロス抜き

○A-2時にA実値91>C実値90のため物理テラバーストになる

 

⭐︎解説

個人的今期の勝ち馬。ウーラオスを上から殴れる+最速ガチグマに草分けされても抜かれないS種族値102が本当に偉いです。

持ち物、テラスタイプは耐久振りウーラオスをテラバーストで落とすために拘り鉢巻+フェアリーとしました。フェアリーだとテラス後にハッサムと組み合わせることでパオジアンの一致技の一貫を切れるのも評価点です。

技は地震逆鱗テラバまでは確定であと一つは自由枠。今回は地震を透かしにくる飛行タイプに打てるストーンエッジとしました。

フェアリーテラスしたガブリアスを一発で倒せる技は限られていて出落ちが少ないので、今回のような対面構築にベストマッチした性能でした。

 

5,ハバタクカミ

テラスタイプ:水

特性:古代活性

持ち物:突撃チョッキ

技:ムーンフォース/シャドーボール/マジカルフレイム/テラバースト

 

⭐︎調整



性格:控えめ(A↓C↑)

○無振りツツミをムーンフォースで乱数1発(81.2%)

○特化カイリューのA+1地震最高乱数以外耐え

○陽気ウーラオスの水流連打乱数3発(2.8%)

○臆病テツノツツミの水テラスハイドロポンプ乱数2発(5.8%)

○最速ガブリアス抜き

 

⭐︎解説

レジエレキを見て壁+積みへの対策を意識して出てくるSブーストアンコテツノツツミや、高火力で壁ごと破壊しにくるイーユイへの対策枠としての採用です。

持ち物はテツノツツミへ後出し出来るように突撃チョッキです。

技構成はムンフォシャドボは確定で、サブウェポンは水テラスとすることでランドロスヒードランへの一貫した打点となるテラバーストと、構築上重いハッサムへの打点となり、特殊アタッカーとの打ち合いに有利となるマジカルフレイムとしました。

上記の役割を満たすだけならばチョッキヒスイヌメルゴン等でも可能ですが、このポケモンはウーラオスを抜いているという点が今の環境において優秀で、ツツミイーユイが出てこない場合にも腐りにくいのが一番大きいです。

H振りランドロスへのテラバーストのダメージを意識してCを上げたかったり、調整には複数改善案がありますが、耐久も素早さもギリギリを攻めているので削るところがなかったです。

 

6,ガチグマ

テラスタイプ:ゴースト

特性:根性

持ち物:火炎玉

技:地震/空元気/シャドークロー/剣の舞

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○A実値偶数最大値

○陽気ウーラオスのインファイト乱数1発(31.2%)

○チオンジェン、アーマーガア意識のS実値93

 

⭐︎解説

崩し枠としての採用です。当初はレジエレキの壁ともシナジーのある最速草分け型で採用していましたが、終盤の上位帯では通用しなかったり、自慢のゴーストテラスポケモンに受けられて本来の役割を果たせないケースが目立ったので、シャドクロ剣の舞採用の崩しに特化した構成としました。

テラスタイプのゴーストは、シャドクロの火力を上げるだけでなく、アーマーガアやミミズズのボディプレスを無効にしたり、ガチグマミラーの空元気をすかしたり、カイリューの神速を透かしたり、といったように活きる場面が多いので、もっと評価の上がって良いテラスタイプだと考えてます。

 

【選出パターン】

の4体から選出が基本選出です。

のどちらかが初手で裏のパターンが多めでした。

受け寄りの構築に対しては+のような選出で蜻蛉帰りの対面操作からの火力を押し付けていきます。

は壁、トリル等展開構築へのメタとして出します。他構築相手は基本ベンチです。

 

【最終結果と振り返り】 



S8は最終順位56位でした。6:00ぐらいからようやくエンジンがかかり始めたので欲を言えば2桁前半やその先に行きたかったですが、仕事のため7:30に撤退したので時間的に間に合いませんでした。隙を見せすぎな構築、プレイングも良くないけど、流石にテツノツツミが嫌いになりました。フリドラ凍りやめてよ。凍らせて強引に身代わり残すな。

 

今回の構築は、ガチエレキの2体が浮いてしまったので完成度としては低めです。ミミガブカミハッサムの4体は強かったのでここをまとめられたらもっと上に行けたかもしれません。今は改善案が思いつかないので来期の課題です。

 

ここまで長文にお付き合い下さりありがとうございました。

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2023-07-02


【SVS7最終23位レート2065】逆張りドドドクガ

今回はポケットモンスターSVランクマッチS7で使用し最終23位の結果を残せた構築の記事となります。何か質問等あればツイッターアカウント(https://twitter.com/LY95_sunny_poke)までお願いします。

 

【目次】

内部リンクをつけていますので適宜ご活用ください。

○並び

○構築経緯

○個体紹介

 1,ドドゲザン@食べ残し

 2,テツノドクガ@ブーストエナジー

 3,イダイナキバ@拘り鉢巻

 4,ミミッキュ@精霊プレート

 5,水ロトム@ゴツゴツメット

 6,ハバタクカミ@突撃チョッキ

○選出パターン

○最終結果と振り返り

 

【並び】

並びはこちらとなります。(ハバタクカミ→コノヨザルでも使用していましたが、最後に使用していたこの並びで記事は書きます)



 

○各ポケモン実数値(努力値)

ドドゲザン

207(252)-177(44)-153(100)-x-119(108)-71(4) 

テツノドクガ

165(76)-67-104(188)-180(28)-131(4)-157(212)

イダイナキバ

191(4)-201(252)-152(4)-x-89(124)-123(124)

ミミッキュ

159(228)-136(108)-121(164)-x-126(4)-117(4)

水ロトム

157(252)-63-171(228)-129(28)-127-106

ハバタクカミ

151(164)-54-79(28)-198(196)-156(4)-170(116)

 



【構築経緯】 

S7は甘えるハバタクカミに強く、パオジアンにもテラス込みの耐性で抗うことが出来る負けん気ドドゲザン+拘りムーンフォースの一貫を切れ、イーユイの炎技に対する引先にもなるテツノドクガ+この2体に一貫する地面を無効に出来るポケモンの並びで構築を組んでいきました。

地面無効枠としてはボーマンダやカイリュー等色々なポケモンを試していましたが、最終的にはドドゲザンと組み合わせての対カイリュー性能、対ディンルーの安定感を評価してHB水ロトムとしました。

次に、ここまでの3体ではテツノツツミが重く、流行のイーユイ+ヘイラッシャの並びを崩すことが難しかったので、そこへのメタとしてチョッキハバタクカミを採用しました。

そして、ドドゲザンでは物理方面での崩し性能が不足していて、受けループを始めとする受け回しへの回答が無かったため、物理の崩し枠として、使い慣れた鉢巻イダイナキバを採用しました。

最後に、ここまでで低中速に固まってしまった構築の素早さを補い、ギミック構築全般へのメタにもなるトリックルーム呪いミミッキュを採用して構築が完成しました。

 

【個体紹介】 

1,ドドゲザン

テラスタイプ:炎

特性:負けん気

持ち物:食べ残し

技:ドゲザン/アイアンヘッド/不意打ち/剣の舞

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○臆病テツノツツミのハイドロポンプ食べ残し回復込み確定2耐え

○特化ハバタクカミのムーンフォース食べ残し回復込み乱数2発(1.9%)

○陽気鉢巻パオジアンの悪テラス噛み砕く食べ残し回復込み乱数3発(7.2%)

○B4振りテツノツツミをドゲザンで乱数2発(95.3%)

 

⭐︎解説

悪鋼複合の耐性を活かしたクッション兼エース枠としての採用です。技は非テラス時の性能が最も高くなるタイプ一致のドゲザン、アイアンヘッド+先制技の不意打ち+積み技の剣の舞としました。

テラスはフェアリー、炎技半減+鬼火無効の炎としました。地面抜群はマイナスポイントですが、水やフェアリーと比べて全く考慮されなくて強かったです。

持ち物は食べ残しです。調整に記載のように特殊物理両方で確定数がズレたり、不意打ちを透かされても回復していってアドを取れるので想像以上に使用感は良かったです。

テラスしたキバカミかドクガと合わせて拘りハバタクカミの一貫を切ったり、悪半減の耐性を活かしてイーユイをドクガ水ロトムと組み合わせて誤魔化したりと固有の耐性でなくてはならない存在でした。

 

2,テツノドクガ

テラスタイプ:水

特性:クォークチャージ

持ち物:ブーストエナジー

技:炎の舞/ヘドロウェーブ/テラバースト/身代わり

 

⭐︎調整



性格:控えめ(A↓C↑)

○一致イカサマを身代わりが最高乱数以外耐え

○クォークチャージ効率最大のC10n

○最速コノヨザル抜き

 

⭐︎解説

ドドゲザンと組み合わせてハバタクカミ、イーユイの一貫を切れる特殊エースとしての採用です。技は宿り木や塩漬け回避で特に活きる身代わり、タイプ一致の2W(積み技にもなる炎の舞、毒タイプの最大打点のヘドロウェーブ)、地面タイプやミラーで打つ水テラバーストとしました。

当初は対特殊の安定感を重視して突撃チョッキ型で使っていましたが、終盤のチオンジェンやキョジオーンの増加を受けて身代わりを持てるブーストエナジー型に変更しました。

水テラスにより終盤流行気味だったビルドイルカマンに対しても強く(水タイプへの打点がフェアリーテラバしかないが、テラスするとヘドウェで落とせる)、変更、採用は大正解でした。



 

3,イダイナキバ

テラスタイプ:鋼

特性:古代活性

持ち物:拘り鉢巻

技:地震/インファイト/アイアンヘッド/諸刃の頭突き

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○B4振りテツノツツミを地震で乱数1発(81.2%)

○無振りガブリアスをインファイトで乱数1発(81.2%)

○鋼テラス時臆病テツノツツミの水テラスハイドロポンプ乱数1発(12.5%)

 

⭐︎解説

使い慣れた物理の崩し枠。トリックルームの補助も受けて高火力を押し付けていきます。タイプ一致の地面技は連打する場面が多かったので耐久低下のデメリットのない地震、格闘技は最大火力のインファイトとし、サブウェポンはテラス時に一致となるアイアンヘッドと、地面格闘と相性補完の良い岩技で、HBカイリューの受け出しを許さない諸刃の頭突きとしました。

地面格闘が一貫しにくい技のため技選択が難しいポケモンですが、鋼テラスアイアンヘッドは一貫性の高い技なので、この技の採用により使用感が格段によくなりました。

テツノツツミと対面した際に引けない選出をしていることが多かったので、最低限ブーストツツミには居座る選択肢を持てるようDに厚い調整としました。

 

4,ミミッキュ

テラスタイプ:フェアリー

特性:化けの皮

持ち物:精霊プレート

技:じゃれつく/影うち/トリックルーム/呪い

 

⭐︎調整



性格:意地っ張り(A↑C↓)

○B109パオジアンをじゃれつくで乱数1発(93.7%)

○陽気珠パオジアンのつらら落としを皮ダメ込み最高乱数以外耐え

 

⭐︎解説

パーティ全体の素早さラインの低さを補うトリル要員としての採用です。技はコンセプトのトリックルーム、自主退場技兼ギミック対策の呪い、タイプ一致打点のじゃれつく、先制技の影うちとしました。テラスタイプは純粋な火力強化のフェアリーです。

持ち物の精霊プレートが珍しいですが、命の珠と異なり珠ダメで調整が崩れないので、じゃれつくでパオジアンを処理出来る火力と、珠パオジアンのつらら落としを耐える物理耐久を両立することが出来ます。

相方のトリルエースとしてはキバを選択することが多かったですが、他のポケモンも低中速で固まっているためトリルとシナジーがあり、ミミッキュの選出率は高かったです。

 

5,水ロトム

テラスタイプ:草

特性:浮遊

持ち物:ゴツゴツメット

技:ボルトチェンジ/ハイドロポンプ/イカサマ/鬼火

 

⭐︎調整



性格:図太い(A↓B↑)

○鉢巻パオジアンの特化悪テラス噛み砕く最高乱数以外耐え

○D4振りテツノツツミをボルトチェンジで乱数1発(87.5%)

 

⭐︎解説

ドドドクガと組ませる地面無効枠としての採用です。カイリューやディンルーが主な役割対象。技は対面操作技のボルトチェンジ、ディンルーに打つお祈り技のハイドロポンプ、物理を機能停止させる鬼火、龍の舞カイリューに対面負けないようにするイカサマとしました。

テラスタイプは草です。この構築全体で重めなキノガッサに対して、草テラスして後攻ボルトチェンジからキバドクガカミを着地させて縛る動きが出来ます。

環境トップのハバタクカミに隙を見せるのが弱いポイントですが、この構築ではドドドクガでカミをある程度厚めに対策出来ているので、臆することなく選出出来たのが良かったです。

 

6,ハバタクカミ

テラスタイプ:炎

特性:古代活性

持ち物:突撃チョッキ

技:ムーンフォース/シャドーボール/パワージェム/10万ボルト

 

⭐︎調整



性格:控えめ(A↓C↑)

○特化パオジアンの不意打ち確定耐え

○特化ハバタクカミのテラスムンフォ乱数2発(0.3%)

○C11n最大値/D4振りテツノツツミをムーンフォースで確定1発

○最速ガブリアス抜き

 

⭐︎解説

テツノツツミ対策、流行りのイーユイ+ヘイラッシャへのメタ枠としての採用です。技はタイプ一致の2Wとイーユイを始めとする炎タイプへの打点としてパワージェム、ヘイラッシャへの打点として10万ボルトとし、テラスタイプはミラーに強い+イーユイの炎技を半減に出来る炎としました。役割対象への遂行を意識した構成ですが、鋼タイプへの打点としてテラス時に一致となるマジカルフレイムが欲しい場面もあったので技構成は一考の余地ありです。

調整もスカーフの流用なので、チョッキ型では耐久や素早さが足りないと感じる場面がありました。少し火力が過剰と感じる場面が多かったので、ここから削ってBかSに回すべきだったかもしれません。(10万ボルト採用の時点でC198なくてもテツノツツミを落とせるので少し削れる)

 

【選出パターン】

++か++@1が多いですが、割と柔軟に変えてました。

テラスしたかとを組み合わせてハバタクカミの一貫を切ること、相手の構築にカイリューがいる場合にはストッパーとしてのどちらかを入れることは常に意識していました。

 

【最終結果と振り返り】 

※カクつきあり【SVS7最終23位】逆張りドドドクガ 最終日動画 https://youtu.be/4GB0lWwJgG0



S7は最終順位23位でした。(TNシェーン)

特に保存はせず潜り続けましたが、S5と同じ順位に収束しました。適正順位感。

 

構築内にドドドクガとキバミミの2軸が入ってしまい、まとめきれなかったのが敗因と考えてます。2軸の選出を合わせられれば全対応に近い形が取れましたが、時間経過+疲労と共に選出がブレていきゆるゆる落ちていきました。昔も同じ過ちを犯した記憶がありますが、どちらかに絞って特化すべきでした。

 

ここまで長文にお付き合い下さりありがとうございました。

csunny 210日前 読者になる




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